ラテ飼育格闘日記(459)
ラテとの散歩は大変だけど、日々様々な出来事もあって退屈はしない。そして約9年間もの間、オトーサンは様々な事をラテから教えられたし、ワンコの習性や行動の意味などについても多々理解を深めたつもりだが、今にして分からないことも多い。
ラテを観察していると一般的にはワンコより人間への興味が強いように思う。ワンコ同士は好き嫌いが激しくなかなか新しい友達ができないラテだが、行き会うワンコの飼い主さんたちには愛想を振りまくことが多いし子供なら初対面でも喜んで接するラテだ。
しかしそこはワンコであるが故に他のワンコに無関心か...といえばそんなことはない。どのような判断基準があるのかは不明だが、すれ違ったり行き交うワンコたちに対して興味がない素振りで通り過ぎたり、飛びかからんばかりに唸って吠えたり、あるいは「く〜ん」と近づきたい態度を示したりと様々な反応をする。

※ラテはどこか思い出し笑いでもしているようにニヤニヤ顔だ(笑)
他のワンコの姿がなくても直前に通ったことは嗅覚で分かるようで、マンションのエントランスを出た瞬間に動きがアクティブになり、臭いを探し回りズンズンとリードを引くときもある。その臭いを頼りにスピードを付けて進み、時に走り、そのワンコの姿を発見するといったことも多いが、そうした相手と仲良くするために追いかけたのではない点がラテの可笑しなところだ...。
ワンコのオシッコには国勢調査結果以上の詳しいデータが含まれているという(笑)。性別や年齢、発情の有無、健康状態および何らかのメッセージに至るまでの情報が満載であり、ちょうど我々がツィッターのタイムラインを読み、興味のある相手のプロフィールを見る以上の情報が得られているようだ。

※盛り土されている上をラテと一緒に登り切ったが、オトーサンは降りるのが大変
だとすれば唸り合い、吠え合う嫌いな相手なら最初から無関心で放っておけばよいと思うが、わざわざ先行するそのワンコの後を追って吠えかかるなど迷惑千万なストーカーワンコに違いない(笑)。したがってそれらしい行動の時にはオトーサンはラテの動きを封じるが、出会ってみなければ気の合うワンコなのか喧嘩相手なのかが分からないのも難しい。
出会えば唸り合うような相手か、友達になりたい相手なのかは臭いでわかるに違いない。だとすれば、なぜ追いかけてでも接近したいのかがよく分からない。自分が散歩しているこの一帯は自分のテリトリー、縄張りであり、そこにマーキングした奴がいるとすれば許せない...と思うのだろうか。しかしそれにしてはラテの縄張りは広すぎる(笑)。
もしこの時、リードが切れたりすればラテは脱兎の如く相手に飛びかかり血を見る争いになるのではないかと思う反面、現実問題としてそれはオトーサンがリードを引いている現実にも関係すると考えている。いわゆる「虎の威を借るきつね」の心理だ...。

※ラテファミリーは久しぶりに駅上のカフェで朝食をいただきました
ご近所に飼われているワンコを例にすると面白いことがわかる。そのワンコは奥様に連れられているときにはラテに吠えかかることはないしラテも無関心を装っているが、たまにご主人が連れている際に出会うとどのような心理なのかは不明だが吠えるのだ。まるで「今日はオトーサンがついているから負けないぞ」とでも言っているように思える。
したがってラテにしてもオトーサンが一緒でないときのラテはオトーサン自身は観察できないので分かりにくいが、態度が多々違うのかも知れない。オトーサンの後ろ盾があってこそのラテの行動なのだろうと思わざるを得ない。
ラテは結構臆病なのでもしお互いがノーリードなら逆に喧嘩にもならないのではないかとも思う。
しかし現実はお互いに天敵か...と思うほど出会うと吠え合うワンコに追いかけてでも近づこうとすること自体がよく分からない。喧嘩して勝ち目があると思っているのだろうか(笑)。
先日、オカーサンと共に朝の散歩に出たとき、珍しいというかバカらしいというか笑ってしまう出来事があった。
マンションの階段を降りてエレベーターホールあたりで散歩から戻ってきたワンコと出会った。出会ったといってもお互いの飼い主がリードを保持しているのでワンコ同士が鼻付き合わせるという危険なことにはならないが、お互いの存在ははっきりと知ったわけだ...。無論お互いに挨拶とは思えない吠え声をあげた。
可笑しいのはその後のラテの行動だ。ワンコ自体はエレベータの中に姿を消したがそれはラテも知っている。それを承知でそのワンコのデータを知りたかったのだと思わざるを得ないが、ワンコの歩いて来た跡を臭いでトレースし確認するといった行為に出た。
具体的には普段グダグダと歩くラテがリードを引きながら地面を嗅ぎつつグングンと進む。オトーサンとオカーサンはこの後にラテがどのような行動に出てどこに行きたいのかを見極めようとラテの進に任せた。

※オトーサンとラブラブ アイコンタクト中(笑)
場所は丁度信号がある道路の交差点だった。ラテはまず直進方向の信号を待って渡り90度左に曲がりまた信号待ち。無論渡って良いかはリードを持っているオトーサンがコントロールしているわけだが、その信号も渡り、続いてまた90度左に曲がり信号を渡った。
どうやら先のワンコが歩いて来た過程を追っているらしいことはオトーサンたちにも分かるものの可笑しな事に結局交差点の信号を一回りして元の場所に戻ってしまった(笑)。
当然ラテにもその結果は分かっているはずだし、やれやれ...これで正常の散歩コースに進むだろうと思った。しかし我が娘はオトーサンたちの想像を超える行動に出た。
何と臭いを追いながら小走りに進み、結局マンションのエレベータホールにたどり着いてしまったのだ(アホ)。そりゃあそうだ....当該ワンコはこのエントランスを通りエレベータに乗り込んだのだからラテは間違いなくそのワンコの跡をきちんとトレースしたことになる(笑)。
結局ラテは嬉々として臭いの残っているであろうエレベータに乗り込み、スタートしてから10分もかからないうちにそのまま自宅に戻ってしまうと言う愚行をやらかした。どこか「やったね!」という顔でアイコンタクトしてくるラテの表情を見ながらオトーサンたちは声をあげて笑ってしまったが、ラテ...お前は利口なのか...バカなのか(笑)。
ラテを観察していると一般的にはワンコより人間への興味が強いように思う。ワンコ同士は好き嫌いが激しくなかなか新しい友達ができないラテだが、行き会うワンコの飼い主さんたちには愛想を振りまくことが多いし子供なら初対面でも喜んで接するラテだ。
しかしそこはワンコであるが故に他のワンコに無関心か...といえばそんなことはない。どのような判断基準があるのかは不明だが、すれ違ったり行き交うワンコたちに対して興味がない素振りで通り過ぎたり、飛びかからんばかりに唸って吠えたり、あるいは「く〜ん」と近づきたい態度を示したりと様々な反応をする。

※ラテはどこか思い出し笑いでもしているようにニヤニヤ顔だ(笑)
他のワンコの姿がなくても直前に通ったことは嗅覚で分かるようで、マンションのエントランスを出た瞬間に動きがアクティブになり、臭いを探し回りズンズンとリードを引くときもある。その臭いを頼りにスピードを付けて進み、時に走り、そのワンコの姿を発見するといったことも多いが、そうした相手と仲良くするために追いかけたのではない点がラテの可笑しなところだ...。
ワンコのオシッコには国勢調査結果以上の詳しいデータが含まれているという(笑)。性別や年齢、発情の有無、健康状態および何らかのメッセージに至るまでの情報が満載であり、ちょうど我々がツィッターのタイムラインを読み、興味のある相手のプロフィールを見る以上の情報が得られているようだ。

※盛り土されている上をラテと一緒に登り切ったが、オトーサンは降りるのが大変
だとすれば唸り合い、吠え合う嫌いな相手なら最初から無関心で放っておけばよいと思うが、わざわざ先行するそのワンコの後を追って吠えかかるなど迷惑千万なストーカーワンコに違いない(笑)。したがってそれらしい行動の時にはオトーサンはラテの動きを封じるが、出会ってみなければ気の合うワンコなのか喧嘩相手なのかが分からないのも難しい。
出会えば唸り合うような相手か、友達になりたい相手なのかは臭いでわかるに違いない。だとすれば、なぜ追いかけてでも接近したいのかがよく分からない。自分が散歩しているこの一帯は自分のテリトリー、縄張りであり、そこにマーキングした奴がいるとすれば許せない...と思うのだろうか。しかしそれにしてはラテの縄張りは広すぎる(笑)。
もしこの時、リードが切れたりすればラテは脱兎の如く相手に飛びかかり血を見る争いになるのではないかと思う反面、現実問題としてそれはオトーサンがリードを引いている現実にも関係すると考えている。いわゆる「虎の威を借るきつね」の心理だ...。

※ラテファミリーは久しぶりに駅上のカフェで朝食をいただきました
ご近所に飼われているワンコを例にすると面白いことがわかる。そのワンコは奥様に連れられているときにはラテに吠えかかることはないしラテも無関心を装っているが、たまにご主人が連れている際に出会うとどのような心理なのかは不明だが吠えるのだ。まるで「今日はオトーサンがついているから負けないぞ」とでも言っているように思える。
したがってラテにしてもオトーサンが一緒でないときのラテはオトーサン自身は観察できないので分かりにくいが、態度が多々違うのかも知れない。オトーサンの後ろ盾があってこそのラテの行動なのだろうと思わざるを得ない。
ラテは結構臆病なのでもしお互いがノーリードなら逆に喧嘩にもならないのではないかとも思う。
しかし現実はお互いに天敵か...と思うほど出会うと吠え合うワンコに追いかけてでも近づこうとすること自体がよく分からない。喧嘩して勝ち目があると思っているのだろうか(笑)。
先日、オカーサンと共に朝の散歩に出たとき、珍しいというかバカらしいというか笑ってしまう出来事があった。
マンションの階段を降りてエレベーターホールあたりで散歩から戻ってきたワンコと出会った。出会ったといってもお互いの飼い主がリードを保持しているのでワンコ同士が鼻付き合わせるという危険なことにはならないが、お互いの存在ははっきりと知ったわけだ...。無論お互いに挨拶とは思えない吠え声をあげた。
可笑しいのはその後のラテの行動だ。ワンコ自体はエレベータの中に姿を消したがそれはラテも知っている。それを承知でそのワンコのデータを知りたかったのだと思わざるを得ないが、ワンコの歩いて来た跡を臭いでトレースし確認するといった行為に出た。
具体的には普段グダグダと歩くラテがリードを引きながら地面を嗅ぎつつグングンと進む。オトーサンとオカーサンはこの後にラテがどのような行動に出てどこに行きたいのかを見極めようとラテの進に任せた。

※オトーサンとラブラブ アイコンタクト中(笑)
場所は丁度信号がある道路の交差点だった。ラテはまず直進方向の信号を待って渡り90度左に曲がりまた信号待ち。無論渡って良いかはリードを持っているオトーサンがコントロールしているわけだが、その信号も渡り、続いてまた90度左に曲がり信号を渡った。
どうやら先のワンコが歩いて来た過程を追っているらしいことはオトーサンたちにも分かるものの可笑しな事に結局交差点の信号を一回りして元の場所に戻ってしまった(笑)。
当然ラテにもその結果は分かっているはずだし、やれやれ...これで正常の散歩コースに進むだろうと思った。しかし我が娘はオトーサンたちの想像を超える行動に出た。
何と臭いを追いながら小走りに進み、結局マンションのエレベータホールにたどり着いてしまったのだ(アホ)。そりゃあそうだ....当該ワンコはこのエントランスを通りエレベータに乗り込んだのだからラテは間違いなくそのワンコの跡をきちんとトレースしたことになる(笑)。
結局ラテは嬉々として臭いの残っているであろうエレベータに乗り込み、スタートしてから10分もかからないうちにそのまま自宅に戻ってしまうと言う愚行をやらかした。どこか「やったね!」という顔でアイコンタクトしてくるラテの表情を見ながらオトーサンたちは声をあげて笑ってしまったが、ラテ...お前は利口なのか...バカなのか(笑)。
- 関連記事