ラテ飼育格闘日記(441)
オトーサンにとって辛い1週間だった…。何故かといえば久しぶりにギックリ腰をやってしまったからだ。ギックリ腰の経験のある方ならお分かりの通り、その辛さは尋常ではない。足の膝が痛いとかマメが出来たといった類の痛さ辛さとは次元が違う…。
その前日の夕飯を食べているときだった。椅子に座った姿勢を正そうと腰を浮かしたその途端「しまった!」と思ったがすでに後の祭りである。腰の左側に激痛が走りまともに座っていられなくなった。それでも少し我慢して無理な姿勢をしないようにすれば緩和するかも知れないと淡い期待を持って静かにしていたが、残念ながらその後本格的なギックリ腰となってしまった。

※日向ぼっこは気持ちいい...と、ラテ
ラテと毎日歩くからか若い時に一時癖になった感があったギックリ腰も近年は幸いなことに本当に希となっていた。
ギックリ腰は日常の動作に注意を払うことで少しは防げるとは思うが、重いものを不注意に持ったからというあからさまな原因で発症するといった単純なものではない。クシャミひとつ、背伸びひとつでガクッとなってしまうときがあるわけで、一度発症すれば数日辛い目にあうことになってしまう。
ギックリ腰にも様々な症状があるのかも知れないが、私が一番これに悩んだのは40代の時だった。医者から運動不足を指摘されたこともあったが1度は新宿駅南口を腰が曲がったまま歩いていたときがあった…。しかし世の中というものは本当に皮肉なものでそうした時にこそ見られたくない知り合いに出会う(笑)。
しかし何とか格好をつけようにも曲がった腰を伸ばそうものなら激痛が襲ってしゃがみ込むしか方法がなくなるわけでこればかりはどうしようもないのだ。

※細い坂道をラテと歩む...
整形外科に行き腰に弛緩剤なのだろうか注射を打ってもらったこともあったが、忙しい時代でありともかく嵐が通り抜けるのを待つしか方法がなかった。それでも経験上、寝込んでじっとしているより辛くても少しずつ立ち上がったり歩いたりする方が早く直ることを覚えたのでギックリ腰になっても寝ていることはほとんどないが辛いものは辛いし痛いものは痛い…。
問題はラテの散歩だ。宿命(大げさだが)とはいえ、ギックリ腰だろうが何であろうが朝夕の散歩は欠かすわけにはいかない。事実ラテが我が家に来てから数度のギックリ腰に見舞われたが、ために散歩をサボったことはない…。まあ自慢するほどのことではなく粋がっているだけだが(笑)。
ともあれ左足の膝にはいつものようにサポーターを巻くと同時に腰を愛用?のコルセットで締め付けて出かけることになる。なんとか自分では姿勢を伸ばして歩いているつもりでも、フトお店のガラス窓やドアに映った自分の姿を見るとその哀れな格好に笑いが起きる(笑)。


※気に入ったワンコを見つけたのか、歩みを止めて期待がこもった笑顔と同時に雄叫びを上げるラテ
それでも翌日の朝は気持ち楽になった感じもあって朝の散歩は何とかノーマルに済ませたが、その日の夕方になるに連れまたまた痛みが酷くなってきた。
腰を簡易的なコルセットで締め付けているとはいえギックリ腰はギックリ腰だからして不安定なことこの上ない。本来なら普通に歩くのもシンドイのにラテのリードを引くのだから我ながら情けなくなってくる。しかし天気はまずまずなこともあってラテはいつもの通り元気に家を出た。

※時々ラテは「アタシ、ここを動かないわよ!」と道端に座り込む
無論オトーサンは走ったりは出来ないし腰にいたづらに力が加わらないよう気を付けているつもりだが、我が娘はオトーサンのそんな辛さなどどこ知る顔でいつもの道を直進する。オトーサンとしては何とか散歩を短く済ませたいと思っているものの現実にはなかなか難しい…。
しかし不思議なことが起こった。どうしたことかラテは10分位馴染みの歩道を直進したところで立ち止まり一休みしてから今来た道をUターンするではないか。無論しばらく歩いて来たその道を戻るといったことはまずラテにはないことだ。まさかオトーサンの体調が整っていないことを気遣ったわけではないと思うが、我が娘はそのまま自宅に戻ってしまったのである。
雨が降っていたわけでも、レインコートを着せていたわけでもなかった。天気はまずまずだったが気温もそんなに高くはなかったしUターン方向に好きなワンコがいたわけでもニャンコが横切ったわけでもなかった。また子供の姿があるわけでもなくオトーサンと喧嘩したわけでもないし思い当たることはなかったのに…である。
当初どこか具合でも悪いのかとも考えたが、表情からして体調が悪いわけではないようだ。スタスタとマンションのエントランスを上り、オトーサンがボタンを押し開いたエレベータに迷うことなく乗り込む娘の首っ玉をオトーサンはそっと抱きしめたのだった!
その前日の夕飯を食べているときだった。椅子に座った姿勢を正そうと腰を浮かしたその途端「しまった!」と思ったがすでに後の祭りである。腰の左側に激痛が走りまともに座っていられなくなった。それでも少し我慢して無理な姿勢をしないようにすれば緩和するかも知れないと淡い期待を持って静かにしていたが、残念ながらその後本格的なギックリ腰となってしまった。

※日向ぼっこは気持ちいい...と、ラテ
ラテと毎日歩くからか若い時に一時癖になった感があったギックリ腰も近年は幸いなことに本当に希となっていた。
ギックリ腰は日常の動作に注意を払うことで少しは防げるとは思うが、重いものを不注意に持ったからというあからさまな原因で発症するといった単純なものではない。クシャミひとつ、背伸びひとつでガクッとなってしまうときがあるわけで、一度発症すれば数日辛い目にあうことになってしまう。
ギックリ腰にも様々な症状があるのかも知れないが、私が一番これに悩んだのは40代の時だった。医者から運動不足を指摘されたこともあったが1度は新宿駅南口を腰が曲がったまま歩いていたときがあった…。しかし世の中というものは本当に皮肉なものでそうした時にこそ見られたくない知り合いに出会う(笑)。
しかし何とか格好をつけようにも曲がった腰を伸ばそうものなら激痛が襲ってしゃがみ込むしか方法がなくなるわけでこればかりはどうしようもないのだ。

※細い坂道をラテと歩む...
整形外科に行き腰に弛緩剤なのだろうか注射を打ってもらったこともあったが、忙しい時代でありともかく嵐が通り抜けるのを待つしか方法がなかった。それでも経験上、寝込んでじっとしているより辛くても少しずつ立ち上がったり歩いたりする方が早く直ることを覚えたのでギックリ腰になっても寝ていることはほとんどないが辛いものは辛いし痛いものは痛い…。
問題はラテの散歩だ。宿命(大げさだが)とはいえ、ギックリ腰だろうが何であろうが朝夕の散歩は欠かすわけにはいかない。事実ラテが我が家に来てから数度のギックリ腰に見舞われたが、ために散歩をサボったことはない…。まあ自慢するほどのことではなく粋がっているだけだが(笑)。
ともあれ左足の膝にはいつものようにサポーターを巻くと同時に腰を愛用?のコルセットで締め付けて出かけることになる。なんとか自分では姿勢を伸ばして歩いているつもりでも、フトお店のガラス窓やドアに映った自分の姿を見るとその哀れな格好に笑いが起きる(笑)。


※気に入ったワンコを見つけたのか、歩みを止めて期待がこもった笑顔と同時に雄叫びを上げるラテ
それでも翌日の朝は気持ち楽になった感じもあって朝の散歩は何とかノーマルに済ませたが、その日の夕方になるに連れまたまた痛みが酷くなってきた。
腰を簡易的なコルセットで締め付けているとはいえギックリ腰はギックリ腰だからして不安定なことこの上ない。本来なら普通に歩くのもシンドイのにラテのリードを引くのだから我ながら情けなくなってくる。しかし天気はまずまずなこともあってラテはいつもの通り元気に家を出た。

※時々ラテは「アタシ、ここを動かないわよ!」と道端に座り込む
無論オトーサンは走ったりは出来ないし腰にいたづらに力が加わらないよう気を付けているつもりだが、我が娘はオトーサンのそんな辛さなどどこ知る顔でいつもの道を直進する。オトーサンとしては何とか散歩を短く済ませたいと思っているものの現実にはなかなか難しい…。
しかし不思議なことが起こった。どうしたことかラテは10分位馴染みの歩道を直進したところで立ち止まり一休みしてから今来た道をUターンするではないか。無論しばらく歩いて来たその道を戻るといったことはまずラテにはないことだ。まさかオトーサンの体調が整っていないことを気遣ったわけではないと思うが、我が娘はそのまま自宅に戻ってしまったのである。
雨が降っていたわけでも、レインコートを着せていたわけでもなかった。天気はまずまずだったが気温もそんなに高くはなかったしUターン方向に好きなワンコがいたわけでもニャンコが横切ったわけでもなかった。また子供の姿があるわけでもなくオトーサンと喧嘩したわけでもないし思い当たることはなかったのに…である。
当初どこか具合でも悪いのかとも考えたが、表情からして体調が悪いわけではないようだ。スタスタとマンションのエントランスを上り、オトーサンがボタンを押し開いたエレベータに迷うことなく乗り込む娘の首っ玉をオトーサンはそっと抱きしめたのだった!
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