トリニティのiPad Pro用 Simplismフリップノートケース [TR-FNIPDP15]/グリーンを使う

iPad Proを120%活用しようとトリニティのSimplismフリップノートケース [TR-FNIPDP15]/グリーンを買ってみた。申し上げるまでもなくiPad Proの利点は大きいことだ。Apple Pencilでその広いサイズを活かした描写やスケッチすることを楽しみに購入したが、反面大きな事は扱いにくいことにも通じる。iPad Pro本体のファーストインプレッションの前にまずは iPad Pro用として最初に買ったケースの評価だ(笑)。


iPad Proを机上に置いて使うのであれば何の危惧もないが、外出先は勿論 iPad Proを左腕に抱えて右手にApple Pencilでは到底長続きしない。それにそうした無理をすれば必ず落とすことにも繋がるだろう。傷などから保護するという以前にどうしたら安全に使いやすいかを考えた…。

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※トリニティのiPad Pro用 Simplismフリップノートケース [TR-FNIPDP15]/グリーン パッケージ。下はサイズ比較のために置いたiPhone 6s Plus


結果単なる保護ケースではあまり意味が無いと考え、トリニティのSimplismフリップノートケース [TR-FNIPDP15]を買ってみた。これは画板式に使えるケースでiPad Proを画材として活用しようとする私には最適ではないか…。なおカラーはブラック/グリーン/ブラウン/デニム/レッドデニムの5色があるが、私はグリーンを選んだ。

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※写真で質感を紹介するのは難しいが、外装はとても素敵で味のあるプレミアムスキンだ


さてこのフリップノートケースはノートを開くようにフリップを開ければプラスチック製のiPad Pro固定フレームがあり、そこにiPad Proをセットすることになる。なお保護フィルムとの併用が可能だ。
開いたフリップの内側はポケットがあり、メモや名刺などを収納できる。さらに固定フレーム脇にはApple Pencilを収納できるホルダーを装備している。

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※固定フレームにiPad Proを装着(上)。フリップの内側はポケットがあり、メモや名刺などを収納可能(中)。固定フレームの内側端にはApple Pencilのホルダーがある(下)


勿論、ケース収納時にもすべてのボタン、コネクター(オーディオジャック、音量調節、電源オン/オフ、スリープ/スリープ解除、画面の向きをロック、ホームボタン、Lightningコネクター)、カメラの使用が可能で、操作性が悪くなることはない。

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※ケースに収納したままカメラの使用も可能


このフリップノートケースを選んだ最大のポイントは繰り返すが画板のようなスタイルで安定して操作ができるショルダーストラップが付属していることだ。ショルダーストラップの両端を本体の金属製リングにセットし、首からさげるとiPad Proを画板のようなスタイルで使用することができ、長さを適宜調節すれば保持しやすくそして落とすことも無くなる。

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※ショルダーストラップを付ければ画板式に首から下げて使える


アウトドアはもとより室内でも作業が大変やりやすくなる。さらにケースの外側中央にハンドルがあり、ちょっとした移動やバッグから取り出すときなどに便利だ。

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※ハンドルも便利だ


フリップノートケースは画板のように使う以外でも使用シーンに合わせた2段階のスタンド機構を持っている。動画や写真を見たりウェブブラウジングやタイピングなどの際にはスタンドに早変わりする。そしてそうした使用時にもフリップノートケースの「サウンドホーン2」仕様によりiPad Proの音が前方に出て、音量も上がるのがわかる...。

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※ケースは使用シーンに合わせた2段階のスタンドにもなる


それからSMART WAKE/SLEEP機能にも対応している。Apple「Smart Cover」同様、iPad Proとフリップが完全に連動し、フリップを閉じるとスリープ、フリップを開ければ復帰とボタンを押さなくても即 iPad Proにアクセスできる。

そういえばフリップノートケースには本体素材がPU(ポリウレタン)生地のものとデニム生地の2種がある。私が購入したグリーンはSimplismのオリジナル プレミアムスキン素材を使ったもので縫製や作りも丁寧だし色合いや風合いもとても自然で素敵だ。

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※simplismの金属ロゴがワンポイントアクセントに...


フリップノートケースの重さは534gと決して軽くはないが、iPad Proの使い方を考えれば苦にはならないし思っていた以上に薄型設計なのも気に入った。

ただしひとつだけ不明なことがある。それはフリップノートケースからiPad Proを安全に、そして簡単に取り外すやり方だ。しっかりと保護してくれているが外そうとしてもこれがなかなか難しいのだ(笑)。トリニティ社に問い合わせをしたので早晩解決するに違いないが...。

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※これで安心してiPad Proが使える!


ということでiPad Proには同じくSimplismの液晶保護フィルムを貼り、フリップノートケースに納めて使い始めているが大変具合がよろしい!お勧めである!

Flip Note Case for iPad Pro


SimplismフリップノートケースからiPad Proを安全に取り外す方法

以下トリニティ社から返事をいただいたので念のためご紹介させていただく。
まず本ケースは持ち運びに便利なハンドルが付属しており、そのハンドルを持ったまま移動した際にiPad Pro本体が外れて落下しないよう、ややタイトなサイズ感で設計されているとのことだった。

装着後のiPad Pro端末の取り外し方法だが、添付画像の赤丸で囲った樹脂部分を押し込みながらiPad Pro端末を上へ引っ張りあげることで外れやすくなるとのことだ。

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※図版はトリニティ社から回答をいただいた際に添付されていたものを転載させていただく


実際にやってみたが、まず素直に外れてくれる場合ばかりではなく指の爪を欠いたりしないように注意をして実践すること。さらに指で押すだけでは難しい場合はこうした際に便利な樹脂製のガジェット分解ツールなどを併用できれば一番効果的だと思われる。

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※こうしたiPad Pro本体に傷を付けにくいツールを併用するとより容易だ


もしこの種のツールが無い場合は割り箸の一旦を削ったものでも代用が可能だと思う。勿論これらの配慮はiPad Pro本体を傷つけないためだ。また結果についてはすべて自己責任ということになるのでご承知おきいただきたい。
余談ながその昔、Macintosh 128KやPlusの筐体を開ける際、専用ツールがない時は割り箸を多用したことを思い出した。いずれにしても力を入れすぎて怪我をしないようにご注意あれ...。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員