両差しタイプの MicroUSB端子はよく見極めて利用したい!
近年ガジェット類の小型化から充電やパソコンとの接続のためにMicroUSBタイプのコネクタを装備している製品が多くなっている。そしてコネクタにケーブルを接続するとき、その裏表を意識しなくても良いいわゆる両差しタイプの端子を持つケーブルも普及し出した...。しかし問題が!
ここの所、USB-Aタイプの端子およびMicroUSB端子を持つケーブルで両差しタイプの製品が増えてきた。両差しタイプというのは本来コネクタの形状から端子の差す向きが決まっているわけだが、それが裏表...すなわち両面どちらを向けても差し込むことができるタイプの製品だ。

※左が標準タイプのMicroUSB端子、右が両差しタイプの端子
すなわち端子の向きを気にせずコネクタ端子を差し込むことができるので便利だという売りだ。いや、その点は確かに便利に違いないからこそこの両差しタイプのケーブルを私も一部で使ってきた。
しかしこの数週間で二つのガジェットのUSBコネクタが基板から外れ、壊れるというアクシデントを経験したが、その要因のひとつがこの両差しタイプのMicroUSB端子にある…というのが今回のテーマである。
まず最初に申し上げておきたいことはガジェットに使われているコネクタはともかくMicroUSBケーブルの端子は出来不出来が結構あるという事実だ。これまで多くのMicroUSBタイプのケーブルおよびガジェットを使ってきたが、精度や互換性に問題があるケースもままあったし、特に両差しタイプのMicroUSB端子にはそれが目立つ気がする。
数種の両差しタイプMicroUSB端子(オス)を特定のガジェットのコネクタに装着しようとするとスムーズにいかないことがある。本来両差しタイプは向きを気にせず使えることがメリットなはずだが、差し込むことができてもそれがかなりキツイ場合がある。そこで一般的なMicroUSBケーブルを使ってみるとスムーズに接続できる...。
今回ガジェットのMicroUSBコネクタが壊れたのはウェアブルカメラだったが、その撮影データ(動画)を消さないと次の撮影にメモリ容量が足りなくなる可能性があるからと朝夕使用の度にデータをパソコンに写し、カメラ側のデータを消すことを続けてきた。またパッテリーは内蔵リチウム電池なのでその充電も同じコネクタを使う。そしてこれまで8ヶ月ほどの間、何の問題もなかった…。
さて、使用頻度が高いものほど向きを気にせず接続できる両差しタイプのケーブルを使ってみようとわざわざ選んでみたが無論特に乱暴な使い方をした覚えはない。しかし前記したようにあらためて比較して見ると一般的なMicroUSBコネクタと比較して両差しタイプのMicroUSB端子は差し込みがキツイ場合が多く、ためにわずかにしても力を加えることになる。どうやらこれが今回コネクタが基板から外れた原因のようだ。なにしろこれで2度目なのだから...。無論2度とは別々の製品で起こった!


※ウェアブルカメラのMicroUSBコネクタが基板から外れた(上)。写真下は同型製品の正常なコネクタ
最初はたまたまガジェット側の組み立てが柔かったのかと思った。そして超小型の基板にハンダ付けされている部品だからして柔なのはある程度は仕方がないと思ったりもするが壊れるのは困る。
これまでこうしたトラブルはなかったものの2度のMicroUSB端子が基板から外れた直接の原因を考えるとやはり装着時にどうしても力を入れざるを得ない両差しタイプのケーブルを使い始めてからなのだ。
繰り返すが決して雑に扱っているわけではないし両差しタイプのケーブルに気を遣いながら使うのならこれまでの一般的なMicroUSBの方が安全だという結論に達し、現在は特別なガジェット以外両差しタイプのMicroUSBは使わないことにした。
こうしたアクシデントや感想はあくまで私の環境下で起こったことだし個人的な体験ではあるが、両差しタイプのMicroUSB端子は数社のメーカーを比較してみても装着時にキツイと感じる場合があるのは確かだ。
したがって本来便利なはずのケーブルではあるが、使用時にはガジェットのMicroUSBコネクタとケーブル端子の相性や精度も含めてきちんと見極め、もし少しでもキツイと感じたら利用は止めた方がよいと思う。千数百円程度のケーブルが原因でガジェットが壊れては元も子もないし、接続が少しでもキツイ場合や接続しにくいケーブルは使わないようにしたいものだ…。
ここの所、USB-Aタイプの端子およびMicroUSB端子を持つケーブルで両差しタイプの製品が増えてきた。両差しタイプというのは本来コネクタの形状から端子の差す向きが決まっているわけだが、それが裏表...すなわち両面どちらを向けても差し込むことができるタイプの製品だ。

※左が標準タイプのMicroUSB端子、右が両差しタイプの端子
すなわち端子の向きを気にせずコネクタ端子を差し込むことができるので便利だという売りだ。いや、その点は確かに便利に違いないからこそこの両差しタイプのケーブルを私も一部で使ってきた。
しかしこの数週間で二つのガジェットのUSBコネクタが基板から外れ、壊れるというアクシデントを経験したが、その要因のひとつがこの両差しタイプのMicroUSB端子にある…というのが今回のテーマである。
まず最初に申し上げておきたいことはガジェットに使われているコネクタはともかくMicroUSBケーブルの端子は出来不出来が結構あるという事実だ。これまで多くのMicroUSBタイプのケーブルおよびガジェットを使ってきたが、精度や互換性に問題があるケースもままあったし、特に両差しタイプのMicroUSB端子にはそれが目立つ気がする。
数種の両差しタイプMicroUSB端子(オス)を特定のガジェットのコネクタに装着しようとするとスムーズにいかないことがある。本来両差しタイプは向きを気にせず使えることがメリットなはずだが、差し込むことができてもそれがかなりキツイ場合がある。そこで一般的なMicroUSBケーブルを使ってみるとスムーズに接続できる...。
今回ガジェットのMicroUSBコネクタが壊れたのはウェアブルカメラだったが、その撮影データ(動画)を消さないと次の撮影にメモリ容量が足りなくなる可能性があるからと朝夕使用の度にデータをパソコンに写し、カメラ側のデータを消すことを続けてきた。またパッテリーは内蔵リチウム電池なのでその充電も同じコネクタを使う。そしてこれまで8ヶ月ほどの間、何の問題もなかった…。
さて、使用頻度が高いものほど向きを気にせず接続できる両差しタイプのケーブルを使ってみようとわざわざ選んでみたが無論特に乱暴な使い方をした覚えはない。しかし前記したようにあらためて比較して見ると一般的なMicroUSBコネクタと比較して両差しタイプのMicroUSB端子は差し込みがキツイ場合が多く、ためにわずかにしても力を加えることになる。どうやらこれが今回コネクタが基板から外れた原因のようだ。なにしろこれで2度目なのだから...。無論2度とは別々の製品で起こった!


※ウェアブルカメラのMicroUSBコネクタが基板から外れた(上)。写真下は同型製品の正常なコネクタ
最初はたまたまガジェット側の組み立てが柔かったのかと思った。そして超小型の基板にハンダ付けされている部品だからして柔なのはある程度は仕方がないと思ったりもするが壊れるのは困る。
これまでこうしたトラブルはなかったものの2度のMicroUSB端子が基板から外れた直接の原因を考えるとやはり装着時にどうしても力を入れざるを得ない両差しタイプのケーブルを使い始めてからなのだ。
繰り返すが決して雑に扱っているわけではないし両差しタイプのケーブルに気を遣いながら使うのならこれまでの一般的なMicroUSBの方が安全だという結論に達し、現在は特別なガジェット以外両差しタイプのMicroUSBは使わないことにした。
こうしたアクシデントや感想はあくまで私の環境下で起こったことだし個人的な体験ではあるが、両差しタイプのMicroUSB端子は数社のメーカーを比較してみても装着時にキツイと感じる場合があるのは確かだ。
したがって本来便利なはずのケーブルではあるが、使用時にはガジェットのMicroUSBコネクタとケーブル端子の相性や精度も含めてきちんと見極め、もし少しでもキツイと感じたら利用は止めた方がよいと思う。千数百円程度のケーブルが原因でガジェットが壊れては元も子もないし、接続が少しでもキツイ場合や接続しにくいケーブルは使わないようにしたいものだ…。
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