ラテ飼育格闘日記(498)
ラテも満10歳になったからといってその日から急に何かが変わるわけではないが、せっかちなオトーサンとしては散歩をはじめとしてできるだけラテのスピードに合わせスロー化に慣れようと思っている。ラテも具体的に足腰がどうのこうのという心配は幸いいまのところないものの、歩き方ひとつとってもかなりゆっくりとなってきたからだ。
しかしそのゆっくり歩きは早く歩けないといった体力的肉体的な問題と言うよりメンタルな度合いが強いように思えてならない。なにも刺激がないとき、ゆっくりと歩くのは「面白い事に出会うまでは帰りたくない」ということなのかも知れない(笑)。さらに外にいたいけど動き回るのは嫌だ…ということかも…。

※遅い歩きは体力の問題というより心の余裕なのか...
すれ違う人に「老犬ですか?」などと聞かれるときがあるほどノタリノタリと歩いていると思えば、前方に気になるワンコが通ればリードを強く引き走りたいと要求する。そうしたときオトーサンが走り出せばラテは軽やかに走り出す。そしてその後も特に呼吸を整えるのに時間がかかるとか足を引きずる…といったことはまったくない。ただただ「何もないのに急ぐことはないでしょ」ということなのかも知れないが、ここ2年ほど前から歩みがゆっくりになった。

※前方に気になる存在を見つけるとがらっと表情が変わる
とはいえ、あまりにのらりくらりと歩かれてはオトーサンがまいってしまう。ひとつにはこの調子でいつものルートを歩けば時間は1.5倍もかかるだろうし、この遅さでは有酸素運動にもならないのではないか…。その上にワンコのことだ、あっちでクンクン、こっちでクンクンと引っかかり前に進まない。さらに気温の上昇で途中コンクリートやタイルの場所があると腹ばいになって休むケースが多くなりいつ戻れるかもわからなくなる。
仕方がないから時には強引にリードを引き、20kgもの体重を引っ張り上げたり抱っこして強制退去と相成るが実に重い(笑)。ただし通常の首輪へのリードではさすがに首を絞めてしまうと考えハーネスにしたが、苦しくない分抵抗も本格的になる。
オトーサンの心配は歩みが遅くなったのは体調が悪いとか足腰に問題が生じているから…という原因であれば治療をしなければならないということだ。もともと体重を落とさなければならないと言われ続けているが1kg減量するのに大変な騒ぎなのでなかなか理想どおりにいかない。そこでオトーサンは毎朝、ラテの健康チェックの方法を考案した(笑)。

※夕暮れの日射しでラテファミリーの影が長く伸びる
まあ考案とは冗談だが、オカーサンが通勤のため出かける際にラテとオトーサンも一緒に出るのが通例だ。駅近くまで一緒に散歩し、途中で分かれてオトーサンたちはそのまま散歩を続けるという具合である。
そのルートには途中歩道に面してちょっとした崖というか土盛りの場所がある。ここはラテお気に入りの場所で、そこに近づくと駆け上がり、オトーサンに遊びのポーズを向けて誘う。さらに土の一郭で両前足を使い、ワンコらしいといったらよいのか、高速に穴掘りを始めたりして数分の間だが実に楽しそうなのだ。

※土手にオトーサンと駆け上った!
ただし雨の日や雨の後でグシャグシャの時にはオトーサンが素通りさせることにしているし、ラテも体調がイマイチのときには横目でチラッと土手を見ながら大人しく通過する…。
ということでオトーサンはこの小さな土手…土盛りの場所をラテの健康チェックに使おうと考えた。雨ではない朝にその場所を通るとき、オトーサンは意識的に近づき「ラテ、行け!」とけしかける。ラテは待ってましたとばかり土手を嬉々として駆け上がりオトーサンが続くのを待ってピョンピョンと跳ね回る。そして穴掘りだ(笑)。

※土の感触が嬉しいのか、ひととき駆けずり回る
当初は足もお腹も土まみれとなる穴掘りは止めさせようとしたが、これもワンコとしての習性でありストレス解消になるとも考え、やらせるようにした。後でよく洗い、拭けば済むことだ…。
ほんの2,3分のことだが、こうして元気に振る舞えるならその後がノロノロ歩きでもオトーサンは安心した気持ちでいられる。ただしこれから雨が降るという予報を信じてレインコートを着せたとするなら、土手を恨めしそうに横目で見ながら通り過ぎるラテだ(笑)。

※ラテ、そろそろ下りるぞ...とオトーサン
レインコート大嫌いのラテだからメンタル的に落ち込んでいるときにはそれどころではないらしい。しかしこの土手を駆け上がり、オトーサンを遊びに誘って駆けずり回り、時に猛烈な勢いで穴掘りができるなら十分な気力と体力を温存していると考えてよいのでは…と考えている。
しかしそのゆっくり歩きは早く歩けないといった体力的肉体的な問題と言うよりメンタルな度合いが強いように思えてならない。なにも刺激がないとき、ゆっくりと歩くのは「面白い事に出会うまでは帰りたくない」ということなのかも知れない(笑)。さらに外にいたいけど動き回るのは嫌だ…ということかも…。

※遅い歩きは体力の問題というより心の余裕なのか...
すれ違う人に「老犬ですか?」などと聞かれるときがあるほどノタリノタリと歩いていると思えば、前方に気になるワンコが通ればリードを強く引き走りたいと要求する。そうしたときオトーサンが走り出せばラテは軽やかに走り出す。そしてその後も特に呼吸を整えるのに時間がかかるとか足を引きずる…といったことはまったくない。ただただ「何もないのに急ぐことはないでしょ」ということなのかも知れないが、ここ2年ほど前から歩みがゆっくりになった。

※前方に気になる存在を見つけるとがらっと表情が変わる
とはいえ、あまりにのらりくらりと歩かれてはオトーサンがまいってしまう。ひとつにはこの調子でいつものルートを歩けば時間は1.5倍もかかるだろうし、この遅さでは有酸素運動にもならないのではないか…。その上にワンコのことだ、あっちでクンクン、こっちでクンクンと引っかかり前に進まない。さらに気温の上昇で途中コンクリートやタイルの場所があると腹ばいになって休むケースが多くなりいつ戻れるかもわからなくなる。
仕方がないから時には強引にリードを引き、20kgもの体重を引っ張り上げたり抱っこして強制退去と相成るが実に重い(笑)。ただし通常の首輪へのリードではさすがに首を絞めてしまうと考えハーネスにしたが、苦しくない分抵抗も本格的になる。
オトーサンの心配は歩みが遅くなったのは体調が悪いとか足腰に問題が生じているから…という原因であれば治療をしなければならないということだ。もともと体重を落とさなければならないと言われ続けているが1kg減量するのに大変な騒ぎなのでなかなか理想どおりにいかない。そこでオトーサンは毎朝、ラテの健康チェックの方法を考案した(笑)。

※夕暮れの日射しでラテファミリーの影が長く伸びる
まあ考案とは冗談だが、オカーサンが通勤のため出かける際にラテとオトーサンも一緒に出るのが通例だ。駅近くまで一緒に散歩し、途中で分かれてオトーサンたちはそのまま散歩を続けるという具合である。
そのルートには途中歩道に面してちょっとした崖というか土盛りの場所がある。ここはラテお気に入りの場所で、そこに近づくと駆け上がり、オトーサンに遊びのポーズを向けて誘う。さらに土の一郭で両前足を使い、ワンコらしいといったらよいのか、高速に穴掘りを始めたりして数分の間だが実に楽しそうなのだ。

※土手にオトーサンと駆け上った!
ただし雨の日や雨の後でグシャグシャの時にはオトーサンが素通りさせることにしているし、ラテも体調がイマイチのときには横目でチラッと土手を見ながら大人しく通過する…。
ということでオトーサンはこの小さな土手…土盛りの場所をラテの健康チェックに使おうと考えた。雨ではない朝にその場所を通るとき、オトーサンは意識的に近づき「ラテ、行け!」とけしかける。ラテは待ってましたとばかり土手を嬉々として駆け上がりオトーサンが続くのを待ってピョンピョンと跳ね回る。そして穴掘りだ(笑)。

※土の感触が嬉しいのか、ひととき駆けずり回る
当初は足もお腹も土まみれとなる穴掘りは止めさせようとしたが、これもワンコとしての習性でありストレス解消になるとも考え、やらせるようにした。後でよく洗い、拭けば済むことだ…。
ほんの2,3分のことだが、こうして元気に振る舞えるならその後がノロノロ歩きでもオトーサンは安心した気持ちでいられる。ただしこれから雨が降るという予報を信じてレインコートを着せたとするなら、土手を恨めしそうに横目で見ながら通り過ぎるラテだ(笑)。

※ラテ、そろそろ下りるぞ...とオトーサン
レインコート大嫌いのラテだからメンタル的に落ち込んでいるときにはそれどころではないらしい。しかしこの土手を駆け上がり、オトーサンを遊びに誘って駆けずり回り、時に猛烈な勢いで穴掘りができるなら十分な気力と体力を温存していると考えてよいのでは…と考えている。
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