ラテ飼育格闘日記(513)
天気が良くないから、ラテとの散歩もバッとしない毎日が続いている。雨も嫌いならレインコートを着せられると固まってしまうラテなので散歩にならない日が多い。それでも排泄させないとならないからとオトーサンは iPhoneで雨雲の移動予測とにらめっこしながら散歩のタイミングを図る毎日である。
毎年のことだが、ラテのアトピー症状が表に出てくる時期である。秋口から春先に至るまでが肉球を囓って出血させてしまう季節に当たる。ということはいくつかの植物が直接の原因と思われるし事実アレルギー検査でも複数の植物が陽性となっているが、いずれにしてもオトーサンたちにできることはできるだけ草の上は歩かせないこと、きちんと薬を飲ませること、そして激しく肉球をカジカジと始めたら止めることだ。

※これからの季節はアトピーに要注意です!
特に最初は傷などないところを舐めたり、そして囓ったりするのは多分に痛いのではなくやはり痒いに違いない。我々人間も痒さを我慢するのは至難の業だと知っているからオトーサンもラテにストップをかけるのは心苦しい。しかしラテが本気でそのモードに入れば数分で傷ができてしまうからなかなか止めることも難しいのだ。

※足が痛いのか歩くのを止めたラテをオカーサンが慰めてます(笑)
酷くなれば、散歩から戻って足を洗うとき当然のことながら水は滲みるしタオルなどで拭こうとすれば痛むからことは簡単ではなくなってくる。とはいっても外を歩き回っていたそのまま家の中に入れるわけにはいかないからオトーサンとラテの攻防戦が玄関で始まることになる。
細心の注意というか神経を使って足を拭くが、傷ついた箇所に触れれば痛いわけでこの時だけはオトーサンに対しても「ウッ!」と唸って手に歯を当ててくる。
勿論噛んだりはしないし人間であれば手で振り払うといった行為なのだがそこはワンコの鋭い歯だからして当たっただけで痛いし場合によっては傷が付く。それでもオトーサン自身も素早く手を移動するしこの数年傷を負ったことはない。ただしオトーサンの手に歯を当てたときには「しまった!」と思うのだろう、どこか気落ちした表情をするが、だからといって綺麗にするのを止めるわけにもいかないから場合によっては数回そんなことが続くこともある。

※すぐに取ってしまうことを承知でオトーサンは包帯を巻く
ラテにとってはやむを得ないことだから仕方がないが、ここでもオトーサンとオカーサンではラテの対応が違う事を先日見てしまった…。
その日はオカーサンが仕事休みだったので散歩後の後始末をすることになった。その際に左前足を痛がっていることは承知でラテの足を洗い始めたがある瞬間ラテは「キャン!」という声を上げてオカーサンに歯を当てようとした。オカーサンも慣れたもので咄嗟に手を引いたから大事に至らないがその後のラテの姿は興味深かった。
それはオカーサンが手を離した瞬間、ラテは頭を少し捻りオカーサンの口を舐めにいったのだ。この行為はあきらかに「オカーサン、ゴメン!」ということだ。こうした行為はどうもオトーサンにはしない(笑)。それにたまたまかも知れないが「痛い!」と鳴くその声もオカーサンだとどこか甘えている感じの声なのだ…。

※お気に入りの縫いぐるみに頭を乗せて一休み
それでもラテの肉球が傷を負えば、オトーサンはさらにラテが足を噛むのを止めさせようと包帯を巻くが、オトーサンが離れた瞬間に取ってしまうとわかっている。だからしばらく落ち着くまでラテの側にいる…といったこともやる。とにかく半日でも噛まなければ傷が治るのは早いから、飼い主としては努力するしかないが、100%いつも目が届くはずもなく、あっというまでこれまでの苦労が水の泡…ということになることもしばしばだ。
そんな足で雨が降っている道を歩くのだからそれはやはり嫌だろうし、時には滲みて痛いに違いない。
先日も大きめの水溜まりの前でラテが一瞬戸惑うように止まった。オトーサンは「水溜まりに足を入れるのが嫌なんだな」と推察し、ちょうど雨も小降りになったからと傘をたたんでラテの前にひざまずいた。

※雨の日は帰ってくるとホッとした表情をする
ラテは待ってましたとばかり、手慣れた様子で両前足をオトーサンの両肩に置いたので抱え上げてあげた。行き交う人やすれ違う車の運転席からは不思議な物でも見るような声があがるときもあるが、気にしてはいられない。ラテの汚れた前足がオトーサンの首筋に爪を立てて置かれたそのまま…しっかりと抱いて帰路についた。
毎年のことだが、ラテのアトピー症状が表に出てくる時期である。秋口から春先に至るまでが肉球を囓って出血させてしまう季節に当たる。ということはいくつかの植物が直接の原因と思われるし事実アレルギー検査でも複数の植物が陽性となっているが、いずれにしてもオトーサンたちにできることはできるだけ草の上は歩かせないこと、きちんと薬を飲ませること、そして激しく肉球をカジカジと始めたら止めることだ。

※これからの季節はアトピーに要注意です!
特に最初は傷などないところを舐めたり、そして囓ったりするのは多分に痛いのではなくやはり痒いに違いない。我々人間も痒さを我慢するのは至難の業だと知っているからオトーサンもラテにストップをかけるのは心苦しい。しかしラテが本気でそのモードに入れば数分で傷ができてしまうからなかなか止めることも難しいのだ。

※足が痛いのか歩くのを止めたラテをオカーサンが慰めてます(笑)
酷くなれば、散歩から戻って足を洗うとき当然のことながら水は滲みるしタオルなどで拭こうとすれば痛むからことは簡単ではなくなってくる。とはいっても外を歩き回っていたそのまま家の中に入れるわけにはいかないからオトーサンとラテの攻防戦が玄関で始まることになる。
細心の注意というか神経を使って足を拭くが、傷ついた箇所に触れれば痛いわけでこの時だけはオトーサンに対しても「ウッ!」と唸って手に歯を当ててくる。
勿論噛んだりはしないし人間であれば手で振り払うといった行為なのだがそこはワンコの鋭い歯だからして当たっただけで痛いし場合によっては傷が付く。それでもオトーサン自身も素早く手を移動するしこの数年傷を負ったことはない。ただしオトーサンの手に歯を当てたときには「しまった!」と思うのだろう、どこか気落ちした表情をするが、だからといって綺麗にするのを止めるわけにもいかないから場合によっては数回そんなことが続くこともある。

※すぐに取ってしまうことを承知でオトーサンは包帯を巻く
ラテにとってはやむを得ないことだから仕方がないが、ここでもオトーサンとオカーサンではラテの対応が違う事を先日見てしまった…。
その日はオカーサンが仕事休みだったので散歩後の後始末をすることになった。その際に左前足を痛がっていることは承知でラテの足を洗い始めたがある瞬間ラテは「キャン!」という声を上げてオカーサンに歯を当てようとした。オカーサンも慣れたもので咄嗟に手を引いたから大事に至らないがその後のラテの姿は興味深かった。
それはオカーサンが手を離した瞬間、ラテは頭を少し捻りオカーサンの口を舐めにいったのだ。この行為はあきらかに「オカーサン、ゴメン!」ということだ。こうした行為はどうもオトーサンにはしない(笑)。それにたまたまかも知れないが「痛い!」と鳴くその声もオカーサンだとどこか甘えている感じの声なのだ…。

※お気に入りの縫いぐるみに頭を乗せて一休み
それでもラテの肉球が傷を負えば、オトーサンはさらにラテが足を噛むのを止めさせようと包帯を巻くが、オトーサンが離れた瞬間に取ってしまうとわかっている。だからしばらく落ち着くまでラテの側にいる…といったこともやる。とにかく半日でも噛まなければ傷が治るのは早いから、飼い主としては努力するしかないが、100%いつも目が届くはずもなく、あっというまでこれまでの苦労が水の泡…ということになることもしばしばだ。
そんな足で雨が降っている道を歩くのだからそれはやはり嫌だろうし、時には滲みて痛いに違いない。
先日も大きめの水溜まりの前でラテが一瞬戸惑うように止まった。オトーサンは「水溜まりに足を入れるのが嫌なんだな」と推察し、ちょうど雨も小降りになったからと傘をたたんでラテの前にひざまずいた。

※雨の日は帰ってくるとホッとした表情をする
ラテは待ってましたとばかり、手慣れた様子で両前足をオトーサンの両肩に置いたので抱え上げてあげた。行き交う人やすれ違う車の運転席からは不思議な物でも見るような声があがるときもあるが、気にしてはいられない。ラテの汚れた前足がオトーサンの首筋に爪を立てて置かれたそのまま…しっかりと抱いて帰路についた。
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