ラテ飼育格闘日記(519)
まったくもって、ラテは変わったワンコなのかもしれない。先日も近所でいつもお世話になっている動物病院の先生にお会いし、しばし途中まで歩きながらの雑談をしたが、普通ワンコは子供は苦手なはずだという。動きが早く予測不可の行動をしたり声も高いからワンコとしては平静でいられないのかも知れない。
そうした意味においてはラテは不思議なワンコだ。道行く人たちの中でワンコ好きが撫でてくれたりしようとしても初対面の大人ならまず絶対といってよいほど吠える。しかし子供なら初めて会った子でもラテはフレンドリーだし、フレンドリー以上の積極的姿勢を見せることもある。

※気温が低くなったから、ラテは歩くこと歩くこと...
なにしろ笑顔の押し売りをするのだから…(笑)。子供たちが数人いれば、声をかけるつもりなのだろう「ワンワンワン」と吠える。オトーサンたちから見れば明らかに「遊ぼうよ」という誘いの挨拶なのだが、ワンコに吠えられれば普通は逃げる(笑)。だからこの作戦の多くは失敗するが、それならばとラテは前を歩く女子を追い越して振り返り、まるでナンパでもするかのように笑顔を向けるときもある。
もし相手がワンコ好きならイチコロだ(爆)。しかしこれまたワンコを知らない、あるいは苦手の子供たちなら知らないワンコにいきなり笑顔を向けられてもおいそれと気を許しはしないだろう。だからこれまた多くは失敗し、ラテは気落ちした表情で歩くことになる。
ともあれ、ギスギスした世相ではあるが、ありがたいことにラテと歩いているからこそ子供たちから声をかけてくれるときもあるし,ワンコ好きの子供たちと知り合える機会もできる。

※食事中のオカーサンの脇から立ち上がって覗き込み、おねだりする。しかしデカイ(笑)
先日、いつもの砂場の公園に入ったがお馴染みのファミリーの姿は見えなかった。ラテが落胆していたところ、これまた知り合いの女子が駆けつけてくれてひとときラテと遊んでくれた。
その子が「向こうの砂場にいる親子がラテちゃんに会いたがってるよ」という。
もしかしたら知っている方かと思い、言われるままにラテのリードを引いてその場に行ってみた。
そこにいらした母子は残念ながらこれまでラテと触れ合った方ではなかったが、母親が「ラテちゃんがきたよ」と未就学児童の女子に話してところをみると、公園で我々が動き回っていることをご存じだったか、あるいはママ友からお聞きになったのかも知れない。
母親はその場にしゃがみ込んでくれたが、ラテはやはり乾いた吠え声をあげる。ただしワンコの習性をよくご存じなのか母親はラテが吠えても動ぜずに手を差し伸べてくれた。

※初対面の母親は吠えるラテに動ぜず、手を差し伸べてくれた。子供も怖がっていない ^^
ラテも別に攻撃しようという吠え方ではなく警戒なのだろう、近づき手の臭いをかいで「やはり初めての人だ」と判断したのかまたまた吠え始める。興味深かったのは女の子の行動だった。母親を信頼しているのだろう、母親が動じないからか女の子もラテを怖がってはいないのだ。ただ初めてなのでどのように触ったらよいかがわからず迷っている様子だったが「ワンちゃんに触るから手を綺麗にしてくるね」という。
どうやら砂遊びをしていたからその手でラテを触ってはいけないと思ったらしい。僭越ながらご両親の躾というか愛情が伺えてオトーサンも嬉しくなったがラテの吠えは止まなかった。ただし女の子はラテを撫でて満足したようなので「五月蠅くてすみません」とお詫びをしながら「またね〜」とその場を離れることにした。
その翌日、仕事が休みだったオカーサンも一緒にまたまた同じ公園に向かったが、ラテの排泄を済ますのが先だと公園の外側を歩いた。幸い早めにミッションを済ませたので公園の石垣に沿って歩き出した途端にラテの動きが変わった。耳が立ち、オトーサンにアイコンタクトをしたその顔は笑顔であり「オトーサン!あのママが公園にいるみたいだよ」とでも言っているようだった。

※振り返ったラテの表情はなにかを察してすでにご機嫌だ
ただしオトーサンの耳には声は聞こえず、視力が弱いからかそのお姿はまだ見えなかったが、ラテの聴覚や嗅覚では判断できたのかも知れない。
しかしラテは変な…本当に変なワンコである。公園に入るまで待ちきれなかったのか、いきなり石垣のフェンスに両前足を乗せて公園内を見渡し猛烈に吠え始めた。お馴染みとなった親子の姿をやっとオトーサンも認めることができたが、ありがたいことに…というか申し訳ないことに母親が石垣を越えてラテのところまでわざわざ来てくれたのである。

※申し訳ありません!ラテは石垣の外からお馴染みとなった母親を呼んだ(笑)
まるで…というか、まさしく母親を呼びつけたようでオトーサンは大変恐縮したが、数日ぶりに会うラテはもう大変な喜びようだ。ファミリーはこれから用事があるとかで出かけるつもりだったが、その前にラテに会えるといいなと思って公園に来てくれたとのこと。

※ラテ、至福のひととき
まったくもって、こんなに幸せなワンコは珍しいに違いない。
その後、人が少なくなっていた砂場でラテはオトーサンおよびオカーサンと軽い駆けっこをしてから帰路についたのだった。
そうした意味においてはラテは不思議なワンコだ。道行く人たちの中でワンコ好きが撫でてくれたりしようとしても初対面の大人ならまず絶対といってよいほど吠える。しかし子供なら初めて会った子でもラテはフレンドリーだし、フレンドリー以上の積極的姿勢を見せることもある。

※気温が低くなったから、ラテは歩くこと歩くこと...
なにしろ笑顔の押し売りをするのだから…(笑)。子供たちが数人いれば、声をかけるつもりなのだろう「ワンワンワン」と吠える。オトーサンたちから見れば明らかに「遊ぼうよ」という誘いの挨拶なのだが、ワンコに吠えられれば普通は逃げる(笑)。だからこの作戦の多くは失敗するが、それならばとラテは前を歩く女子を追い越して振り返り、まるでナンパでもするかのように笑顔を向けるときもある。
もし相手がワンコ好きならイチコロだ(爆)。しかしこれまたワンコを知らない、あるいは苦手の子供たちなら知らないワンコにいきなり笑顔を向けられてもおいそれと気を許しはしないだろう。だからこれまた多くは失敗し、ラテは気落ちした表情で歩くことになる。
ともあれ、ギスギスした世相ではあるが、ありがたいことにラテと歩いているからこそ子供たちから声をかけてくれるときもあるし,ワンコ好きの子供たちと知り合える機会もできる。

※食事中のオカーサンの脇から立ち上がって覗き込み、おねだりする。しかしデカイ(笑)
先日、いつもの砂場の公園に入ったがお馴染みのファミリーの姿は見えなかった。ラテが落胆していたところ、これまた知り合いの女子が駆けつけてくれてひとときラテと遊んでくれた。
その子が「向こうの砂場にいる親子がラテちゃんに会いたがってるよ」という。
もしかしたら知っている方かと思い、言われるままにラテのリードを引いてその場に行ってみた。
そこにいらした母子は残念ながらこれまでラテと触れ合った方ではなかったが、母親が「ラテちゃんがきたよ」と未就学児童の女子に話してところをみると、公園で我々が動き回っていることをご存じだったか、あるいはママ友からお聞きになったのかも知れない。
母親はその場にしゃがみ込んでくれたが、ラテはやはり乾いた吠え声をあげる。ただしワンコの習性をよくご存じなのか母親はラテが吠えても動ぜずに手を差し伸べてくれた。

※初対面の母親は吠えるラテに動ぜず、手を差し伸べてくれた。子供も怖がっていない ^^
ラテも別に攻撃しようという吠え方ではなく警戒なのだろう、近づき手の臭いをかいで「やはり初めての人だ」と判断したのかまたまた吠え始める。興味深かったのは女の子の行動だった。母親を信頼しているのだろう、母親が動じないからか女の子もラテを怖がってはいないのだ。ただ初めてなのでどのように触ったらよいかがわからず迷っている様子だったが「ワンちゃんに触るから手を綺麗にしてくるね」という。
どうやら砂遊びをしていたからその手でラテを触ってはいけないと思ったらしい。僭越ながらご両親の躾というか愛情が伺えてオトーサンも嬉しくなったがラテの吠えは止まなかった。ただし女の子はラテを撫でて満足したようなので「五月蠅くてすみません」とお詫びをしながら「またね〜」とその場を離れることにした。
その翌日、仕事が休みだったオカーサンも一緒にまたまた同じ公園に向かったが、ラテの排泄を済ますのが先だと公園の外側を歩いた。幸い早めにミッションを済ませたので公園の石垣に沿って歩き出した途端にラテの動きが変わった。耳が立ち、オトーサンにアイコンタクトをしたその顔は笑顔であり「オトーサン!あのママが公園にいるみたいだよ」とでも言っているようだった。

※振り返ったラテの表情はなにかを察してすでにご機嫌だ
ただしオトーサンの耳には声は聞こえず、視力が弱いからかそのお姿はまだ見えなかったが、ラテの聴覚や嗅覚では判断できたのかも知れない。
しかしラテは変な…本当に変なワンコである。公園に入るまで待ちきれなかったのか、いきなり石垣のフェンスに両前足を乗せて公園内を見渡し猛烈に吠え始めた。お馴染みとなった親子の姿をやっとオトーサンも認めることができたが、ありがたいことに…というか申し訳ないことに母親が石垣を越えてラテのところまでわざわざ来てくれたのである。

※申し訳ありません!ラテは石垣の外からお馴染みとなった母親を呼んだ(笑)
まるで…というか、まさしく母親を呼びつけたようでオトーサンは大変恐縮したが、数日ぶりに会うラテはもう大変な喜びようだ。ファミリーはこれから用事があるとかで出かけるつもりだったが、その前にラテに会えるといいなと思って公園に来てくれたとのこと。

※ラテ、至福のひととき
まったくもって、こんなに幸せなワンコは珍しいに違いない。
その後、人が少なくなっていた砂場でラテはオトーサンおよびオカーサンと軽い駆けっこをしてから帰路についたのだった。
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