「MACINTOSH」 ライセンス・プレート考
私は車の運転ができないという今どき珍しい人種だから当然のこと車のあれこれに関しての知識は持っていない。その車音痴が何故カリフォルニア州のライセンス・プレート(ナンバー・プレート)など入手したのかといえばそこに “MACINTOSH” とあるからだ。そういえばこの種のライセンス・プレートもコレクションの対象になっているようで、物によってはかなりのプレミアム価格がつくものらしい。
アメリカのナンバープレート...すなわちライセンス・プレートは見るからに日本のそれよりカッコイイ。
どうも漢字や平仮名などが入るとデザイン性は薄れ、ただただ実用面からの仕様になっているように思えるからだが、それでも最近はナンバー取得に際して希望ナンバーが選択できるようになったりしているようだ。しかし米国はそれよりはるかに自由度があるという。
それは通常各州の...日本で言う陸運局に相当するところが発行するものだけでなく、各州によってデザインされたいわゆるオプション・プレートを取得することもでき、さらに “Personalized License Place” として別料金を支払えば自分の好きな文字や数字(2~7文字の組み合わせ)を採用することができることが知られている。それが各種の資金集めに貢献する仕組みにもなっているという。
まあ、この種のライセンス・プレートはコレクションの対象になっていることでもあり、詳しい方が沢山おられることだと思う。したがってにわか仕立ての知識で知ったかぶりをするとボロが出るのでやめておくが、ともかくそのライセンス・プレートには多々所有者のアイデンティティを表すオリジナリティ豊かなものとなる。
例えばMacintoshの開発者の一人で“ソフトウェアウィザード”と称されていたアンディ・ハーツフェルド所有BMWのライセンスプレートは “MAC WIZ” だったし、Appleの創業者のひとりでApple II の開発者スティーブ・ウォズニアックのライセンス・プレートはその昔 “APPLE II” だったという。ただし現在は“WOZ” のようだ。
またAppleを辞めBeを設立したジャン=ルイ・ガッセーのナンバープレートは “GEEK OK” だったという。そして極めつけはスティーブ・ジョブズだが、彼の乗るシルバーのメルセデス SL55 にはナンバーが入っていなかった...。
ライセンス・プレートは米国の場合、各州ごとにデザインが違うだけでなく何年か毎に変更になるようだ。この「何年の何州のデザインはどんなもの?」という疑問に応えてくれるサイト「ACME LICENSE MAKER」があるので確認することができる。
手元のライセンス・プレートはかなり前に入手したものだが、実はレプリカであり本物ではない。したがって国内は勿論米国でもこれをつけて公道を走ることは出来ない。またサイズは6 x 12インチほどのサイズでアルミニウム製。標準サイズのライセンスプレート・ホルダーにフィットするように出来てはいるものの作りはアルミプレートにプリントしただけの安易な作りで、それさえすぐに剥がれてしまいそうだ(笑)。
しかしそこに“MACINTOSH” とあるからには...当研究所のドアにでも貼っておこうと考えたわけだがまったくの洒落、お遊びでありアップルグッズ感覚である。

※まあ、よく見れば少々チープな作りではあるが、当研究所のドアにでも貼っておこうか...
洒落...といえばプレート左上にある “JAN”および右上にある “年号” だ。この位置に貼られるシールは本来登録税を支払った年月を表すようだが、このプレートの年は1984年の1月そしてシリアルナンバーの “01241984”は無論Macintoshが発表された年月日を意味しているわけだ。
文字数制限などの関係からもこの “MACINTOSH” と表したライセンスプレートがカリフォルニア州で実際に存在することはないはずだが、きっと“MAC××××” といったナンバーは沢山あるに違いないし "iPhone" とか "iPad" をあしらったものもあるに違いない。そして前記「ACME LICENSE MAKER」でカリフォルニア州のデザイン的なことを調べてみると1969年から1983年まで使われたデザインでは手元のプレートのような「ブルーライセンスプレート」などと呼ばれるものがあるようだ。
したがって正確にはMacintoshが登場した1984年1月以降に申請した場合のプレートデザインではないが、濃いブルーの背景にイエローの文字はカリフォルニアのイメージに似合っているように思えて私には好ましい。
この種のカリフォルニア州の「ブルーライセンスプレート」の本物はオークションなどで見ることが出来るが、出来ることなら“MacBook”とか “iMac”だなんていう本物のライセンスプレートが欲しいものだ(笑)。
アメリカのナンバープレート...すなわちライセンス・プレートは見るからに日本のそれよりカッコイイ。
どうも漢字や平仮名などが入るとデザイン性は薄れ、ただただ実用面からの仕様になっているように思えるからだが、それでも最近はナンバー取得に際して希望ナンバーが選択できるようになったりしているようだ。しかし米国はそれよりはるかに自由度があるという。
それは通常各州の...日本で言う陸運局に相当するところが発行するものだけでなく、各州によってデザインされたいわゆるオプション・プレートを取得することもでき、さらに “Personalized License Place” として別料金を支払えば自分の好きな文字や数字(2~7文字の組み合わせ)を採用することができることが知られている。それが各種の資金集めに貢献する仕組みにもなっているという。
まあ、この種のライセンス・プレートはコレクションの対象になっていることでもあり、詳しい方が沢山おられることだと思う。したがってにわか仕立ての知識で知ったかぶりをするとボロが出るのでやめておくが、ともかくそのライセンス・プレートには多々所有者のアイデンティティを表すオリジナリティ豊かなものとなる。
例えばMacintoshの開発者の一人で“ソフトウェアウィザード”と称されていたアンディ・ハーツフェルド所有BMWのライセンスプレートは “MAC WIZ” だったし、Appleの創業者のひとりでApple II の開発者スティーブ・ウォズニアックのライセンス・プレートはその昔 “APPLE II” だったという。ただし現在は“WOZ” のようだ。
またAppleを辞めBeを設立したジャン=ルイ・ガッセーのナンバープレートは “GEEK OK” だったという。そして極めつけはスティーブ・ジョブズだが、彼の乗るシルバーのメルセデス SL55 にはナンバーが入っていなかった...。
ライセンス・プレートは米国の場合、各州ごとにデザインが違うだけでなく何年か毎に変更になるようだ。この「何年の何州のデザインはどんなもの?」という疑問に応えてくれるサイト「ACME LICENSE MAKER」があるので確認することができる。
手元のライセンス・プレートはかなり前に入手したものだが、実はレプリカであり本物ではない。したがって国内は勿論米国でもこれをつけて公道を走ることは出来ない。またサイズは6 x 12インチほどのサイズでアルミニウム製。標準サイズのライセンスプレート・ホルダーにフィットするように出来てはいるものの作りはアルミプレートにプリントしただけの安易な作りで、それさえすぐに剥がれてしまいそうだ(笑)。
しかしそこに“MACINTOSH” とあるからには...当研究所のドアにでも貼っておこうと考えたわけだがまったくの洒落、お遊びでありアップルグッズ感覚である。

※まあ、よく見れば少々チープな作りではあるが、当研究所のドアにでも貼っておこうか...
洒落...といえばプレート左上にある “JAN”および右上にある “年号” だ。この位置に貼られるシールは本来登録税を支払った年月を表すようだが、このプレートの年は1984年の1月そしてシリアルナンバーの “01241984”は無論Macintoshが発表された年月日を意味しているわけだ。
文字数制限などの関係からもこの “MACINTOSH” と表したライセンスプレートがカリフォルニア州で実際に存在することはないはずだが、きっと“MAC××××” といったナンバーは沢山あるに違いないし "iPhone" とか "iPad" をあしらったものもあるに違いない。そして前記「ACME LICENSE MAKER」でカリフォルニア州のデザイン的なことを調べてみると1969年から1983年まで使われたデザインでは手元のプレートのような「ブルーライセンスプレート」などと呼ばれるものがあるようだ。
したがって正確にはMacintoshが登場した1984年1月以降に申請した場合のプレートデザインではないが、濃いブルーの背景にイエローの文字はカリフォルニアのイメージに似合っているように思えて私には好ましい。
この種のカリフォルニア州の「ブルーライセンスプレート」の本物はオークションなどで見ることが出来るが、出来ることなら“MacBook”とか “iMac”だなんていう本物のライセンスプレートが欲しいものだ(笑)。
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