ラテ飼育格闘日記(298)
アトピーによる症状を抑制するため内服薬3種を飲み始めてから1週間経った。残念ながらピタリと治る…というわけにはいかないものの、身体を掻きむしる頻度は多少は少なくなってきたように思う。また夕食後など、これまですぐに出窓のタタキなどで横になっていたラテが「ワンワン!」と吠え、遊びを要求するようになった。元気が出て来たのかも知れない。
薬を飲めば、たちどころに効果が表れ…というわけにはいかないことを知りつつも、一日も早くラテが痒みを気にせずに生活できるようになって欲しいと願うばかりだ。
あれほど綺麗な毛並みを誇っていた?ラテも特に両後ろ足は見るからにボロボロで毛が抜け、黒くなった皮膚が出ているといったありさま。そして太ももの両外側も囓った後は明らかだし、前足脇の下はまだ赤い。そして顎や両頬、時に瞼の周りが後ろ足で掻いたために出血したり色変わりしている箇所がある。

※痒いから睡眠不足気味でちょっと夏バテかなあ...
そんなラテだが、この1週間は猛暑が続いた時期と比べると朝夕は多少動きやすくなり、風が出てくると涼しいと感じるときがある。だからかも知れないが、ラテの散歩も一時よりは長く歩くようになってきた。一時はあれほど好んで向かった駅前のカフェにも足を向けず、自宅の近所をアホみたいにぐるぐると回って時間を潰すことが多くなっていたから、散歩の意欲が出できたことは良いことだ。
ただし以前のように15数分ほど先にある公園に向かうことはほとんどなくなってしまった。公園に行けば少なからず友達ワンコや大好きな飼い主さんたちにもに会える確率が高くなるはずだが、オトーサンも以前のように無理矢理リードを引いて公園に向かうことは止めているからだ。それは医者から「できるだけ草むらに入れないように」と言われているからである。
担当医の若い医者曰く、自身が飼っているワンコもアトピーで薬を飲んでいるらしいが、犬のためにと草むらには一切入れないことにしているという。
彼がどんな地域、場所に住んでいるかは知らないが、オトーサンたちの住居の周りは緑が多いことがひとつの特長でもあり、本来ならワンコを散歩させるには最良の土地柄だといえる。
なにしろ春は満天の桜、夏はむせるような緑、そして秋は燃えるような紅葉を名所に行かずに楽しめる場所なのだ。野鳥はもとより鶯の鳴き声も豊富に聞くことが出来る。
そうした場所ではあるが無論車道だけを通れば、草むらに入らないで済む理屈だが、それでも道の両端には雑草が生い茂っているのが普通だからして草むらに触れずに散歩するのはほとんど無理ではある。それでもオトーサンは公園に行けばその芝生に腹ばいになるであろうラテを心配して一段落するまではなるべく一面芝生…といった場所には連れて行かないようにと心がけているわけだ。

※夕方の散歩では盆踊りの真っ最中に出会った
そうした制約を考えれば、残念ながらラテの意志通りに歩かせるわけにもいかない。冬の時期を迎えれば、草木が原因のアトピーなら楽になっていくはずだというし、それまでは友達ワンコに会えないのは寂しいが、なるべく身体が痒くならないようにと努力をしなければならない。
本来、我が娘は手のかからないワンコだと思っている。アトピーを別にすれば太めではあるが健康だし、いわゆる問題行動をやらかすようなワンコではない。
日中もオトーサンがかまわなければそのほとんどを静かに寝て過ごすか、出窓のタタキに陣取り、道行く人やワンコ連れに向かって吠えたてる程度だ(笑)。歩いている人たちの中には「あら、窓からワンコが挨拶してるわよ」とわざわざ手を振ってくださる人もいる。
かといって所構わず吠え続けるわけではないし、夜に五月蠅く泣くこともない。
朝夕一日2回の散歩と、日中にラテが興に乗ったときオトーサンはしばらく室内でボール遊びに付き合ってあげる程度で後は1人でボールを咥えてグシャグシャと噛み、それを首を振って放り投げては追いかけ、前足ではじいてまたまた追いかける…といったひとり遊びに興じている。

※オトーサンが持っているボールに熱い視線を送るラテ
ラテはオトーサンたちに上手に依存するも、独立心が強いワンコのように思える。独自のパーソナリティを持ち、持ち前の好奇心と臆病さの入り交じった性格で人間は勿論、ワンコたちに接する。
最初の頃は、ワンコたちより人間…特に子供たちを好む傾向にワンコとしては些か困った性向だと思っていたオトーサンだが、最近ではそれはラテのキャラクターなんだと考えるようになった。

※こうした写真でも後ろ足が脱毛し変色しているのが分かる...
行き交う多くの飼い主さんたちに挨拶をする際、お話しをお聞きしてきたあれこれをまとめると、やはりペットショップで求めたワンコと多少でもノラを体験したワンコではトラウマも含めて、社会性の形成に必要な時期の過ごし方が違うわけだからその気質にも違いが生じているように思う。
ラテにしても僅かな期間だったかも知れないものの、人に100%依存しない性向は野良犬時代に培われたものなのかも知れない。ただし「遊ぼう」のポーズなどを含めてワンコ同士とコミュニケーションする社会性は持っているので、ワンコとして一番大切な時期には母犬かあるいは兄妹犬らと一緒だったに違いないとオトーサンは考えているのだが…。
したがってアトピーさえ克服出来れば、ラテはオトーサンたちにとって理想のパートナーなのだが、さて薬の効果が出てくれると嬉しいのだが…。
薬を飲めば、たちどころに効果が表れ…というわけにはいかないことを知りつつも、一日も早くラテが痒みを気にせずに生活できるようになって欲しいと願うばかりだ。
あれほど綺麗な毛並みを誇っていた?ラテも特に両後ろ足は見るからにボロボロで毛が抜け、黒くなった皮膚が出ているといったありさま。そして太ももの両外側も囓った後は明らかだし、前足脇の下はまだ赤い。そして顎や両頬、時に瞼の周りが後ろ足で掻いたために出血したり色変わりしている箇所がある。

※痒いから睡眠不足気味でちょっと夏バテかなあ...
そんなラテだが、この1週間は猛暑が続いた時期と比べると朝夕は多少動きやすくなり、風が出てくると涼しいと感じるときがある。だからかも知れないが、ラテの散歩も一時よりは長く歩くようになってきた。一時はあれほど好んで向かった駅前のカフェにも足を向けず、自宅の近所をアホみたいにぐるぐると回って時間を潰すことが多くなっていたから、散歩の意欲が出できたことは良いことだ。
ただし以前のように15数分ほど先にある公園に向かうことはほとんどなくなってしまった。公園に行けば少なからず友達ワンコや大好きな飼い主さんたちにもに会える確率が高くなるはずだが、オトーサンも以前のように無理矢理リードを引いて公園に向かうことは止めているからだ。それは医者から「できるだけ草むらに入れないように」と言われているからである。
担当医の若い医者曰く、自身が飼っているワンコもアトピーで薬を飲んでいるらしいが、犬のためにと草むらには一切入れないことにしているという。
彼がどんな地域、場所に住んでいるかは知らないが、オトーサンたちの住居の周りは緑が多いことがひとつの特長でもあり、本来ならワンコを散歩させるには最良の土地柄だといえる。
なにしろ春は満天の桜、夏はむせるような緑、そして秋は燃えるような紅葉を名所に行かずに楽しめる場所なのだ。野鳥はもとより鶯の鳴き声も豊富に聞くことが出来る。
そうした場所ではあるが無論車道だけを通れば、草むらに入らないで済む理屈だが、それでも道の両端には雑草が生い茂っているのが普通だからして草むらに触れずに散歩するのはほとんど無理ではある。それでもオトーサンは公園に行けばその芝生に腹ばいになるであろうラテを心配して一段落するまではなるべく一面芝生…といった場所には連れて行かないようにと心がけているわけだ。

※夕方の散歩では盆踊りの真っ最中に出会った
そうした制約を考えれば、残念ながらラテの意志通りに歩かせるわけにもいかない。冬の時期を迎えれば、草木が原因のアトピーなら楽になっていくはずだというし、それまでは友達ワンコに会えないのは寂しいが、なるべく身体が痒くならないようにと努力をしなければならない。
本来、我が娘は手のかからないワンコだと思っている。アトピーを別にすれば太めではあるが健康だし、いわゆる問題行動をやらかすようなワンコではない。
日中もオトーサンがかまわなければそのほとんどを静かに寝て過ごすか、出窓のタタキに陣取り、道行く人やワンコ連れに向かって吠えたてる程度だ(笑)。歩いている人たちの中には「あら、窓からワンコが挨拶してるわよ」とわざわざ手を振ってくださる人もいる。
かといって所構わず吠え続けるわけではないし、夜に五月蠅く泣くこともない。
朝夕一日2回の散歩と、日中にラテが興に乗ったときオトーサンはしばらく室内でボール遊びに付き合ってあげる程度で後は1人でボールを咥えてグシャグシャと噛み、それを首を振って放り投げては追いかけ、前足ではじいてまたまた追いかける…といったひとり遊びに興じている。

※オトーサンが持っているボールに熱い視線を送るラテ
ラテはオトーサンたちに上手に依存するも、独立心が強いワンコのように思える。独自のパーソナリティを持ち、持ち前の好奇心と臆病さの入り交じった性格で人間は勿論、ワンコたちに接する。
最初の頃は、ワンコたちより人間…特に子供たちを好む傾向にワンコとしては些か困った性向だと思っていたオトーサンだが、最近ではそれはラテのキャラクターなんだと考えるようになった。

※こうした写真でも後ろ足が脱毛し変色しているのが分かる...
行き交う多くの飼い主さんたちに挨拶をする際、お話しをお聞きしてきたあれこれをまとめると、やはりペットショップで求めたワンコと多少でもノラを体験したワンコではトラウマも含めて、社会性の形成に必要な時期の過ごし方が違うわけだからその気質にも違いが生じているように思う。
ラテにしても僅かな期間だったかも知れないものの、人に100%依存しない性向は野良犬時代に培われたものなのかも知れない。ただし「遊ぼう」のポーズなどを含めてワンコ同士とコミュニケーションする社会性は持っているので、ワンコとして一番大切な時期には母犬かあるいは兄妹犬らと一緒だったに違いないとオトーサンは考えているのだが…。
したがってアトピーさえ克服出来れば、ラテはオトーサンたちにとって理想のパートナーなのだが、さて薬の効果が出てくれると嬉しいのだが…。
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