10周年記念リニューアル版 Bluelounge 「Cableyoyo」レポート

トリニティから発売されたBlueloungeのイヤフォンケーブル巻き取りホルダー「Cableyoyo」を2つ買ってみた。これはBluelounge10周年記念リニューアル版と位置づけられた製品だが、以前のは四角いデザインだった。


整理整頓が苦手と自負している1人として日々使うアイテムを探しまくることは良くあることだ...。そのひとつがケーブル類でありイヤフォンもどういうわけかあちらこちらに四散している。せめて愛用するイヤフォンの2,3種類くらいはいつも目の届く場所に整頓し置いておきたいものだと思っていたが、Blueloungeの「Cableyoyo」にその望みを託してみようと考えた(笑)。

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※Bluelounge「Cableyoyo」パッケージ


さて「Cableyoyo」は柔らかいシリコン製で文字通りヨーヨーのような形状をしている。直径は7センチで16ミリほどの厚みの中央に切れ目があり、ヨーヨーのワイヤーならぬイヤフォンケーブルなどを巻き付けることができるように設計されている。

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※「Cableyoyo」は直径7センチのシリコン製で中央にマグネットリングが組み込まれている


現在 iPhoneなどに同梱されているApple純正イヤフォンは同じような巻き取りの発想によるプラスチック製ケースが付属しているが「Cableyoyo」の自由度というかフレキシブルさは比較にならないほど優れている。要はシリコン製であることは勿論、巻き取りの深さや切れ込みの幅といったものが十分に考えられているためか、使い勝手が実に良い。

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※アップル純正イヤフォンは実に収まりがよい


また「Cableyoyo」のセールスポイントだが、中央にマグネットリングが挟まれており、そのリングの内側部位がマグネットで固定できるタイプのイヤフォンだとラフに置いても収まりが良く、そして「Cableyoyo」の中央から外れにくいのだ。なおこのマグネットリングは簡単に取り外しもできるが、通常は取り外す必然性はないと思う。

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※マグネットリングは取り外しも可能だ


「Cableyoyo」のサイズや素材はイヤフォンを痛めることもなく、巻き取ったままバッグなどに収納しても回りをも傷つけないので安心して携帯できるし、ケーブル類が絡み合うこともなく取り出して即使えるのも気持ちが良い。

無論「Cableyoyo」はイヤフォン専用といった製品ではなく長めのLightningケーブルやACアダプタのケーブルなどを巻き付けて使うこともできる。ただしイヤフォンに限って申し上げるなら、昨今のイヤフォンは性能はもとより、そのデザインや耳から外れにくいデザイン、あるいはBluetooth対応といった多種多様な製品が登場し、概してそのユニットサイズは大きく多彩になっている。

そのため、そうしたイヤフォンだとケーブルの巻き取りは別にしても「Cableyoyo」の上に置く...それもマグネットの恩恵に与れない場合の製品も多いように思える。しかしお気に入りのイヤフォンやとかく絡まりやすい長めのケーブル類を安全に見栄え良く、そして使いやすく収めることができる「Cableyoyo」はユーザーの工夫次第で多々恩恵に預かることができるの製品に違いない。

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※MacBook Airの充電ケーブルやLightningケーブルもスマートに活用できる


製品はライトグレー、ダークグレー、ライムグリーンの、3色のカラーバリエーションが用意されているが、今回はライトグレー、ダークグレーをひとつずつ購入してみた。
「Cableyoyo」の活用で私のイヤフォン探し、ケーブル探しがなくなるように工夫してみたい ...。

なお余談になるが、輪ゴムの整理やハンダごての使用中などに細いワイヤーなどをこの「Cableyoyo」に取りまとめておくことも実際にやってみたが、四散しなくて勝手が良かった。そしてマグネットを中央に持っていることを利点とする使い方、活用を多々考えてみたい…。そんな気持ちにさせる製品だった。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員