初めてのApplePayで決済

愛用のApple Watch 2にApplePayが使えるようにとSuicaおよびクレジットカードを登録し準備は万端だったがこれまで決済そのものの機会がなかった。しかし先日その機会ができたので左腕に着けているApple Watch 2だけで3つの買い物をしてみた。いやはや便利なのは勿論、これは快感!!


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※Apple Watch 2によるApplePayは準備万端だった


まず最初にSuicaで決済できる自動販売機を探して飲み物を買ってみた。「カードをふれてください」と表示があるリーダーに左腕に着けているApple Watch 2をかざすと商品がセレクトできるようになる。そこでペットボトルの水 (110円) のボタンを押し、再度Apple Watch 2をかざすとボトルが降りてきた。これが初ApplePay決済となった。
勿論Suicaのカードはエクスプレスカード設定になっており、2,000円のチャージがしてあった…。

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※Suicaが使える自動販売機。そのリーダー部分にApple Watch 2をかざすと商品がセレクトできるようになる


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※ペットボトルの水を選択


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※再度Apple Watch 2をリーダーにかざせばボトルが落ちてくる


続いて近隣の駅構内にあるOdakyuMARTという店に入り、Suica決済ができることを確認して87円のスナックをレジに持っていき「Suicaでお支払いします」といい、店員さんがバーコードリーダーでレジ打ちした後に端末のリーダーにApple Watch 2をかざせば買い物は終了となった。なんだか簡単すぎて「これでいいのか?」という感じ(笑)。

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※OdakyuMARTでは商品をレジまで持って行き、店員さんのレジ入力を待ってSuicaのリーダーにApple Watch 2をかざせばそれで終わり


最後にこれまた駅構内にあるイートイン可能なパン屋に入り、カプチーノ珈琲を2つ注文。これまた端末にApple Watch 2をかざし商品を受け取り空いている席に座った。

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※イートイン可能なお店もSuica決済が可能だったのでカプチーノ珈琲を2つ注文


珈琲を飲みながらSuicaの残額をApple Watch 2で確認すると 723円になっている。
ふと「これまでの買い物にしては残高が少ない」と思った。

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※Apple Watch 2でSuicaの残額を確認


そこでiPhone 6s Plusを取りだしてSuicaの利用明細を確認してみる...。するといま使った珈琲代が1,080円になっている。これはおかしいと気づいた。

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※iPhoneで利用明細を確認。珈琲2杯で1,080円は高い(笑)。なおこの画面は後でキャプチャーしたもの


あらためてメニューを見るとカプチーノ珈琲は2つで540円のはずなのだ。それなのに支払は1,080円とちょうど倍額になっている。
早速レジにいき、先ほどの店員さんに事情を話すとどうやらレジ入力のミスだったようですぐに「返金します」とのこと。ただし返金はSuicaにチャージして戻してくれればありがたいが、残念ながら現金で戻すしか方法はないとのこと。まあそれは仕方がないので現金540円を手にして席に戻った。

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※後でウェアラブルカメラの映像を確認するとレジには1,080円の表示が。本来ならこの時点で気づくべきだった :-P


要はレジ入力した結果の金額を確認した上でApple Watch 2をリーダーにかざすべきなのにApple Watch 2の便利さに舞い上がっていたからか、ろくに確認もせずにApple Watch 2をかざしてしまったのが失敗の元だった。
申し上げるまでもなくレジ入力が正しいとは限らないわけで、面倒でも確認およびレシートを受け取っておくべきだといえる。

なお利用するSuicaカードがエクスプレス設定になっていることが条件だが、その場合にApple Watchは電源が入っていればスリープ状態でもネットに繋がっていなくてもよい。またサイドボタンがどうの...とか別途アプリを立ち上げたりカードを選択する必要はなく、ただただApple Watch 2をリーダーにかざすだけだ。
まだ駅改札は経験していないが、あらためて凄い時代に生きているんだという実感を味わった一瞬だった。



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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員