Apple Watchの傷と汚れの検証
Apple Watchを寝るとき以外毎日手首に巻いて早くも9週間が過ぎた。愛用のApple WatchはケースがシルバーアルミでガラスがIon-Xの38mmタイプである。今のところ毎日の使用に際してトラブルなどはないが、ケースや保護フィルムといったアイテムは使わず着用してきた。そのApple Watchを今回メンテのつもりで傷や汚れ具合を確認してみることにした。
ちょうど本原稿を書き始めた頃、タッチラボさんのサイトで「50日間でApple Watchに付いたキズの数々」という記事を見た。こちらはステンレスのボディだそうだが、結構細かな傷がついていた。では私のシルバーアルミニウムのボディはどうなのか...。

※愛用のApple Watchだが約8週間使ったところで傷や汚れを検証してみた
iPhoneとは違いApple Watchにケースや保護フィルム類は使わないことにしている。ただし別途レポートを記したがマイクロソリューションのCRYSTAL COAT PROを塗って素のままの形で日々を楽しんでいる。
さてもともと私は腕時計が好きなのでApple Watch以前にも何らかのものを左手首に付けて生活していたからApple Watchの装着感の良さも含めて何の違和感も感じないでいる。また意識の上に昇った際にはなるべく周りにぶつけるようなことを避ける気遣いもするが、日常のほとんどは過保護とはほど遠く、一般的な腕時計と同様の意識で愛用してきた。
したがって腕に、それも手首の外側に巻いている関係上、何らかの形で周囲のものと触れたり、場合によってはぶつけたりすることは避けられない。液晶面を割ったり本体が壊れるほどの衝撃はともかく、多少の傷は当然だと考えている...。
ということでこれまでガラス面が汚れた時にクロスで拭く程度のメンテしかやっていないかったApple Watchをあらためてじっくりと観察してみた。



※まずは各面を調べていくが、ここまでは汚れはともかく傷はないようだ【クリックで拡大】
まずはそのガラス面...液晶面だが目視の範囲では無傷のようだ。通常の利用においてIon-Xガラスは十分その役割を果たしてくれていることになる。
続いてアルミケースの表裏それぞれを4方向から仔細に確認を続けるがルーペーを使って見る限り、6時方向のガラスに接しているケースの縁に小さな傷を発見しただけだった。傷は擦ったというより堅い物にぶつけた感じで大げさに言うなら凹んだというより欠けた感じ...。ただしこのガラスの境界線に何かをぶつけたとするならガラス面にも同時に衝撃があったはずだが、前記したようにガラス面に傷はなかった。

※この面には赤い▲の箇所のみ小さな傷があった【クリックで拡大】
ひととおり確認した範囲では傷といえるものはその一点だけであり、酸化皮膜処理されたこのアルミケースは標準的な合金よりも60パーセントも強いとはアップルの弁だが、確かにに傷が付かない...付きにくいのかも知れない。
対して汚れは大別して2箇所が目立った。この9週間の間、数回ベルトを交換した際に気がついたがベルトとケースの縁、特に裏面は意外と汚れていることも分かった。そして裏面の円形センサーの縁にも手垢といった汚れが付着していた。

※手垢だろうか、センサー周辺が目立って汚れていた【クリックで拡大】
例えば愛犬の体を拭き、四つ脚を水で洗う際などにもApple Watchは外さずにいることもあってか、意外と傷より汚れが目立つことを知った次第...。特に肌に触れる裏面は汗をかいたりもするからだろう。さらにフルオロエラストマー製のスポーツバンドだが、丈夫で装着感も抜群だが、これまた新品の時と比べれば全体が少々くすんだ感じを受ける。
この際だからと取り外し、ベルト全体を拭き掃除したが、バンドのエンドピースを取り付ける溝の周りも結構綿埃で汚れていることも分かった。

※バンドのエンドピースを取り付ける溝の周りも綿埃で汚れていた【クリックで拡大】
ということでApple Watch本体は別としてバンドの微細な汚れは拭いて済むとは思えなかったので超音波洗浄機で洗ってみた。超音波洗浄機の中に水を浸し、中性洗剤を1,2滴垂らしてバンドを沈めて5分ほどスイッチを入れる。愛用の超音波洗浄機はメガネの洗浄用にと昔手に入れたものだが、これならバンドの子穴のひとつひとつまで超音波の振動による目に見えない気泡(キャビテーション)がはじける瞬間の衝撃波が手のとどかない微細なすき間の汚れまで落としてくれるからだ。
したがって布やブラシ、水流では容易に落ちない汚れまで取り除いてくれる。

※フルオロエラストマー製のスポーツバンドを超音波洗浄機で洗った
ともあれ今回の検証で個人的な事ながらApple Watchの傷や汚れの傾向が分かったような気がして今後は毎日のメンテナンスに注視しようと思っている。
ちょうど本原稿を書き始めた頃、タッチラボさんのサイトで「50日間でApple Watchに付いたキズの数々」という記事を見た。こちらはステンレスのボディだそうだが、結構細かな傷がついていた。では私のシルバーアルミニウムのボディはどうなのか...。

※愛用のApple Watchだが約8週間使ったところで傷や汚れを検証してみた
iPhoneとは違いApple Watchにケースや保護フィルム類は使わないことにしている。ただし別途レポートを記したがマイクロソリューションのCRYSTAL COAT PROを塗って素のままの形で日々を楽しんでいる。
さてもともと私は腕時計が好きなのでApple Watch以前にも何らかのものを左手首に付けて生活していたからApple Watchの装着感の良さも含めて何の違和感も感じないでいる。また意識の上に昇った際にはなるべく周りにぶつけるようなことを避ける気遣いもするが、日常のほとんどは過保護とはほど遠く、一般的な腕時計と同様の意識で愛用してきた。
したがって腕に、それも手首の外側に巻いている関係上、何らかの形で周囲のものと触れたり、場合によってはぶつけたりすることは避けられない。液晶面を割ったり本体が壊れるほどの衝撃はともかく、多少の傷は当然だと考えている...。
ということでこれまでガラス面が汚れた時にクロスで拭く程度のメンテしかやっていないかったApple Watchをあらためてじっくりと観察してみた。



※まずは各面を調べていくが、ここまでは汚れはともかく傷はないようだ【クリックで拡大】
まずはそのガラス面...液晶面だが目視の範囲では無傷のようだ。通常の利用においてIon-Xガラスは十分その役割を果たしてくれていることになる。
続いてアルミケースの表裏それぞれを4方向から仔細に確認を続けるがルーペーを使って見る限り、6時方向のガラスに接しているケースの縁に小さな傷を発見しただけだった。傷は擦ったというより堅い物にぶつけた感じで大げさに言うなら凹んだというより欠けた感じ...。ただしこのガラスの境界線に何かをぶつけたとするならガラス面にも同時に衝撃があったはずだが、前記したようにガラス面に傷はなかった。

※この面には赤い▲の箇所のみ小さな傷があった【クリックで拡大】
ひととおり確認した範囲では傷といえるものはその一点だけであり、酸化皮膜処理されたこのアルミケースは標準的な合金よりも60パーセントも強いとはアップルの弁だが、確かにに傷が付かない...付きにくいのかも知れない。
対して汚れは大別して2箇所が目立った。この9週間の間、数回ベルトを交換した際に気がついたがベルトとケースの縁、特に裏面は意外と汚れていることも分かった。そして裏面の円形センサーの縁にも手垢といった汚れが付着していた。

※手垢だろうか、センサー周辺が目立って汚れていた【クリックで拡大】
例えば愛犬の体を拭き、四つ脚を水で洗う際などにもApple Watchは外さずにいることもあってか、意外と傷より汚れが目立つことを知った次第...。特に肌に触れる裏面は汗をかいたりもするからだろう。さらにフルオロエラストマー製のスポーツバンドだが、丈夫で装着感も抜群だが、これまた新品の時と比べれば全体が少々くすんだ感じを受ける。
この際だからと取り外し、ベルト全体を拭き掃除したが、バンドのエンドピースを取り付ける溝の周りも結構綿埃で汚れていることも分かった。

※バンドのエンドピースを取り付ける溝の周りも綿埃で汚れていた【クリックで拡大】
ということでApple Watch本体は別としてバンドの微細な汚れは拭いて済むとは思えなかったので超音波洗浄機で洗ってみた。超音波洗浄機の中に水を浸し、中性洗剤を1,2滴垂らしてバンドを沈めて5分ほどスイッチを入れる。愛用の超音波洗浄機はメガネの洗浄用にと昔手に入れたものだが、これならバンドの子穴のひとつひとつまで超音波の振動による目に見えない気泡(キャビテーション)がはじける瞬間の衝撃波が手のとどかない微細なすき間の汚れまで落としてくれるからだ。
したがって布やブラシ、水流では容易に落ちない汚れまで取り除いてくれる。

※フルオロエラストマー製のスポーツバンドを超音波洗浄機で洗った
ともあれ今回の検証で個人的な事ながらApple Watchの傷や汚れの傾向が分かったような気がして今後は毎日のメンテナンスに注視しようと思っている。
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