ラテ飼育格闘日記(447)
ワンコの中には同類のワンコたちより人間の方が好きだという場合が多々あるという。一匹の犬にとって仲間というか、同類の生き物たちと仲良く共存して生きるのは基本中の基本だと思うし、そうした中からワンコとしての社会性を学んでいくに違いない。とはいえラテはどちらかといえばワンコより人間の方が好きなのだ...。
こうした論を展開するとよく「そりゃあ、仲間の犬は餌やオヤツはくれないから人間になびくのは当然だ」という人たちもいる。頭の中のほとんどが "食べ物" で埋まっているというワンコだからして(笑)その傾向は否定しないが、それはあまりにワンコを馬鹿にした考え方だ。

※ラテの笑顔はなによりの宝です!
例えばラテが好んで近づき、遊びたいと考えているであろう小学生の子供たちは当然のことながらワンコのオヤツなど持ってはいない。さらにラテがお馴染みの飼い主さんたちの中でも特に好きなマキちゃんのオカーサンやハリーちゃんのオカーサン、あるいはボビーちゃんのオトーサンたちはオヤツでワンコを釣ろうとする方たちではない。純粋にラテを可愛がってくださり、甘えさせてくださる飼い主さんたちだ。
同じ意味で現在近所にお住まいのアンリちゃんのオカーサンやリアンちゃんのオカーサンも同様でやはり体中から「ワンコ大好き」光線が発せられているというか、ラテに限らずワンコたちに好かれる何かをお持ちなのだと感じる。
これらの方々にお会いした場合、ラテのリードはオトーサンが引いているし、その方たちが連れているワンコたちの手前もあるからラテの思うようには動けないようにするものの、もしノーリードで事情が許されるならラテは飛びつき、抱きついて顔中舐め回そうとするに違いない。そうした喜びようなのだ...。
ラテは初対面を含む子供たちやお馴染みの飼い主さん以外には気を許さないからそうした喜びようがよけいに目立つが、例えば子供たちにしても初対面の子供とラテが幼犬時代から可愛がってくれた子供たち(今では中学・高校・大学・社会人になっているが)とでは対応が少し違う。したがってラテなりにランクがあるようにも思える(笑)。
初めて会った子供たちが手を差し伸べてくれたり、ちょっと怖々撫でてくれる時には尻尾をお尻ごと振りつつ静かに近づく。そして体を押しつけたり子供たちが座り込んでくれれば顔を舐めようとするが、その姿はオトーサンから見ると些か抑制がかかっているように感じる。ラテも多少は様子見...といった部分があるのかも知れない。

※1週間前に出会った初対面の子供たちと...。女子の輝いている笑顔を見ているとオトーサンも嬉しくなる
これが前記したお気に入りの飼い主さんたちだと接し方にリズム感が加わる。ワンコ特有の遊びのポーズをしつつ、大げさにいえばピョンピョンといったステップを踏みながら満面の笑顔で近づきこれまた顔を舐めようとするし、許されれば抱きつこうとする。またその足元や座っている膝元に入り込もうとする。さらに興奮度が高まると「ウォ~ン、ワンワン」と雄叫びを上げる。
この雄叫びはよほどワンコ好きでないと「吠えられた」と思うかも知れず、子供たちに対して時に実行すればほぼ100%逃げられる(笑)。
しかし親バカではあるが本当のワンコ好きにはラテの歓迎...喜びぶりはたまらないと思う。オトーサンがラテのリードを持っていなければそうした立場になってみたいと思うが、ラテは残念ながらそうした行為をオトーサンに対してはほとんど行わないのがちょっと寂しいのだが...。
先日夕方の散歩で馴染みの線路沿いの道を歩き始めた。その道の右側は住宅街でありお馴染みの飼い主さんがワンコを連れて門から出てくるシーンにぶつかる場合がある。それを知っているラテはお宅を少し通り過ぎた道路の真ん中で振り向き、座り込んだ...。
その意図は丸見えだ(笑)。ワンコと会いたいのではなくその家の飼い主さんと会いたいのだ。まるでストーカーワンコである。
しかしいくら何でもタイミングよく飼い主さんが家から出てくるはずもないからとオトーサンはラテのリードを軽く引き「ラテ、行くよ!」と声をかけたがラテは執拗に動こうとはしない。困ったなあと苦笑したそのとき、門が開いてその飼い主さんが出て来られたのだ。散歩ではなく玄関先になにか用事があったのだと思うが、ラテはそうした気配を察したのか?

※ラテはお気に入りの飼い主さんの家の前で座り込む(笑)。しかしその時には偶然にそのリアンちゃんのオカーサンが玄関から顔を出されたのでラテは驚喜する
飼い主さんもラテが座り込んで見ている事に気づき、「ラテちゃん!」と声をかけてくださったが、ラテも「オ~ン!」と挨拶とも喜びとも取れる雄叫びを上げてリードを強く引き近づきたいという意志を示した。仕方がないのでオトーサンは「申し訳ありません」と言い訳をしつつラテを近づけさせてもらったが、ラテ至福のひとときに違いなかった。
さらにその数日後、これまた夕方の散歩に出た途端に近所のマンションに住んでいらっしゃる柴犬の飼い主さんに出会った。そのワンコ...アンリちゃんとはこの近隣でラテが唯一遊びのポーズを取るワンコだが、なによりもその飼い主さんが大好きなのだ。雄叫びを上げ、遊ぼうと誘うポーズを繰り返しながら喜びを表すラテを見ていたオトーサンだが、思えば実に幸せなワンコに違いない。

※アンリちゃんのオカーサンに喜びを伝えるラテ
ワンコ同士より人間の好きな…正直困った我が娘は大げさと思えるほど外面が良い。しかしその喜びの表情を見ていたらラテをお世話くださった時にボランティアの方のアドバイスを思い出した。
2006年12月のメールだったが「(ラテは)甘え上手な子ですので、ラテの罠に掛からないようお気をつけてください(笑)。」と…。すでにオトーサンたちはラテマジックにどっぷりとはまってしまったということか(笑)。
こうした論を展開するとよく「そりゃあ、仲間の犬は餌やオヤツはくれないから人間になびくのは当然だ」という人たちもいる。頭の中のほとんどが "食べ物" で埋まっているというワンコだからして(笑)その傾向は否定しないが、それはあまりにワンコを馬鹿にした考え方だ。

※ラテの笑顔はなによりの宝です!
例えばラテが好んで近づき、遊びたいと考えているであろう小学生の子供たちは当然のことながらワンコのオヤツなど持ってはいない。さらにラテがお馴染みの飼い主さんたちの中でも特に好きなマキちゃんのオカーサンやハリーちゃんのオカーサン、あるいはボビーちゃんのオトーサンたちはオヤツでワンコを釣ろうとする方たちではない。純粋にラテを可愛がってくださり、甘えさせてくださる飼い主さんたちだ。
同じ意味で現在近所にお住まいのアンリちゃんのオカーサンやリアンちゃんのオカーサンも同様でやはり体中から「ワンコ大好き」光線が発せられているというか、ラテに限らずワンコたちに好かれる何かをお持ちなのだと感じる。
これらの方々にお会いした場合、ラテのリードはオトーサンが引いているし、その方たちが連れているワンコたちの手前もあるからラテの思うようには動けないようにするものの、もしノーリードで事情が許されるならラテは飛びつき、抱きついて顔中舐め回そうとするに違いない。そうした喜びようなのだ...。
ラテは初対面を含む子供たちやお馴染みの飼い主さん以外には気を許さないからそうした喜びようがよけいに目立つが、例えば子供たちにしても初対面の子供とラテが幼犬時代から可愛がってくれた子供たち(今では中学・高校・大学・社会人になっているが)とでは対応が少し違う。したがってラテなりにランクがあるようにも思える(笑)。
初めて会った子供たちが手を差し伸べてくれたり、ちょっと怖々撫でてくれる時には尻尾をお尻ごと振りつつ静かに近づく。そして体を押しつけたり子供たちが座り込んでくれれば顔を舐めようとするが、その姿はオトーサンから見ると些か抑制がかかっているように感じる。ラテも多少は様子見...といった部分があるのかも知れない。

※1週間前に出会った初対面の子供たちと...。女子の輝いている笑顔を見ているとオトーサンも嬉しくなる
これが前記したお気に入りの飼い主さんたちだと接し方にリズム感が加わる。ワンコ特有の遊びのポーズをしつつ、大げさにいえばピョンピョンといったステップを踏みながら満面の笑顔で近づきこれまた顔を舐めようとするし、許されれば抱きつこうとする。またその足元や座っている膝元に入り込もうとする。さらに興奮度が高まると「ウォ~ン、ワンワン」と雄叫びを上げる。
この雄叫びはよほどワンコ好きでないと「吠えられた」と思うかも知れず、子供たちに対して時に実行すればほぼ100%逃げられる(笑)。
しかし親バカではあるが本当のワンコ好きにはラテの歓迎...喜びぶりはたまらないと思う。オトーサンがラテのリードを持っていなければそうした立場になってみたいと思うが、ラテは残念ながらそうした行為をオトーサンに対してはほとんど行わないのがちょっと寂しいのだが...。
先日夕方の散歩で馴染みの線路沿いの道を歩き始めた。その道の右側は住宅街でありお馴染みの飼い主さんがワンコを連れて門から出てくるシーンにぶつかる場合がある。それを知っているラテはお宅を少し通り過ぎた道路の真ん中で振り向き、座り込んだ...。
その意図は丸見えだ(笑)。ワンコと会いたいのではなくその家の飼い主さんと会いたいのだ。まるでストーカーワンコである。
しかしいくら何でもタイミングよく飼い主さんが家から出てくるはずもないからとオトーサンはラテのリードを軽く引き「ラテ、行くよ!」と声をかけたがラテは執拗に動こうとはしない。困ったなあと苦笑したそのとき、門が開いてその飼い主さんが出て来られたのだ。散歩ではなく玄関先になにか用事があったのだと思うが、ラテはそうした気配を察したのか?

※ラテはお気に入りの飼い主さんの家の前で座り込む(笑)。しかしその時には偶然にそのリアンちゃんのオカーサンが玄関から顔を出されたのでラテは驚喜する
飼い主さんもラテが座り込んで見ている事に気づき、「ラテちゃん!」と声をかけてくださったが、ラテも「オ~ン!」と挨拶とも喜びとも取れる雄叫びを上げてリードを強く引き近づきたいという意志を示した。仕方がないのでオトーサンは「申し訳ありません」と言い訳をしつつラテを近づけさせてもらったが、ラテ至福のひとときに違いなかった。
さらにその数日後、これまた夕方の散歩に出た途端に近所のマンションに住んでいらっしゃる柴犬の飼い主さんに出会った。そのワンコ...アンリちゃんとはこの近隣でラテが唯一遊びのポーズを取るワンコだが、なによりもその飼い主さんが大好きなのだ。雄叫びを上げ、遊ぼうと誘うポーズを繰り返しながら喜びを表すラテを見ていたオトーサンだが、思えば実に幸せなワンコに違いない。

※アンリちゃんのオカーサンに喜びを伝えるラテ
ワンコ同士より人間の好きな…正直困った我が娘は大げさと思えるほど外面が良い。しかしその喜びの表情を見ていたらラテをお世話くださった時にボランティアの方のアドバイスを思い出した。
2006年12月のメールだったが「(ラテは)甘え上手な子ですので、ラテの罠に掛からないようお気をつけてください(笑)。」と…。すでにオトーサンたちはラテマジックにどっぷりとはまってしまったということか(笑)。
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