ラテ飼育格闘日記(499)
オトーサンもそろそろ散歩中に汗をかく時期になった。したがって暑いのが苦手なラテの気持ちも少しはわかるが、まあ…歩かないことには散歩にならないのでとにかくこれからは歩かせるのに苦労する。酷い時には近隣にある自動販売機のところまでいき、そこで水を飲むだけでUターンし戻ってしまうこともあるのだから…。
ともかく30分でも1時間でも、時間の長い短いではなくラテにとって少しでも充実した、楽しい散歩でありたいとオトーサンは常々考えているが、ファッションセンター「しまむら」の自動販売機で水を飲んでUターンでは出会いも何もあったものではない(笑)。
それでもオトーサンは騙しだまし子供たちの声のする公園に足を向けたりするものの、こどもたち皆がワンコ好きであるはずもないし逆に明らかに怖い素振りで遠目で見て逃げてしまう子供もいる。

※この輝いた表情を見たいが為にオトーサンも努力しているのだ
しかし手前味噌だがワンコと子供たちといったシーンは実に絵になるしラテならずともオトーサン自身も刺激があって面白い。その子供たちといってもほとんどは女の子たちだ。やはり母性の関係からなのか男の子たちとはワンコに対する振る舞いも違うし総じて近づいて来るのは女の子たちである。
この10年間、観察したところによれば初対面でも子供たちにはフレンドリーなラテだが、それでも好みもあることが分かっている。一番好きというかラテが好んで近づくのが小学生だ。中学生や高校生に対しても愛想はいいが幼犬時代に小学4年生前後の女子たちに可愛がってもらったその体験と記憶がそうさせているのか、あるいはそうした年代の子供たちを同類と見るからなのか、とにかくラテは自分から近づいていく。
ときに社会人の女性たちに声をかけられることもあるが、20歳を越えたであろうオネーサンたちになるとラテは警戒する場合がある。オトーサンの好みは小学生より綺麗なオネーサンの方が良いのだが、この点は残念ながらラテと好みは合わない(笑)。
逆に未就学児童や幼児だとラテは扱いに困っている感じでフレンドリーではあるものの気を遣っている感じもして興味深い。
先日のある日、幼稚園の脇をラテと歩いていると「あっ、ワンちゃん!可愛い…」という女の子の声がした。ラテは「可愛い」という言葉に見事に反応して歩みを止めて振り返った。どうやら母親と一緒に自転車で帰ろうと幼稚園から出てきた所のようだった…。女の子は「さわりた〜い」とゆっくりこちらに歩いてくるが母親はワンコ嫌いなのか、あるいは子供の好きなようにさせようとしているのかは分からないが向こうで動かず待っている。

※未就学児童の可愛い女の子がラテに近づいて来た。オカーサンは自転車のある所で待っている(笑)
実はこうしたとき母親が「こら、ワンちゃんの散歩の邪魔してはダメデショ」とかなんとか言いながら近づいて来られるとラテは見知らぬ大人に対して100%吠えるので子供との触れ合いもご破算になってしまうのだが、このときは幸い?子供だけがニコニコしながら近づいて来る。ラテは早くも向きを変え尻尾を軽く振りながら歓迎の意志を示している。女の子は感心に「触ってもいい?」と聞く。オトーサンは「大丈夫だよ、優しくね」と答えたが、自転車のところで待っている母親は心配らしく遠くから「尻尾はワンちゃんが怖がるからダメよ」と声をかけてきた。
女の子はラテの頭を撫で、嬉しそうに母親のところに戻って行き、母親は「ありがとうございました」と声をかけてくれた。オトーサンも「こちらこそ!」と会釈をしてその場を離れる。
どうということのないシーンだが、せっかく見知らぬワンコに近づきたいというときにラテが吠えたりして「ワンコは怖いものだ」等とトラウマになられては気の毒なのでオトーサンも気を遣うが、ラテもこうした幼児には積極的に近づいたり顔を舐めたりしないのは面白い。

※刺激がない散歩はご休憩モードが多発する
これが小学生ともなり、それも1,2度出会ったことがある子供だとラテも喜びを正直に表す。前記したように少しでも遊ぶきっかけを作りたいと自分から進んで近づこうとするのだ。
数日後、近所の砂場の公園橫を通ったら「あっ、可愛い!」と一輪車の稽古をしていた女子2人に声をかけられた。オトーサンはチャンスとばかりラテと一緒に公園に入ったが、数度会ったことのある女の子たちで早速ラテは揉みくちゃに(笑)。
しかしラテも大したもので「尻尾を三つ編みにしちゃおうか」とか「あっ、いい感じだぁ」と尻尾や耳の内側まで指を突っ込んでくるが、文字通り嫌な顔も見せずに大人しくしている。そして座り込んだ女子の1人にはチューまでしている。その子供は家で小型犬を飼っているとのことでワンコには慣れているようだが些か扱いが乱暴だ(笑)。

※子供たちに耳や尻尾を触られてもラテはフレンドリーだ
2人の女子と駆けっこをしたりとラテにとって楽しいひとときだったに違いないがさすがに飽きてきたように思えたので引き上げようとすると、そこに柴犬のアンリちゃんが登場!
ワンコにはとかく愛想が悪いラテだが、このアンリちゃんには最初からフレンドリーでその日も2匹でお互い遊びのポーズをし合っている。双方共にリードをつけているので駆け回ることはできないがラテにとってはこれまた嬉しいひとときだったに違いない。

※柴犬のアンリちゃんと遊びのポーズ合戦
朝夕どちらかの散歩だけでもいいが、こうした出会いが1度でもあるとラテの表情とその後の足取りが違ってくる。とはいえ当然のことながらこうした出会いはあくまで偶然なので出会えないときには1週間出会うことができないときもあるわけで、出会いの確率を増やすため散歩のルートや時間帯をどう選ぶか、オトーサンの腕の見せ所でもあるのだ。
ともかく30分でも1時間でも、時間の長い短いではなくラテにとって少しでも充実した、楽しい散歩でありたいとオトーサンは常々考えているが、ファッションセンター「しまむら」の自動販売機で水を飲んでUターンでは出会いも何もあったものではない(笑)。
それでもオトーサンは騙しだまし子供たちの声のする公園に足を向けたりするものの、こどもたち皆がワンコ好きであるはずもないし逆に明らかに怖い素振りで遠目で見て逃げてしまう子供もいる。

※この輝いた表情を見たいが為にオトーサンも努力しているのだ
しかし手前味噌だがワンコと子供たちといったシーンは実に絵になるしラテならずともオトーサン自身も刺激があって面白い。その子供たちといってもほとんどは女の子たちだ。やはり母性の関係からなのか男の子たちとはワンコに対する振る舞いも違うし総じて近づいて来るのは女の子たちである。
この10年間、観察したところによれば初対面でも子供たちにはフレンドリーなラテだが、それでも好みもあることが分かっている。一番好きというかラテが好んで近づくのが小学生だ。中学生や高校生に対しても愛想はいいが幼犬時代に小学4年生前後の女子たちに可愛がってもらったその体験と記憶がそうさせているのか、あるいはそうした年代の子供たちを同類と見るからなのか、とにかくラテは自分から近づいていく。
ときに社会人の女性たちに声をかけられることもあるが、20歳を越えたであろうオネーサンたちになるとラテは警戒する場合がある。オトーサンの好みは小学生より綺麗なオネーサンの方が良いのだが、この点は残念ながらラテと好みは合わない(笑)。
逆に未就学児童や幼児だとラテは扱いに困っている感じでフレンドリーではあるものの気を遣っている感じもして興味深い。
先日のある日、幼稚園の脇をラテと歩いていると「あっ、ワンちゃん!可愛い…」という女の子の声がした。ラテは「可愛い」という言葉に見事に反応して歩みを止めて振り返った。どうやら母親と一緒に自転車で帰ろうと幼稚園から出てきた所のようだった…。女の子は「さわりた〜い」とゆっくりこちらに歩いてくるが母親はワンコ嫌いなのか、あるいは子供の好きなようにさせようとしているのかは分からないが向こうで動かず待っている。

※未就学児童の可愛い女の子がラテに近づいて来た。オカーサンは自転車のある所で待っている(笑)
実はこうしたとき母親が「こら、ワンちゃんの散歩の邪魔してはダメデショ」とかなんとか言いながら近づいて来られるとラテは見知らぬ大人に対して100%吠えるので子供との触れ合いもご破算になってしまうのだが、このときは幸い?子供だけがニコニコしながら近づいて来る。ラテは早くも向きを変え尻尾を軽く振りながら歓迎の意志を示している。女の子は感心に「触ってもいい?」と聞く。オトーサンは「大丈夫だよ、優しくね」と答えたが、自転車のところで待っている母親は心配らしく遠くから「尻尾はワンちゃんが怖がるからダメよ」と声をかけてきた。
女の子はラテの頭を撫で、嬉しそうに母親のところに戻って行き、母親は「ありがとうございました」と声をかけてくれた。オトーサンも「こちらこそ!」と会釈をしてその場を離れる。
どうということのないシーンだが、せっかく見知らぬワンコに近づきたいというときにラテが吠えたりして「ワンコは怖いものだ」等とトラウマになられては気の毒なのでオトーサンも気を遣うが、ラテもこうした幼児には積極的に近づいたり顔を舐めたりしないのは面白い。

※刺激がない散歩はご休憩モードが多発する
これが小学生ともなり、それも1,2度出会ったことがある子供だとラテも喜びを正直に表す。前記したように少しでも遊ぶきっかけを作りたいと自分から進んで近づこうとするのだ。
数日後、近所の砂場の公園橫を通ったら「あっ、可愛い!」と一輪車の稽古をしていた女子2人に声をかけられた。オトーサンはチャンスとばかりラテと一緒に公園に入ったが、数度会ったことのある女の子たちで早速ラテは揉みくちゃに(笑)。
しかしラテも大したもので「尻尾を三つ編みにしちゃおうか」とか「あっ、いい感じだぁ」と尻尾や耳の内側まで指を突っ込んでくるが、文字通り嫌な顔も見せずに大人しくしている。そして座り込んだ女子の1人にはチューまでしている。その子供は家で小型犬を飼っているとのことでワンコには慣れているようだが些か扱いが乱暴だ(笑)。

※子供たちに耳や尻尾を触られてもラテはフレンドリーだ
2人の女子と駆けっこをしたりとラテにとって楽しいひとときだったに違いないがさすがに飽きてきたように思えたので引き上げようとすると、そこに柴犬のアンリちゃんが登場!
ワンコにはとかく愛想が悪いラテだが、このアンリちゃんには最初からフレンドリーでその日も2匹でお互い遊びのポーズをし合っている。双方共にリードをつけているので駆け回ることはできないがラテにとってはこれまた嬉しいひとときだったに違いない。

※柴犬のアンリちゃんと遊びのポーズ合戦
朝夕どちらかの散歩だけでもいいが、こうした出会いが1度でもあるとラテの表情とその後の足取りが違ってくる。とはいえ当然のことながらこうした出会いはあくまで偶然なので出会えないときには1週間出会うことができないときもあるわけで、出会いの確率を増やすため散歩のルートや時間帯をどう選ぶか、オトーサンの腕の見せ所でもあるのだ。
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