防水高輝度LEDライト「T-Light」ファーストインプレッション

小物撮影時の補助照明ならびに停電や万が一の災害時などにも応用できるだろうとユニークなLEDライトを購入した。販売はサンワサプライだがパッケージにはTOPFIRE T-Lightとあり、パッケージはどこかAppleの製品を思わせるような作りだった。


この「T-Light」を気に入った第一の点はそのデザインだ。シンプルうんぬんは別にしても利用する場合の置き方が自在に考えられるからだ。

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※パッケージはどこかアップル製品みたいな作り...


本体はLEDライトおよび7800mAのバッテリー容量を持つ部分が厚さ約33mmほどの円筒形とそれを支えるコの字型のアームからなっている。なお筐体はアルミ製だ。

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※本体はアルミ製でデザインもシンプル


コの字型のアームに円筒形の直径部位左右が自由回転するように留められているというシンプルな作りだ。それだけに「T-Light」のセッティングならびに置き方は様々なやり方が考えられる。

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※様々な置き方が考えられる


ざっと記すなら、添え木などにぶら下げる、机上面などにアームを立てて置く、アームを寝かして置くなどが考えられるがその際にLED面をどの方向に回転させて固定するかで活用の仕方が変わってくる。さらにアームには三脚ネジに合う穴があるので文字通り三脚に取り付けて使うことも可能だ。勿論懐中電灯のように手に持って使うのもありだ。

TLight_04.jpg

※ミニ三脚に取り付けた例


2つ目のポイントは明るさである。側面スイッチで明るさを70ルーメン、210ルーメン、420ルーメンそして720ルーメンの四段階に調節ができるがLEDの色温度は5000Kだという。ちなみにフル充電時の点灯持続時間だがそれぞれ30時間、10時間、5時間、3時間となっている。

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※LED面の拡大。中央のグリーンの光はステータスランプがスタンバイであることを示している


3つ目はIPX6の防水規格を取得している製品だということ。普段、この種の製品は室内で使うものだという先入観もあるが、雨天やアウトドアでも安心して使えるわけで、万一の災害時などには大いに役に立ちそうだ。
なお充電だが2A出力可能なACアダプタからで約10時間でフル充電ができパッテリー寿命も一般的なリチウム電池同様500回ほどの繰り返し充電ができるようだ。

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※70ルーメンの点灯例。均一な点灯が期待できる


電池残量もLED面中央にあるステータスLEDの色で「十分」「残量40%以下」「バッテリーがなくなった」が確認出来る。全体の重量も390gと持ち周りするのにも苦になる重さではないし最大輝度の720ルーメンでは直視が危険なほど明るい。
本体カラーはシルバーとブラックの2種類があるが、今回ご紹介したのはシルバーである。なお付属品は本体の他に充電用USBケーブル、三脚固定用ナット、そして取扱説明書(日本語)である。

ひとつあると何かと便利なLEDライトだと思う。





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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員