ラテ飼育格闘日記(511)
ある日の夕方、天気もまずまずだったので近所の砂場の公園にラテと向かった。近くに行くと子供の声が聞こえるから、ラテの知り合いがいるといいなとオトーサンは期待してスロープを通って公園に入った。公園中央にはボール遊びをしていた数人の子供たちがいたが残念ながら知ってる子はいなかった…。
ちょっとがっかりしていると「ラテちゃん!」と公園端にある遊具の上から声がかかった。それが知り合いの小学生女子だったからラテは早くも尻尾を大きく振って喜びを表している。
駆けてきた女子はいつものようにラテの顔を両手で挟んだり抱きついたりしている。ラテも盛んに女子の顔を舐めていた。
それをみていた親子…若い母親と未就学児童の男の子がラテに近づいて来た。


※ラテと仲良しの小学生女子と遊んでいる時(上)、母親の手を引いて近づいて来た男の子がいた(下)
どうやら男の子はラテに触りたいらしいがなかなか決断がつかず母親の手を引いて一緒に行こうと意思表示している。
近づいた親子にオトーサンが「お子さんは大丈夫ですが大人には吠えるかも知れません」というと母親は一歩下がり息子の背を押した。
最初はどうしても正面から手を出すのが怖いのか、後ろに回ってラテの尻尾やお尻を触ろうとする。まあ、ラテは子供に尻尾を引っ張られたくらいでは怒らないが母親は気を遣って「尻尾はダメよ」と注意する。しかし子供はなぜ尻尾がダメなのかがわからないだろうからして忠告の効き目がない(笑)。

※男の子は尻尾を軽く掴んでご満悦(笑)
この日は馴染みの女子がラテと正面切って相手をしていたのでラテも余程のことが無い限り腰やお尻を触られても気にしなかったに違いない。
男の子は以前小型犬に吠えられてワンコに近づけなくなったそうだ。しかし知り合いのおねーちゃん(小学生)がラテと仲良くしているのを見てチャレンジしたくなったらしい。もともとはワンコを触りたかったようなのだ。
子供がラテを触っている姿を見て母親の方が喜んでいる。
「この子、はじめてワンコに触ったんですよ」とニコニコしている姿を見ていると飼い主冥利につきる。しかし人間と同じくワンコにもいろいろな性格のワンコがいるし、ラテにしても機嫌が悪いときもあるだろうから今回のチャレンジで味をしめたとしても通りがかりのワンコ全てに手を出しては危険かも知れない。
親バカでなく、ラテは子供に限って寛容なことはこの足掛け10年日々体験していることなので確信を持っている。なにしろ女子とラテとで一本のポッキーの両端を咥えて食べ始め、最後はチューをするというオトーサンもビビった遊びを繰り返したのだから…。
抱きつかれ、跨がられ、尻尾を引っ張られても唸ったり怒ったことは1度もない。しかし前記したようにラテにも気分というものがあるに違いないし理由はともあれ苦手な子供もいるかも知れないとオトーサンは細心の注意をしつつリードを最短に保持していた。
その翌日のこと、前日のことを覚えていたのかラテはまたまたその公園に足を向けた。
公園について遊具のあるあたりを眺めるが、馴染みの女子はいないようなので早々に別の所に行こうかとリードを引いた。そのときラテは遊具のある方向に向かって「アウ、ウアン、ワンワン」と乾いた吠え声をあげた。オトーサンがあらためて見ると昨日ラテに近づいて来た母子がこちらに気づいて歩いてくるところだった。ラテは昨日のことをしっかりと覚えていたらしい。

※翌日のこと、同じ公園で昨日の親子に声をかけるラテ(笑)
男の子は相変わらずへっぴり腰ではあるが、昨日よりは積極的にラテに近づき頭や背中を触っている。
オトーサンは思わず母親に「おいくつなんですか」と聞いた。
男の子は3歳だというが、そのとき別の親子が近づいて来た。想像するにその親子に「僕はワンコを触ってるよ」とアピールしたかったのだろうか男の子はラテを触りながら「ワンワン!」と声を上げた。

※3歳だという男の子は昨日より積極的にラテに触れていた
「あっ、喋った!」といったのは男の子のオカーサンだった。
3歳になるがあまり積極的に喋らないので少々心配しているというお話しだった。それが「ワンワン!」と人前で声をあげたので母親が驚き喜んだということらしい。
なんということもないシーンだが、初めてワンコに触って満足そうに喜ぶ子供の顔、そして母親が「うちの子が初めてワンコに触れた!」「ワンコに触りながら喋った!」と感激している姿を見ているとオトーサンも嬉しくなってくる。

※周りにいた親子も参加し3人の子供たちに触られたラテは尻尾が下がってしまった(笑)
しばらくしてラテを見ると尻尾が下がっている。そろそろ去り時だと判断したオトーサンは「さあ、ラテ帰ろうか」と声をかけた後、母親たちに「ご覧のように尻尾がさがってますが、小さいお子さんの場合はワンコも気遣いが違うようなんですよ」と笑いながら説明した。
「ありがとうございました。またね…」とラテのリードを引き、踵を返した途端にひとりの母親が「あっ尻尾があがった。ほんとだ」と感嘆の声をあげた(笑)。
ラテ、お疲れ様でした!!
ちょっとがっかりしていると「ラテちゃん!」と公園端にある遊具の上から声がかかった。それが知り合いの小学生女子だったからラテは早くも尻尾を大きく振って喜びを表している。
駆けてきた女子はいつものようにラテの顔を両手で挟んだり抱きついたりしている。ラテも盛んに女子の顔を舐めていた。
それをみていた親子…若い母親と未就学児童の男の子がラテに近づいて来た。


※ラテと仲良しの小学生女子と遊んでいる時(上)、母親の手を引いて近づいて来た男の子がいた(下)
どうやら男の子はラテに触りたいらしいがなかなか決断がつかず母親の手を引いて一緒に行こうと意思表示している。
近づいた親子にオトーサンが「お子さんは大丈夫ですが大人には吠えるかも知れません」というと母親は一歩下がり息子の背を押した。
最初はどうしても正面から手を出すのが怖いのか、後ろに回ってラテの尻尾やお尻を触ろうとする。まあ、ラテは子供に尻尾を引っ張られたくらいでは怒らないが母親は気を遣って「尻尾はダメよ」と注意する。しかし子供はなぜ尻尾がダメなのかがわからないだろうからして忠告の効き目がない(笑)。

※男の子は尻尾を軽く掴んでご満悦(笑)
この日は馴染みの女子がラテと正面切って相手をしていたのでラテも余程のことが無い限り腰やお尻を触られても気にしなかったに違いない。
男の子は以前小型犬に吠えられてワンコに近づけなくなったそうだ。しかし知り合いのおねーちゃん(小学生)がラテと仲良くしているのを見てチャレンジしたくなったらしい。もともとはワンコを触りたかったようなのだ。
子供がラテを触っている姿を見て母親の方が喜んでいる。
「この子、はじめてワンコに触ったんですよ」とニコニコしている姿を見ていると飼い主冥利につきる。しかし人間と同じくワンコにもいろいろな性格のワンコがいるし、ラテにしても機嫌が悪いときもあるだろうから今回のチャレンジで味をしめたとしても通りがかりのワンコ全てに手を出しては危険かも知れない。
親バカでなく、ラテは子供に限って寛容なことはこの足掛け10年日々体験していることなので確信を持っている。なにしろ女子とラテとで一本のポッキーの両端を咥えて食べ始め、最後はチューをするというオトーサンもビビった遊びを繰り返したのだから…。
抱きつかれ、跨がられ、尻尾を引っ張られても唸ったり怒ったことは1度もない。しかし前記したようにラテにも気分というものがあるに違いないし理由はともあれ苦手な子供もいるかも知れないとオトーサンは細心の注意をしつつリードを最短に保持していた。
その翌日のこと、前日のことを覚えていたのかラテはまたまたその公園に足を向けた。
公園について遊具のあるあたりを眺めるが、馴染みの女子はいないようなので早々に別の所に行こうかとリードを引いた。そのときラテは遊具のある方向に向かって「アウ、ウアン、ワンワン」と乾いた吠え声をあげた。オトーサンがあらためて見ると昨日ラテに近づいて来た母子がこちらに気づいて歩いてくるところだった。ラテは昨日のことをしっかりと覚えていたらしい。

※翌日のこと、同じ公園で昨日の親子に声をかけるラテ(笑)
男の子は相変わらずへっぴり腰ではあるが、昨日よりは積極的にラテに近づき頭や背中を触っている。
オトーサンは思わず母親に「おいくつなんですか」と聞いた。
男の子は3歳だというが、そのとき別の親子が近づいて来た。想像するにその親子に「僕はワンコを触ってるよ」とアピールしたかったのだろうか男の子はラテを触りながら「ワンワン!」と声を上げた。

※3歳だという男の子は昨日より積極的にラテに触れていた
「あっ、喋った!」といったのは男の子のオカーサンだった。
3歳になるがあまり積極的に喋らないので少々心配しているというお話しだった。それが「ワンワン!」と人前で声をあげたので母親が驚き喜んだということらしい。
なんということもないシーンだが、初めてワンコに触って満足そうに喜ぶ子供の顔、そして母親が「うちの子が初めてワンコに触れた!」「ワンコに触りながら喋った!」と感激している姿を見ているとオトーサンも嬉しくなってくる。

※周りにいた親子も参加し3人の子供たちに触られたラテは尻尾が下がってしまった(笑)
しばらくしてラテを見ると尻尾が下がっている。そろそろ去り時だと判断したオトーサンは「さあ、ラテ帰ろうか」と声をかけた後、母親たちに「ご覧のように尻尾がさがってますが、小さいお子さんの場合はワンコも気遣いが違うようなんですよ」と笑いながら説明した。
「ありがとうございました。またね…」とラテのリードを引き、踵を返した途端にひとりの母親が「あっ尻尾があがった。ほんとだ」と感嘆の声をあげた(笑)。
ラテ、お疲れ様でした!!
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