ラテ飼育格闘日記(522)
オトーサンが左目の白内障手術を受けた。したがって術後すぐは左目は眼帯だし、それが取れてもしばらくはゴミが入ったりしての感染をふせぐために保護めがねをかけなければならず不自由な期間を過ごさなければならない。オトーサンも事前に右目だけで散歩するシミュレーションもやってみたが、車が行き交う場所や暗くなった時間帯は実に危ない。
とはいえこればかりは仕方がないし安全を重視しながら、散歩をしなければならず、しばらくは不自由を強いられることになる。
さて、事あるごとにご紹介しているが、ラテはワンコの友達は極端に少ない。人間の子供たちには積極的に近づき愛想を振りまくが行き交うワンコのほとんどに吠えたり唸ったりするので友達ができない。ただしこれらの行為もいささかランクがあり、好きな人の度合いと同様に苦手なワンコの度合いもいろいろとあるようだ。

※道行くワンコを見つけた途端に表情が変わる
ひとつ言えることは飼い主同士が親しく挨拶するようになるとラテも安心するのだろうか、次第に穏やかになり時間がかかる場合もあるものの顔を会わしても吠えなくなる場合も多い。「弱い犬ほどよく吠える」という諺があるが、まさしくラテはそんな気がする。相手がよく分からないと余計に不安をつのらせるのかも知れない。
したがって一概には言えないものの、飼い主同士が挨拶も交わさないで通り過ぎるような場合、ラテの吠え方は強くなるようだ。しかし残念ながらすれ違い様に「おはようございます」と挨拶しても反応がない人たちも多いのでこればかりは仕方がない。そうした飼い主同士の反応もラテは敏感に感じているのだろうか。
こうしたワンコたちとは何度すれ違っても平常心にはなれないようで、ラテは反対側の歩道を相手のワンコが歩いていても吠える。まことに困ったちゃんだ。

※登校途中の女の子2人に声をかけられて喜ぶ
ただし希ではあるが初対面のワンコに「クーン…」と反応する場合がある。無論これは好意を持っている印であり、近づきたいという意思表示である。ともあれ最近になって気がついたが、オトーサンは初対面だとしてもラテは散歩の過程でそのワンコの臭いを嗅ぎ情報収集しているのかも知れない。だからもしかしたら「ああ、貴方なのね。会えて嬉しいわ」といってるのかも知れない。
そんなワンコの代表格に先日出会った。それは一見柴犬のようだが、マズルの白さを考えると若いワンコではないようだ。幾たびかすれ違ったり、反対側の歩道を散歩する姿を見たりしたがラテはそのワンコに限り、まだ距離があるにも関わらず「クーン…」と鼻を鳴らす。とはいえご主人か、男の方がリードを引いていることが多く会釈程度で通り過ぎてしまうのでラテとしてはお近づきのチャンスはなかった。やはりワンコ同士が吠え合うのは飼い主にしても気持ちの良いことではないので面倒は避けたいのだろう。

※柴犬らしきワンコにラテは「クーン」と鳴いて興味を示した。相手のワンコは前片足を上げているがこれは緊張とか集中のポーズだといわれている
そのワンコにある朝、ばったりと出会った。その日は男性ではなく女性の方がリードを引いていたが、そのワンコの姿を見た瞬間ラテは「クーン、クーン」とどこからこんな可愛い声が出るのだろうと思うほど珍しい声を出した。その声に飼い主さんも立ち止まってくれた。こちらのワンコが攻撃するのではなく好意を見せていることを知っているからだ。
「おはようございます」と型どおりの挨拶をしたが、ラテはその柴犬のお尻の臭いを嗅いでいる。これはワンコにとって相手が何者であるかを知る沢山の情報を得る手段だが、相手のワンコはそれを嫌う場合もあるもののその時は嫌がらずになすがままだった。

※相手のワンコが嫌がらずに許してくれたのでラテは情報収集を...
その瞬間ラテは「ワン」と乾いた声を出しながらワンコ特有の遊びを誘うポーズを繰り返した。これは「遊ぼうよ」という意味と同時にその後の絡み…例えば体をぶつけ合ったり甘噛みしたりをしても「それは遊びだよ」という意思表示なのだ。したがって無論好意をもっている相手にしかこのポーズはしない。
オトーサンは立ち止まってくださった飼い主さんに「何歳ですか」とお聞きしてみた。前記したように外見からして若いワンコには見えないが歩き方もしっかりしていたからだが「昨年死に損なったけど元気になって15歳です」という。中型犬としても長生きだ。

※ラテは相手のワンコを気に入ったようで遊びを誘うポーズを繰り返した
「柴ちゃんですよね」とお聞きすると雑種だという。しかし明らかに柴の血が強いように思える。明確な理由は分からないがラテは柴犬とシェルティには好意を示すことが多いのだ。
そんな飼い主同士、話しをしているとラテとそのワンコは鼻面を合わせはじめた。

※ついに吠えたり唸ったりせずに鼻面を合わせて挨拶ができた
オトーサンが「こいつ(ラテ)はワンコ嫌いなので珍しいんですよ」というと「うちもほとんどの犬を警戒するんだけど相性がいいみたいね」といわれた。ワンコ苦手同士のワンコが鼻面を合わせているのも面白いが、オトーサンとしても人間の友達だけでなくワンコの友達も増えて欲しいと常々考えているので嬉しいひとときだった。
とはいえラテが公園デビューした時代とは違い、公園でワンコ同士が駆けずり回り体をぶつけ合ったりすることができる場所も機会もないのが残念なのだが…。
とはいえこればかりは仕方がないし安全を重視しながら、散歩をしなければならず、しばらくは不自由を強いられることになる。
さて、事あるごとにご紹介しているが、ラテはワンコの友達は極端に少ない。人間の子供たちには積極的に近づき愛想を振りまくが行き交うワンコのほとんどに吠えたり唸ったりするので友達ができない。ただしこれらの行為もいささかランクがあり、好きな人の度合いと同様に苦手なワンコの度合いもいろいろとあるようだ。

※道行くワンコを見つけた途端に表情が変わる
ひとつ言えることは飼い主同士が親しく挨拶するようになるとラテも安心するのだろうか、次第に穏やかになり時間がかかる場合もあるものの顔を会わしても吠えなくなる場合も多い。「弱い犬ほどよく吠える」という諺があるが、まさしくラテはそんな気がする。相手がよく分からないと余計に不安をつのらせるのかも知れない。
したがって一概には言えないものの、飼い主同士が挨拶も交わさないで通り過ぎるような場合、ラテの吠え方は強くなるようだ。しかし残念ながらすれ違い様に「おはようございます」と挨拶しても反応がない人たちも多いのでこればかりは仕方がない。そうした飼い主同士の反応もラテは敏感に感じているのだろうか。
こうしたワンコたちとは何度すれ違っても平常心にはなれないようで、ラテは反対側の歩道を相手のワンコが歩いていても吠える。まことに困ったちゃんだ。

※登校途中の女の子2人に声をかけられて喜ぶ
ただし希ではあるが初対面のワンコに「クーン…」と反応する場合がある。無論これは好意を持っている印であり、近づきたいという意思表示である。ともあれ最近になって気がついたが、オトーサンは初対面だとしてもラテは散歩の過程でそのワンコの臭いを嗅ぎ情報収集しているのかも知れない。だからもしかしたら「ああ、貴方なのね。会えて嬉しいわ」といってるのかも知れない。
そんなワンコの代表格に先日出会った。それは一見柴犬のようだが、マズルの白さを考えると若いワンコではないようだ。幾たびかすれ違ったり、反対側の歩道を散歩する姿を見たりしたがラテはそのワンコに限り、まだ距離があるにも関わらず「クーン…」と鼻を鳴らす。とはいえご主人か、男の方がリードを引いていることが多く会釈程度で通り過ぎてしまうのでラテとしてはお近づきのチャンスはなかった。やはりワンコ同士が吠え合うのは飼い主にしても気持ちの良いことではないので面倒は避けたいのだろう。

※柴犬らしきワンコにラテは「クーン」と鳴いて興味を示した。相手のワンコは前片足を上げているがこれは緊張とか集中のポーズだといわれている
そのワンコにある朝、ばったりと出会った。その日は男性ではなく女性の方がリードを引いていたが、そのワンコの姿を見た瞬間ラテは「クーン、クーン」とどこからこんな可愛い声が出るのだろうと思うほど珍しい声を出した。その声に飼い主さんも立ち止まってくれた。こちらのワンコが攻撃するのではなく好意を見せていることを知っているからだ。
「おはようございます」と型どおりの挨拶をしたが、ラテはその柴犬のお尻の臭いを嗅いでいる。これはワンコにとって相手が何者であるかを知る沢山の情報を得る手段だが、相手のワンコはそれを嫌う場合もあるもののその時は嫌がらずになすがままだった。

※相手のワンコが嫌がらずに許してくれたのでラテは情報収集を...
その瞬間ラテは「ワン」と乾いた声を出しながらワンコ特有の遊びを誘うポーズを繰り返した。これは「遊ぼうよ」という意味と同時にその後の絡み…例えば体をぶつけ合ったり甘噛みしたりをしても「それは遊びだよ」という意思表示なのだ。したがって無論好意をもっている相手にしかこのポーズはしない。
オトーサンは立ち止まってくださった飼い主さんに「何歳ですか」とお聞きしてみた。前記したように外見からして若いワンコには見えないが歩き方もしっかりしていたからだが「昨年死に損なったけど元気になって15歳です」という。中型犬としても長生きだ。

※ラテは相手のワンコを気に入ったようで遊びを誘うポーズを繰り返した
「柴ちゃんですよね」とお聞きすると雑種だという。しかし明らかに柴の血が強いように思える。明確な理由は分からないがラテは柴犬とシェルティには好意を示すことが多いのだ。
そんな飼い主同士、話しをしているとラテとそのワンコは鼻面を合わせはじめた。

※ついに吠えたり唸ったりせずに鼻面を合わせて挨拶ができた
オトーサンが「こいつ(ラテ)はワンコ嫌いなので珍しいんですよ」というと「うちもほとんどの犬を警戒するんだけど相性がいいみたいね」といわれた。ワンコ苦手同士のワンコが鼻面を合わせているのも面白いが、オトーサンとしても人間の友達だけでなくワンコの友達も増えて欲しいと常々考えているので嬉しいひとときだった。
とはいえラテが公園デビューした時代とは違い、公園でワンコ同士が駆けずり回り体をぶつけ合ったりすることができる場所も機会もないのが残念なのだが…。
- 関連記事