ラテ飼育格闘日記(440)
夏日のような数日が続いた。オトーサン的には雨の日より散歩しやすいと思っているが、やはり暑いのには弱い。それ以上に暑さに弱いラテと共に今年も秋口までバテずに元気で過ごせるように工夫をしなければならない。やはり基本はきちんと食べ、よく眠ることか…。
これからの季節は日の入りも遅くなり、明るい時間帯が長くて楽だが夕刻になっても気温が高い。したがってラテの健康も考慮して散歩に出る時間も冬場とは違い小一時間遅くに出かけるようになるが、次第に遠方には足を向けなくなってくる。したがって散歩で向かう先やルートも変更というか一工夫しなければならない。
時間帯が違い、ルートが違うと言うことは出会う人たちやワンコも違う可能性があるから、それはそれで楽しみではある…。

※ラテの笑顔は輝いている!
またオカーサンの仕事の都合で夜遅くに帰ることもあり、そうした日には近隣の駅までラテと共に迎えに行くことにしているが、これもまた散歩のメニューのひとつである。
そういえば先日その夜の散歩で大変印象的な、そして嬉しい出来事があった。

※散歩途中での一休み。ラテと歓談中(笑)
その日、オカーサンを迎えに懐中電灯といつもの散歩用バッグを肩から提げたオトーサンとラテはいそいそと駅に向かった。オカーサンからは「何時何分に着く」という通知が来ているのでそれに合わせて自宅を出る。駅までどの程度の時間がかかるかはすでに分かっているし、遅れては意味が無い反面、早く着きすぎて駅で長い間待つのも嫌だからオトーサンはそれなりに計算し調整しながら歩む…。
しかし我が娘は駅にオカーサンを迎えに行くというその事実は理解しているようだが、時間感覚にはまったく無頓着だ(笑)。大いにクンクンし、土手には駆け上がって遊びたがるし魅力的な臭いでもあるのか、時に駅方向には無縁な道にリードを引くときもある。したがってラテを連れつつ目算の時間に到着するのはなかなか大変だし難しいものだが大方は数分前に改札から離れた場所でラテと待つことになる。

※土の感触が好きなのか、斜面でオトーサンに「遊ぼう」と誘いかける
この時間はさすがに人通りは多くないが、それだけに一郭にワンコとオヤジがポツンと待っている姿は目立つのかも知れず、酔った勢いで近づくおっちゃんやラテに笑顔を向けながら通り過ぎるカップルなど、それはそれなりに面白い。ただし「可愛いわねぇ…」などと近寄って声をかけてくれるオバサンには目一杯吠えるのが玉に瑕だ。それに構内なので吠え声が響いて周りに迷惑をかけるからとオトーサンはリードを引きながらなるべく吠えさせないよう努力する…。

※犬好きのお年寄りが「素敵な顔してるわねぇ」と近づこうとするもラテは早くも吠え始める。お年寄りは残念そうに去って行く(笑)
目的の時間になり、電車が入ってきた音がする。オトーサンは改札の方を指さして「ほらオカーサン来るぞ」と注意を促すとラテは「ドコダドコダ…」と探す姿が可愛い(笑)。
その日もいつものようにこんな感じでオカーサンが改札から出て来るのを待っていたわけだが、オカーサンの姿を見つけるとそそくさと立ち上がってチューをしにいく。以前は大げさに吠えて喜びを表すこともあったが最近はその点静かなお迎えが多くなった。

※これまた久しぶりに駅上コンコースにあるカフェで一息入れるラテファミリー
さて、オカーサンと一緒に帰ろうとラテファミリーが歩き始めたとき後ろから「お久しぶりです!」という男性の声がかかった。
オトーサンが振り向く以前にラテが「ワオ〜ン、ワンワンワンワン」と吠え立てる。その五月蠅いこと…。
オトーサンはラテのリードを引きつつ振り返って声の主を確認した。すらりとした若い男性だ…。ラテは警戒して吠え続けるが…そのトーンが瞬間変わった。
一秒か二秒か…オトーサンはそれが友達ワンコのビーグル犬のオニーサンだということが分かるまで時間がかかってしまった。なぜならハリーちゃんとそのオカーサン(飼い主さん)とも半年ほどお目にかかってないが、記憶が確かならそのオニーサンとは2年近くもお会いしていなかったからだ。
オニーサンはラテが公園デビューした時には小学5年だったがそれから早くも9年近く経ったわけでその年代の子は成長が早く背丈は勿論顔つきも違ってくる。ハリーちゃんのオニーサンは確かに当時の面影は残っているが、オトーサンよりラテが先に気がついたようだ…。

※本当に久しぶりに出会ったハリーちゃん家のオニーサンだったが、オトーサンたちより早くラテは気づいたようだ
声をかけてくれた瞬間警戒の吠え声を数回上げたものの、オニーサンが座り込んでくれたこともあり臭いで分かったようだ。幼犬時代からずっと可愛がってくれたオニーサンだと認識した後はまあまあ大変な喜びように変わった。その変わりようは見ていて大変面白かった(笑)。
そもそもラテは子供の場合なら初対面でも警戒せず喜んですり寄るが大人の場合は男女どちらでもまず吠える。ハリーちゃんのオニーサンから声をかけられ警戒の叫び声を上げつつ、喜びの雄叫びに変わるその変わり身の早さと記憶の確かさにあらためてオトーサンは驚いたのだった。
これからの季節は日の入りも遅くなり、明るい時間帯が長くて楽だが夕刻になっても気温が高い。したがってラテの健康も考慮して散歩に出る時間も冬場とは違い小一時間遅くに出かけるようになるが、次第に遠方には足を向けなくなってくる。したがって散歩で向かう先やルートも変更というか一工夫しなければならない。
時間帯が違い、ルートが違うと言うことは出会う人たちやワンコも違う可能性があるから、それはそれで楽しみではある…。

※ラテの笑顔は輝いている!
またオカーサンの仕事の都合で夜遅くに帰ることもあり、そうした日には近隣の駅までラテと共に迎えに行くことにしているが、これもまた散歩のメニューのひとつである。
そういえば先日その夜の散歩で大変印象的な、そして嬉しい出来事があった。

※散歩途中での一休み。ラテと歓談中(笑)
その日、オカーサンを迎えに懐中電灯といつもの散歩用バッグを肩から提げたオトーサンとラテはいそいそと駅に向かった。オカーサンからは「何時何分に着く」という通知が来ているのでそれに合わせて自宅を出る。駅までどの程度の時間がかかるかはすでに分かっているし、遅れては意味が無い反面、早く着きすぎて駅で長い間待つのも嫌だからオトーサンはそれなりに計算し調整しながら歩む…。
しかし我が娘は駅にオカーサンを迎えに行くというその事実は理解しているようだが、時間感覚にはまったく無頓着だ(笑)。大いにクンクンし、土手には駆け上がって遊びたがるし魅力的な臭いでもあるのか、時に駅方向には無縁な道にリードを引くときもある。したがってラテを連れつつ目算の時間に到着するのはなかなか大変だし難しいものだが大方は数分前に改札から離れた場所でラテと待つことになる。

※土の感触が好きなのか、斜面でオトーサンに「遊ぼう」と誘いかける
この時間はさすがに人通りは多くないが、それだけに一郭にワンコとオヤジがポツンと待っている姿は目立つのかも知れず、酔った勢いで近づくおっちゃんやラテに笑顔を向けながら通り過ぎるカップルなど、それはそれなりに面白い。ただし「可愛いわねぇ…」などと近寄って声をかけてくれるオバサンには目一杯吠えるのが玉に瑕だ。それに構内なので吠え声が響いて周りに迷惑をかけるからとオトーサンはリードを引きながらなるべく吠えさせないよう努力する…。

※犬好きのお年寄りが「素敵な顔してるわねぇ」と近づこうとするもラテは早くも吠え始める。お年寄りは残念そうに去って行く(笑)
目的の時間になり、電車が入ってきた音がする。オトーサンは改札の方を指さして「ほらオカーサン来るぞ」と注意を促すとラテは「ドコダドコダ…」と探す姿が可愛い(笑)。
その日もいつものようにこんな感じでオカーサンが改札から出て来るのを待っていたわけだが、オカーサンの姿を見つけるとそそくさと立ち上がってチューをしにいく。以前は大げさに吠えて喜びを表すこともあったが最近はその点静かなお迎えが多くなった。

※これまた久しぶりに駅上コンコースにあるカフェで一息入れるラテファミリー
さて、オカーサンと一緒に帰ろうとラテファミリーが歩き始めたとき後ろから「お久しぶりです!」という男性の声がかかった。
オトーサンが振り向く以前にラテが「ワオ〜ン、ワンワンワンワン」と吠え立てる。その五月蠅いこと…。
オトーサンはラテのリードを引きつつ振り返って声の主を確認した。すらりとした若い男性だ…。ラテは警戒して吠え続けるが…そのトーンが瞬間変わった。
一秒か二秒か…オトーサンはそれが友達ワンコのビーグル犬のオニーサンだということが分かるまで時間がかかってしまった。なぜならハリーちゃんとそのオカーサン(飼い主さん)とも半年ほどお目にかかってないが、記憶が確かならそのオニーサンとは2年近くもお会いしていなかったからだ。
オニーサンはラテが公園デビューした時には小学5年だったがそれから早くも9年近く経ったわけでその年代の子は成長が早く背丈は勿論顔つきも違ってくる。ハリーちゃんのオニーサンは確かに当時の面影は残っているが、オトーサンよりラテが先に気がついたようだ…。

※本当に久しぶりに出会ったハリーちゃん家のオニーサンだったが、オトーサンたちより早くラテは気づいたようだ
声をかけてくれた瞬間警戒の吠え声を数回上げたものの、オニーサンが座り込んでくれたこともあり臭いで分かったようだ。幼犬時代からずっと可愛がってくれたオニーサンだと認識した後はまあまあ大変な喜びように変わった。その変わりようは見ていて大変面白かった(笑)。
そもそもラテは子供の場合なら初対面でも警戒せず喜んですり寄るが大人の場合は男女どちらでもまず吠える。ハリーちゃんのオニーサンから声をかけられ警戒の叫び声を上げつつ、喜びの雄叫びに変わるその変わり身の早さと記憶の確かさにあらためてオトーサンは驚いたのだった。
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