ラテ飼育格闘日記(503)
「猫の目のように...」とは変化の激しいことを意味するが、ラテの表情も実に変化が激しい。もともと保護されたラテを3ヶ月ほど預かってくださったボランティアの方がいうには「感情豊かなワンコ」で「物事を大げさに表現する」といった意味のことをおっしゃっていたほどなのだ…。
多くのワンコを世話している方がいうのだから、特筆したことなのだろう。したがって分かりやすいといえばわかりやすいが、ラテはそのときの気分と思いがストレートに表情や態度に出るように思える。愛想の笑顔もしないではないが、それにしても不機嫌なときと機嫌の良いときの表情の落差は大きい(笑)。
オトーサンたちは少しでもラテの表情が笑顔の時間を作りたいと考えてはいるが、この自分勝手な娘はなかなか一筋縄ではいかないので難しい。

※さあ、ラテ出かけるぞ!というときの表情はとてもよい
さて今回はまずひとつご報告をしておきたい。前回502回の中でオトーサンがラテを抱きしめると迷惑そうな顔をすると書いた。完全に抱き上げてしまったときなどはご機嫌取りなのかオトーサンの顔をペロッと舐めたときもあったが満面の笑顔で抱きしめられたという写真はこの9年半の中で記憶がない…。
そんなラテが先日、初めてと思われるがオトーサンに首根っこを抱きしめられながら素晴らしい笑顔をカメラに向けた写真が撮れたのである!

※オトーサンに抱きしめられながらも満面の笑顔を向ける珍しい写真
撮ったのはオカーサンなので、この笑顔はオトーサンに向けたものではないとオトーサンは謙遜しているが(笑)。それにしても幾たびかこうしたシャッターチャンスがあったものの、これだけラテが良い表情をしたことは、かつてなかったのでその日はオトーサンの機嫌も良かった(笑)。
ところでこの季節は梅雨時であり、水不足だというものの小雨の日は多い。雨とレインコートが嫌いなラテだからオトーサンはなるべく雨雲の移動推移を確認したりして雨が降らない...降っても小雨の時間帯を狙って散歩に出るように心がけてはいるが、相手は自然であり思うようにはいかない。

※オカーサンと一緒に距離が離れたオトーサンのところまで駆けてくる!
ともあれこの時期から夏日になる季節はワンコの散歩は難しいし気を遣う。たまたまピーカンの天気だと気温は35°前後になるし17時頃になってもそれまで日の当たっていた路面の温度はまだ40°といった場所もある。
そうした中を路面からお腹の距離が人間より極端に近いワンコを歩かせるのは熱中症になりに行くようなものだ。したがって朝は早い時間に、そして夜は遅い時間に散歩をさせるのが理想だが、人間様の生活がベースになっているわけでその理想どおりにはいかないのが難しい。
それでもレインコートを着たり、まだまだ路面に余熱が残っているような場合は連れ出してもラテ自身が長くは歩かない。近隣のお店の前に設置している自動販売機まで歩き、そこで水飲みを要求し、オトーサンが買うペットボトルの水の大半を舌で受け止めつつ口の中を冷やしてからそのまま自宅に戻るということも多い。

※自動販売機で買ったペットボトルの水を美味しそうに飲む
オトーサンはラテの歩きぶりやその表情を観察しながら、ラテの体調を推し量りつつ歩いているつもりだが、そのバロメーターのひとつがアイコンタクトだ。
他のワンコはわからないが、ラテはアイコンタクトが多いワンコだと思っている。オトーサンの左右に沿って歩く場合は度々オトーサンの表情を読むように顔を上げる。オトーサンがそれに気づいた場合はうなずいたり時に手を振ったりして答える(笑)。ただ日射しの強いときにはオトーサンはサングラスを着けて出るから、ラテとしてはオトーサンの表情を読みづらいようでアイコンタクトというよりチラ見が多くなる。

※ラテは頻繁にアイコンタンクとする
またオカーサンも一緒に出かけるときにはアイコンタクトもオトーサンだけでなくオカーサンに対してするのは当然としても、足を突いたりとちょっかいを出してオヤツをせびろうとする。そしてオカーサンがデジカメで写真を撮ったりして十数メートル遅れるとラテは必ず立ち止まって後ろを確認し、オカーサンが近くに来るまで待つ...。
あれでも色々と気遣いしているようなのだ(笑)。
そうしたアイコンタクトが少なくなったり、オカーサンと一緒なのに気遣いがなくなるような場合はラテはかなりバテている。さらに運動したわけでもないのに舌を出して「ハアハア」が始まると木陰で休んだり、水を飲ませたりするようにしている。
言葉が話せたら、どうということもないことなのだが、感情豊かで表情の変化も際立っているラテでも何を考え、どう思っているかを知るのは当然とは言えやさしいことではない。

※後ろから歩いて来た小学生に笑顔を向けて撫でて貰う。まるで笑顔の押し売りだ(笑)
ただし長い間一緒にいることで随分とラテの要求が分かるようにもなってきた。水が飲みたいとかオヤツが欲しいといった要求はマズルでこちらの足を突くからわかりやすいが、例えば「そろそろウンチだな」が分かればしてよい場所と悪い場所を選べるわけでトラブルを最小限にできるわけだ。
とはいえ同じ時間と同じ場所は共有していてもそこは人間とワンコは世界観が大きく違う。どうしても飼い主の感覚ですべての物事を判断してしまうが、要はワンコらしい生き方を捨てさせてはならないとも肝に銘じているオトーサンなのだが…。
多くのワンコを世話している方がいうのだから、特筆したことなのだろう。したがって分かりやすいといえばわかりやすいが、ラテはそのときの気分と思いがストレートに表情や態度に出るように思える。愛想の笑顔もしないではないが、それにしても不機嫌なときと機嫌の良いときの表情の落差は大きい(笑)。
オトーサンたちは少しでもラテの表情が笑顔の時間を作りたいと考えてはいるが、この自分勝手な娘はなかなか一筋縄ではいかないので難しい。

※さあ、ラテ出かけるぞ!というときの表情はとてもよい
さて今回はまずひとつご報告をしておきたい。前回502回の中でオトーサンがラテを抱きしめると迷惑そうな顔をすると書いた。完全に抱き上げてしまったときなどはご機嫌取りなのかオトーサンの顔をペロッと舐めたときもあったが満面の笑顔で抱きしめられたという写真はこの9年半の中で記憶がない…。
そんなラテが先日、初めてと思われるがオトーサンに首根っこを抱きしめられながら素晴らしい笑顔をカメラに向けた写真が撮れたのである!

※オトーサンに抱きしめられながらも満面の笑顔を向ける珍しい写真
撮ったのはオカーサンなので、この笑顔はオトーサンに向けたものではないとオトーサンは謙遜しているが(笑)。それにしても幾たびかこうしたシャッターチャンスがあったものの、これだけラテが良い表情をしたことは、かつてなかったのでその日はオトーサンの機嫌も良かった(笑)。
ところでこの季節は梅雨時であり、水不足だというものの小雨の日は多い。雨とレインコートが嫌いなラテだからオトーサンはなるべく雨雲の移動推移を確認したりして雨が降らない...降っても小雨の時間帯を狙って散歩に出るように心がけてはいるが、相手は自然であり思うようにはいかない。

※オカーサンと一緒に距離が離れたオトーサンのところまで駆けてくる!
ともあれこの時期から夏日になる季節はワンコの散歩は難しいし気を遣う。たまたまピーカンの天気だと気温は35°前後になるし17時頃になってもそれまで日の当たっていた路面の温度はまだ40°といった場所もある。
そうした中を路面からお腹の距離が人間より極端に近いワンコを歩かせるのは熱中症になりに行くようなものだ。したがって朝は早い時間に、そして夜は遅い時間に散歩をさせるのが理想だが、人間様の生活がベースになっているわけでその理想どおりにはいかないのが難しい。
それでもレインコートを着たり、まだまだ路面に余熱が残っているような場合は連れ出してもラテ自身が長くは歩かない。近隣のお店の前に設置している自動販売機まで歩き、そこで水飲みを要求し、オトーサンが買うペットボトルの水の大半を舌で受け止めつつ口の中を冷やしてからそのまま自宅に戻るということも多い。

※自動販売機で買ったペットボトルの水を美味しそうに飲む
オトーサンはラテの歩きぶりやその表情を観察しながら、ラテの体調を推し量りつつ歩いているつもりだが、そのバロメーターのひとつがアイコンタクトだ。
他のワンコはわからないが、ラテはアイコンタクトが多いワンコだと思っている。オトーサンの左右に沿って歩く場合は度々オトーサンの表情を読むように顔を上げる。オトーサンがそれに気づいた場合はうなずいたり時に手を振ったりして答える(笑)。ただ日射しの強いときにはオトーサンはサングラスを着けて出るから、ラテとしてはオトーサンの表情を読みづらいようでアイコンタクトというよりチラ見が多くなる。

※ラテは頻繁にアイコンタンクとする
またオカーサンも一緒に出かけるときにはアイコンタクトもオトーサンだけでなくオカーサンに対してするのは当然としても、足を突いたりとちょっかいを出してオヤツをせびろうとする。そしてオカーサンがデジカメで写真を撮ったりして十数メートル遅れるとラテは必ず立ち止まって後ろを確認し、オカーサンが近くに来るまで待つ...。
あれでも色々と気遣いしているようなのだ(笑)。
そうしたアイコンタクトが少なくなったり、オカーサンと一緒なのに気遣いがなくなるような場合はラテはかなりバテている。さらに運動したわけでもないのに舌を出して「ハアハア」が始まると木陰で休んだり、水を飲ませたりするようにしている。
言葉が話せたら、どうということもないことなのだが、感情豊かで表情の変化も際立っているラテでも何を考え、どう思っているかを知るのは当然とは言えやさしいことではない。

※後ろから歩いて来た小学生に笑顔を向けて撫でて貰う。まるで笑顔の押し売りだ(笑)
ただし長い間一緒にいることで随分とラテの要求が分かるようにもなってきた。水が飲みたいとかオヤツが欲しいといった要求はマズルでこちらの足を突くからわかりやすいが、例えば「そろそろウンチだな」が分かればしてよい場所と悪い場所を選べるわけでトラブルを最小限にできるわけだ。
とはいえ同じ時間と同じ場所は共有していてもそこは人間とワンコは世界観が大きく違う。どうしても飼い主の感覚ですべての物事を判断してしまうが、要はワンコらしい生き方を捨てさせてはならないとも肝に銘じているオトーサンなのだが…。
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