ラテ飼育格闘日記(450)
まだ梅雨明け前なので仕方がないものの実に雨天が続き憂鬱だ。オトーサン以上に雨が嫌いなラテには実に気の毒だが、こればかりはオトーサンにもどうすることもできず、これまた大嫌いなレインコートを着せて土砂降りの雨の中を散歩に出ることに…。
雨の日の散歩はラテにとって気が乗らない散歩だろうが、オトーサンにとっても気が重い散歩となる。まずラテは「これが散歩か」と思うほど排泄が終わるとオトーサンの思惑などどこ吹く風でスタスタと自宅に戻ってしまう(笑)。常にフル装備で散歩に望んでいるオトーサンとしては排泄が済んでいるなら早く戻れば楽ができる。しかし総じて雨の日は排泄に時間がかかる場合もあり、その際はレインコートを着せていても後始末が大変だ…。

※なにかオトーサンに言いたそうだ(笑)
ともかくマンションのエントランスに戻ると体をブルブルと震わせて濡れた体から水滴を飛ばすが、長毛のラテはそれだけで済むはずはなく家に入ってからいつもの雨の日の儀式が始まる。
ラテはレインコートを着ている間は玄関マットの上で立ったままでいる。オトーサンがバッグや傘を定位置に置いてから濡れたままのレインコートを脱がすとラテにもやっと笑顔が戻り、座ったり伏せたりする。オトーサンは雨水が滴るレインコートをざっと拭いてから風呂場に吊して乾かす…。
レインコートを着せているため背中と胸、そして腹の一部は濡れないが頭や顔、尻尾やお尻はびしょ濡れだ。
リードを外し、首輪を外した後はバスタオルでまず全身を拭く。脚の後ろ側などは跳ねがあがり意外と汚れていることも多い。バスタオルで全身の水分を減らしてからいよいよ体全体の掃除本番となる。

※つかの間の日射しの中、とある公園で子供たちに揉みくちゃにされるラテ
ラテ用の小ぶりなバケツにぬるま湯または水を入れ、それで四つ脚の肉球を含む足先を丁寧に洗う。
オトーサンのやり方としてはまず前左足から始め、次に前右足を洗いそれぞれ乾いたタオルでよく拭く。アトピーで肉球を噛んで傷付いていた時期には水で洗うときに滲み「ウ~」と唸ったり「ピー」と鳴いたりもしたが、幸い近年は落ち着いているので楽だ。しかしこのタオルで拭くことをいい加減にすると肉球内にカビが生えたりして痒みの元にもなるという。したがって場合によってはドライヤーで乾かさなければならない。
両前足が終わると勝手を知っているラテは向きを変えてオトーサンが後ろ足を洗いやすいようにする。後左足、そして後右足と洗った後はワンコ用のウェットタオルで頭や顔は勿論、尻尾やお尻に至るまでを濡らすように拭く。すでに要領が分かっているラテはお腹あるいは股の間に手を突っ込まれても怒ったり嫌がったりはしない。ただし腹や股は強く押したり擦ったりは禁物なのでオトーサンなりに気を遣う。
この頭の先から尻尾の先までを拭く際にはラテに話しかけながら動作するようにしている。「はい、今度は後ろ足だよ」とか「尻尾だぞ」とか…。そうするとラテは手順どおりに体の向きを変えてオトーサンが拭きやすい方向へと体の位置を変えてくれるし、無言より声を出している方が安心なようだ。
愉快なのはラテも散歩で疲れたからだろう…途中で玄関のマット上に腹ばいになってしまうことがある。その姿勢では後ろ足の一方がお腹で隠れてしまい拭くことができない…。

※フィニッシュはやはり抱っこか(笑)
そんなとき、オトーサンは拭き終わった足を叩きながら「ラテ、次の足出して!」というと腹ばいのままでお腹の下にある後ろ足の一方をにゅ~っと出すのだ(笑)。実に怠惰な娘だが、なにをされるのかは十分理解していることが窺えて面白い。
ともかく全身をウェットタオルで良く拭き、乾いたタオルで十分に乾かした後はブラッシングだ。これまた愉快なのはお腹をブラッシングするときだ。
長毛のラテはお腹もブラッシングをするが、さすがにデリケートな場所だから優しく行うが、四つ脚立ちしているのではやりにくい。しかし、いつしかラテは左前足を持ち上げると丁度後ろ足立ちのような姿勢を取るようになったのでそのままお腹を見ながらブラッシングをすることにしている。その後に今度は右前足を持ち上げると同じく後ろ足立ちのままの姿勢を保ち続けるが、安定の為なのだろう左前足をちょうど良い位置にあるオトーサンの膝に置いてお腹を見せるようになった…。


※玄関でラテの汚れた体を拭く(上)。お腹のブラッシング時は(下)まるで置物のタヌキみたいだ(笑)
どうやらラテは背中などのブラッシングよりこのお腹へのブラッシングがお気に入りなのか、それともデリケートなだけに意識せざるを得ないのか口を開けて笑顔を見せてくれる。オトーサンが話しかけながらブラッシングをする短い間、ラテはニコニコ顔というか、エヘヘ顔でいてくれるのがオトーサンの励みにもなっている。
毎日数回、この同じ事を繰り返しているわけだが、散歩から帰り足腰が辛い時もあるし狭い玄関で行うのでオトーサンの足が痺れてしまうこともある。しかしラテの時に非協力的な(笑)、時に協力的な態度を見ながらその太めの体を抱えるようにして綺麗にする日課はラテとの大切なコミュニケーションの場にもなっているに違いない。
しかし雨はもう沢山である。早く梅雨明けして欲しい…。
雨の日の散歩はラテにとって気が乗らない散歩だろうが、オトーサンにとっても気が重い散歩となる。まずラテは「これが散歩か」と思うほど排泄が終わるとオトーサンの思惑などどこ吹く風でスタスタと自宅に戻ってしまう(笑)。常にフル装備で散歩に望んでいるオトーサンとしては排泄が済んでいるなら早く戻れば楽ができる。しかし総じて雨の日は排泄に時間がかかる場合もあり、その際はレインコートを着せていても後始末が大変だ…。

※なにかオトーサンに言いたそうだ(笑)
ともかくマンションのエントランスに戻ると体をブルブルと震わせて濡れた体から水滴を飛ばすが、長毛のラテはそれだけで済むはずはなく家に入ってからいつもの雨の日の儀式が始まる。
ラテはレインコートを着ている間は玄関マットの上で立ったままでいる。オトーサンがバッグや傘を定位置に置いてから濡れたままのレインコートを脱がすとラテにもやっと笑顔が戻り、座ったり伏せたりする。オトーサンは雨水が滴るレインコートをざっと拭いてから風呂場に吊して乾かす…。
レインコートを着せているため背中と胸、そして腹の一部は濡れないが頭や顔、尻尾やお尻はびしょ濡れだ。
リードを外し、首輪を外した後はバスタオルでまず全身を拭く。脚の後ろ側などは跳ねがあがり意外と汚れていることも多い。バスタオルで全身の水分を減らしてからいよいよ体全体の掃除本番となる。

※つかの間の日射しの中、とある公園で子供たちに揉みくちゃにされるラテ
ラテ用の小ぶりなバケツにぬるま湯または水を入れ、それで四つ脚の肉球を含む足先を丁寧に洗う。
オトーサンのやり方としてはまず前左足から始め、次に前右足を洗いそれぞれ乾いたタオルでよく拭く。アトピーで肉球を噛んで傷付いていた時期には水で洗うときに滲み「ウ~」と唸ったり「ピー」と鳴いたりもしたが、幸い近年は落ち着いているので楽だ。しかしこのタオルで拭くことをいい加減にすると肉球内にカビが生えたりして痒みの元にもなるという。したがって場合によってはドライヤーで乾かさなければならない。
両前足が終わると勝手を知っているラテは向きを変えてオトーサンが後ろ足を洗いやすいようにする。後左足、そして後右足と洗った後はワンコ用のウェットタオルで頭や顔は勿論、尻尾やお尻に至るまでを濡らすように拭く。すでに要領が分かっているラテはお腹あるいは股の間に手を突っ込まれても怒ったり嫌がったりはしない。ただし腹や股は強く押したり擦ったりは禁物なのでオトーサンなりに気を遣う。
この頭の先から尻尾の先までを拭く際にはラテに話しかけながら動作するようにしている。「はい、今度は後ろ足だよ」とか「尻尾だぞ」とか…。そうするとラテは手順どおりに体の向きを変えてオトーサンが拭きやすい方向へと体の位置を変えてくれるし、無言より声を出している方が安心なようだ。
愉快なのはラテも散歩で疲れたからだろう…途中で玄関のマット上に腹ばいになってしまうことがある。その姿勢では後ろ足の一方がお腹で隠れてしまい拭くことができない…。

※フィニッシュはやはり抱っこか(笑)
そんなとき、オトーサンは拭き終わった足を叩きながら「ラテ、次の足出して!」というと腹ばいのままでお腹の下にある後ろ足の一方をにゅ~っと出すのだ(笑)。実に怠惰な娘だが、なにをされるのかは十分理解していることが窺えて面白い。
ともかく全身をウェットタオルで良く拭き、乾いたタオルで十分に乾かした後はブラッシングだ。これまた愉快なのはお腹をブラッシングするときだ。
長毛のラテはお腹もブラッシングをするが、さすがにデリケートな場所だから優しく行うが、四つ脚立ちしているのではやりにくい。しかし、いつしかラテは左前足を持ち上げると丁度後ろ足立ちのような姿勢を取るようになったのでそのままお腹を見ながらブラッシングをすることにしている。その後に今度は右前足を持ち上げると同じく後ろ足立ちのままの姿勢を保ち続けるが、安定の為なのだろう左前足をちょうど良い位置にあるオトーサンの膝に置いてお腹を見せるようになった…。


※玄関でラテの汚れた体を拭く(上)。お腹のブラッシング時は(下)まるで置物のタヌキみたいだ(笑)
どうやらラテは背中などのブラッシングよりこのお腹へのブラッシングがお気に入りなのか、それともデリケートなだけに意識せざるを得ないのか口を開けて笑顔を見せてくれる。オトーサンが話しかけながらブラッシングをする短い間、ラテはニコニコ顔というか、エヘヘ顔でいてくれるのがオトーサンの励みにもなっている。
毎日数回、この同じ事を繰り返しているわけだが、散歩から帰り足腰が辛い時もあるし狭い玄関で行うのでオトーサンの足が痺れてしまうこともある。しかしラテの時に非協力的な(笑)、時に協力的な態度を見ながらその太めの体を抱えるようにして綺麗にする日課はラテとの大切なコミュニケーションの場にもなっているに違いない。
しかし雨はもう沢山である。早く梅雨明けして欲しい…。
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