Macテクノロジー研究所の新しいウェブサイトが本日オープン!
おかげさまで多くの方々にご覧いただいている当ブログですが、些か趣を変えた新しいウェブサイトを本日5月10日に正式オープンいたしましたのでご案内いたします。なお当ブログも継続いたします。
当ブログはタイトルのとおり、2003年よりいくつかのウェブサイトを経てAppleやそのプロダクトをテーマとし、パーソナルコンピュータの歴史を含めてさまざまな考察を行ってきました。為にコンピュータやガジェットの話題となれば意図的にAppleとそのプロダクトが中心で、他のプラットフォームやプロダクトの話題はあえて取り上げないようにしています。
しかし時代はこの数年急速に動き、すでにパーソナルコンピュータという言葉も死語同然であり、巷にはiPhoneが溢れています。
もともと私は「パソコンで絵を描きたい」という夢を持って1977年この世界に手を染めましたが、無論当時それはまったくの夢物語でした。それから40年ほど経過しやっと何の衒いもなくMacやiPadで絵を描ける時代が到来しました。
※新しいウェブサイトのトップページ例
1980年代、パーソナルコンピュータといえば大型コンピュータとは比べものにならないほど非力でした。しかしジェイムズ・バラット著「人工知能 人類最悪にして最後の発明」(ダイヤモンド社刊)によれば、2010年にリースされた iPad 2の演算スピードは1985年頃のクレイ2型スーパーコンピューターと同じ速度だそうです。そして1994年の世界の高速スパコン500傑にも入ってしまうといいます。
これは個人的な意見、考えではありますが、すでにハードウェアとしてのパソコンやガジェットの性能をあれこれと振りかざす時代ではなく、そもそもスティーブ・ジョブズがMacをして「知的自転車」と称したごとく私たちはそれで何が出来るのか、私たちの日常にどう関わってくるのか...という体験がより重要な時代になってきたと思います。
要はパソコンやスマートフォンあるいはそれらに関わるOSやソフトウェアの多くは私たちの "目的" ではなく日々を楽しく有益なものにするための "手段" であるべきです。勿論これらハードウェアやソフトウェアを愛で興味の対象とすることにまったく異論はありませんが...。
ともあれ新しいウェブサイトでもMacがどうの、iPhoneがどうの...という情報も拾いますが、そうしたデバイスがこれまで以上に関わってくるであろう音楽、ファッション、映画、美術や芸術活動、そしてなによりも私たちの日常生活といった分野により目を向けたいと考えました。そうしたことが新しいサイトを生む原動力となったものの、もっと現実的な背景もあります。
ひとつは現行のブログは情報の送り手として使い勝手は良く簡便ですが、様々な制約があります。例えばこれまで膨大な考察や資料公開をと情報提示してきた多くのアーティクルですが、様々な工夫はしたものの、ブログの機能上それらは時系列の流れに埋もれ、古い情報にアクセスしていただくのが大変難しいわけです。
新しいサイトはそのナビゲータの役割も果たしたいと考えています。
また、新しいサイトはAdobe Muse CCで制作しています。これまたオールマイティなツールではありませんが、特にデザイン面では自由度が高く非常に楽しいツールです。そうした新しいツールを使いつつ、遊び心を刺激する発信ができることを目指したいと思います。なによりも私自身が楽しみ冒険できるサイトでありたいと思っています。
なおURLは2013年来封印していた mactechlab.jp ドメインを使い、新たにレンタルサーバー「XSERVER」上に構築しました。さらに macテクノロジー研究所.jp という日本語ドメインも使えます。
ただしコンテンツはもとより一部はまだまだ構築が不十分かつ未整理な箇所もありますが順次充実および修正していく所存です。
すでにブログとかウェブサイトによる情報発信という形は時代の流れに逆らっている感もありますが、性に合っているからこそ続けられているに違いありません。古いとか新しいということではなくこれからも自分の身の丈に合った情報発信を続けていきたいと考えますので当ブログ同様ご支援をいただければ幸いです。
新サイトURL : http://www.mactechlab.jp
Macテクノロジー研究所 主宰:Junichi Matsuda
当ブログはタイトルのとおり、2003年よりいくつかのウェブサイトを経てAppleやそのプロダクトをテーマとし、パーソナルコンピュータの歴史を含めてさまざまな考察を行ってきました。為にコンピュータやガジェットの話題となれば意図的にAppleとそのプロダクトが中心で、他のプラットフォームやプロダクトの話題はあえて取り上げないようにしています。
しかし時代はこの数年急速に動き、すでにパーソナルコンピュータという言葉も死語同然であり、巷にはiPhoneが溢れています。
もともと私は「パソコンで絵を描きたい」という夢を持って1977年この世界に手を染めましたが、無論当時それはまったくの夢物語でした。それから40年ほど経過しやっと何の衒いもなくMacやiPadで絵を描ける時代が到来しました。
※新しいウェブサイトのトップページ例
1980年代、パーソナルコンピュータといえば大型コンピュータとは比べものにならないほど非力でした。しかしジェイムズ・バラット著「人工知能 人類最悪にして最後の発明」(ダイヤモンド社刊)によれば、2010年にリースされた iPad 2の演算スピードは1985年頃のクレイ2型スーパーコンピューターと同じ速度だそうです。そして1994年の世界の高速スパコン500傑にも入ってしまうといいます。
これは個人的な意見、考えではありますが、すでにハードウェアとしてのパソコンやガジェットの性能をあれこれと振りかざす時代ではなく、そもそもスティーブ・ジョブズがMacをして「知的自転車」と称したごとく私たちはそれで何が出来るのか、私たちの日常にどう関わってくるのか...という体験がより重要な時代になってきたと思います。
要はパソコンやスマートフォンあるいはそれらに関わるOSやソフトウェアの多くは私たちの "目的" ではなく日々を楽しく有益なものにするための "手段" であるべきです。勿論これらハードウェアやソフトウェアを愛で興味の対象とすることにまったく異論はありませんが...。
ともあれ新しいウェブサイトでもMacがどうの、iPhoneがどうの...という情報も拾いますが、そうしたデバイスがこれまで以上に関わってくるであろう音楽、ファッション、映画、美術や芸術活動、そしてなによりも私たちの日常生活といった分野により目を向けたいと考えました。そうしたことが新しいサイトを生む原動力となったものの、もっと現実的な背景もあります。
ひとつは現行のブログは情報の送り手として使い勝手は良く簡便ですが、様々な制約があります。例えばこれまで膨大な考察や資料公開をと情報提示してきた多くのアーティクルですが、様々な工夫はしたものの、ブログの機能上それらは時系列の流れに埋もれ、古い情報にアクセスしていただくのが大変難しいわけです。
新しいサイトはそのナビゲータの役割も果たしたいと考えています。
また、新しいサイトはAdobe Muse CCで制作しています。これまたオールマイティなツールではありませんが、特にデザイン面では自由度が高く非常に楽しいツールです。そうした新しいツールを使いつつ、遊び心を刺激する発信ができることを目指したいと思います。なによりも私自身が楽しみ冒険できるサイトでありたいと思っています。
なおURLは2013年来封印していた mactechlab.jp ドメインを使い、新たにレンタルサーバー「XSERVER」上に構築しました。さらに macテクノロジー研究所.jp という日本語ドメインも使えます。
ただしコンテンツはもとより一部はまだまだ構築が不十分かつ未整理な箇所もありますが順次充実および修正していく所存です。
すでにブログとかウェブサイトによる情報発信という形は時代の流れに逆らっている感もありますが、性に合っているからこそ続けられているに違いありません。古いとか新しいということではなくこれからも自分の身の丈に合った情報発信を続けていきたいと考えますので当ブログ同様ご支援をいただければ幸いです。
新サイトURL : http://www.mactechlab.jp
Macテクノロジー研究所 主宰:Junichi Matsuda
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