初めてのPayによる自動改札利用顛末記 (トラブル例あり)

先般Apple Watch 2を使い、Suicaカードを使った買い物をApple Payで経験したが、昨日(11月8日)初めてApple Watch 2で自動改札を行き来し地元駅と新宿駅間を往復した。買い物のときにも記したが便利なのは勿論、このスムーズさは快感である。それに左手に着けたApple Watch 2も思っていたよりずっと容易にリーダーにかざすことが出来た。


すでに多くの方々が iPhone 7やApple Watch 2で自動改札を利用しているのだから心配はないはずだ。しかし、やはり最初は「もしエラーになったら」という気持ちもあって少々気後れしたが、人の流れに乗り遅れたり、あるいは続く人たちを待たせたりといったこともなく実にスムーズな利用が出来た。

MySuica_02.jpg

※左腕に着けたApple Watch 2だが、進行方向右にある自動改札機のICリーダー部分に無理なく近づけることが出来た


無論念のために記しておくがSuicaカードはエキスプレスカード設定になっているしチャージ残高は2,723円あるから今回の移動では問題ないはずだ。そうした前提であればApple Watch 2の電源が入っていればネット接続していなくてもスリーブ状態でもそのままアプリなどを立ち上げる必要もなく自動改札を通ることが出来る。自動改札機のリーダー部分にApple Watch 2の液晶側を向けて近づければ反応してくれる。



※京王線の自動改札をApple Watch 2で通過


というわけで京王線に入るのは何の問題もなかったが出る際に間違いをやらかした...。
それは京王線エリアを完全に出るべきだったのにうっかりしてJRの乗換用自動改札を通ってしまったのだ。少し歩き出してから気がつき元の場所に戻ったが念のため?再度自動改札を入ろうとしたものの当然のことながらエラー!

仕方がないのでそこにあった案内カウンターに行き、Apple Watchを見せて事情を説明した。Suicaのカードならこうした際に端末機で処理してすぐ無効にしてくれるはずだが、Apple Watchだと同じようにはいかないかな...と些か心配していたが「分かりました時計を貸してください」と言われ、Apple Watch 2を腕から外して渡した。そして一分も経たないうちに「はい,無効にしましたのでこちらから出てください」とあっさりと解決。

ApplePayであろうが、別のシステムであろうがこうした間違いはつきものだから(オイオイ)その対処は考慮されていて当然だろうが、とかく世の中はままならないというのが相場。自分のドジが原因だとはいえ時間がかかるかと思っていたのが素早く処理してくれたので、これからも安心して間違えることが出来る(笑)。

MySuica_03.jpg

※移動した駅名や料金もリスト表示してくれる


新宿からの帰りは無論トラブルはなく無事に戻ることが出来たが、電車に乗り移動中はApple Watchの WALLETからの通知として “My Suica - 移動中” と表示された。また iPhoneでMySuicaの利用明細を確認するとSuicaからの引き落としはきちんと "どこからどこへ" の記載と料金が明記されていた。そして肝心のトラブルの部分は当然とはいえ "新宿→新宿" で金額欄は "ー" となっていた。


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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員