ラテ飼育格闘日記(526)
いよいよ今日は大晦日。2016年最後の日になってしまった。朝にはマイナスの気温になる日もあるがお陰様でラテは元気に散歩へとでかけるし本当に良く歩く。ともあれこの1年、細かなあれこれはあったがラテも病気や怪我もせずに新しい年を迎えることが出来そうなのでまずまずだと感謝している。
この場所に引っ越しして丸3年になったが、我々夫婦は自身の都合で納得の上引っ越したのだから何の問題もないものの我が娘はどう同化してくれるのだろうかと些か心配した。
ひとつには以前のリビングには戸建てだったこともあって出窓があり、ラテは日中の多くをその狭い場所に寝起きしながら行き来する人間やワンコたちを眺めていたが現在のマンションはそうした環境ではないので違和感があるのではないかと心配した次第。それ以上に心苦しかったのは我が家に来てから約7年の間、可愛がってくださったマキちゃん、ハリーちゃん、ボビーちゃんたちの飼い主さんに日々お会いできなくなることだった。
このことはラテならずともオトーサン自身が寂しく感じていたことだ。

※ラテも元気で新年を迎えることができそうだ
そうした思い出が一杯詰まった広い公園にラテはいまでも行く意欲は満々だが片道40分ほどもかかるとあっては頻繁にというわけにもいかず、それが悩みの種だった。
そもそもラテはワンコの友達がいたって少ない。幼犬時代から一緒に駆けずり回ったマキちゃんやハリーちゃん、それに残念ながら亡くなったがボーちゃんくらいしかいないのだ。その分、多くの飼い主さんたちに可愛がってもらい、それらの飼い主さんたちに会うのを楽しみに公園に出向くというラテだったからこれまたどういうことになるのかと心配した。

※ラテ、こっち向け!
それは一緒に遊んだ子供たちに関しても同じだが、子供たちは7年という歳月の内に進学し生活環境も変わったし近所の小学校も統廃合とかで閉鎖されたこともあって公園に子供の姿を見ることがめっきり少なくなってしまった。
だから3年前にいまの地に引っ越してきたとき、友達ワンコはもとより新たにラテの好きな子供や飼い主さんたちに出会えるかどうかがオトーサンのミッションのひとつでもあったのだ。

※ラテ、暗くなってきたし寒いから早く帰ろうよ!
さて、この地に来てからいままで残念ながらラテが吠えないワンコは柴犬のアンリちゃんくらいなのが現実だ。後数匹のワンコに好意を示すものの相手の飼い主さんが近づくことを許してくれなければどうしようもない…。さらに幼犬時代の広い公園のように十数匹のワンコが常に集い、気が合うワンコ同士とはいえ体を張って駆けずり回るような環境はないので対ワンコに関してはまだまだ努力目標が多いのである。
ただしラテにとって今年最大の喜びは近所の砂場の公園で知り合ったファミリーとの出会いだったに違いない。オカーサンと小学2年の女の子、そして3歳の男の子が程度の差はあるもののラテと触れ合ってくださるようになったからだ。特に母親はもともと動物好きな方だというが、ラテが抱きつき口元や顔中舐め回すようなことを許してくださるのでラテはお会いする度にお尻ごと尻尾を大きく振り、太めの体を捻るようにしながら嬉々として飛びつくようになった。
ワンコは正直なもので好きな、心を許した人間はとことん好きになるようで飼い主のオトーサンがヤキモチを焼くほどメロメロなのだ。そうしたラテの姿や態度を見ているとオトーサンも嬉しくなるし事実帰りの歩き方も軽快なのだから愉快だ。

※ファミリーの母親に抱きつくようにして顔を舐めるラテ
先日のこと、数日ぶりにそのファミリーと公園でお会いできたが相変わらずラテは女の子とオカーサンにベタベタだったが、男の子が盛んに「ラテちゃん走ろう!」と誘ってくれた。ラテも昔ほど走ることはしなくなったがそれでも首を捻りながら喜んでいた。
その日、オトーサンにサプライズがあった。それはファミリーの女の子がラテの絵を描いたと持ってきてくれたことだった。それだけでなく学校で描いた彩色の絵には観覧車がある遊園地で女の子がワンコのリードを持っている絵があった。そのワンコはラテだという!
これには最近特に涙腺が緩みやすいオトーサンは目から汗が出そうになるのを押さえるのに苦労したのだった。

※小学二年生の女の子が描いてくれたラテの肖像線画(右)とラテを連れている自画像だという彩色画(左)
ともあれ度々いうが、ラテは幸せなワンコである。来年も健康に留意して多くの思い出を残せるようオトーサンも頑張りたいと思っている。
今年もこの「ラテ飼育格闘日記」をご愛読いただきありがとうございました。
皆様、よい新年をお迎えください!!
この場所に引っ越しして丸3年になったが、我々夫婦は自身の都合で納得の上引っ越したのだから何の問題もないものの我が娘はどう同化してくれるのだろうかと些か心配した。
ひとつには以前のリビングには戸建てだったこともあって出窓があり、ラテは日中の多くをその狭い場所に寝起きしながら行き来する人間やワンコたちを眺めていたが現在のマンションはそうした環境ではないので違和感があるのではないかと心配した次第。それ以上に心苦しかったのは我が家に来てから約7年の間、可愛がってくださったマキちゃん、ハリーちゃん、ボビーちゃんたちの飼い主さんに日々お会いできなくなることだった。
このことはラテならずともオトーサン自身が寂しく感じていたことだ。

※ラテも元気で新年を迎えることができそうだ
そうした思い出が一杯詰まった広い公園にラテはいまでも行く意欲は満々だが片道40分ほどもかかるとあっては頻繁にというわけにもいかず、それが悩みの種だった。
そもそもラテはワンコの友達がいたって少ない。幼犬時代から一緒に駆けずり回ったマキちゃんやハリーちゃん、それに残念ながら亡くなったがボーちゃんくらいしかいないのだ。その分、多くの飼い主さんたちに可愛がってもらい、それらの飼い主さんたちに会うのを楽しみに公園に出向くというラテだったからこれまたどういうことになるのかと心配した。

※ラテ、こっち向け!
それは一緒に遊んだ子供たちに関しても同じだが、子供たちは7年という歳月の内に進学し生活環境も変わったし近所の小学校も統廃合とかで閉鎖されたこともあって公園に子供の姿を見ることがめっきり少なくなってしまった。
だから3年前にいまの地に引っ越してきたとき、友達ワンコはもとより新たにラテの好きな子供や飼い主さんたちに出会えるかどうかがオトーサンのミッションのひとつでもあったのだ。

※ラテ、暗くなってきたし寒いから早く帰ろうよ!
さて、この地に来てからいままで残念ながらラテが吠えないワンコは柴犬のアンリちゃんくらいなのが現実だ。後数匹のワンコに好意を示すものの相手の飼い主さんが近づくことを許してくれなければどうしようもない…。さらに幼犬時代の広い公園のように十数匹のワンコが常に集い、気が合うワンコ同士とはいえ体を張って駆けずり回るような環境はないので対ワンコに関してはまだまだ努力目標が多いのである。
ただしラテにとって今年最大の喜びは近所の砂場の公園で知り合ったファミリーとの出会いだったに違いない。オカーサンと小学2年の女の子、そして3歳の男の子が程度の差はあるもののラテと触れ合ってくださるようになったからだ。特に母親はもともと動物好きな方だというが、ラテが抱きつき口元や顔中舐め回すようなことを許してくださるのでラテはお会いする度にお尻ごと尻尾を大きく振り、太めの体を捻るようにしながら嬉々として飛びつくようになった。
ワンコは正直なもので好きな、心を許した人間はとことん好きになるようで飼い主のオトーサンがヤキモチを焼くほどメロメロなのだ。そうしたラテの姿や態度を見ているとオトーサンも嬉しくなるし事実帰りの歩き方も軽快なのだから愉快だ。

※ファミリーの母親に抱きつくようにして顔を舐めるラテ
先日のこと、数日ぶりにそのファミリーと公園でお会いできたが相変わらずラテは女の子とオカーサンにベタベタだったが、男の子が盛んに「ラテちゃん走ろう!」と誘ってくれた。ラテも昔ほど走ることはしなくなったがそれでも首を捻りながら喜んでいた。
その日、オトーサンにサプライズがあった。それはファミリーの女の子がラテの絵を描いたと持ってきてくれたことだった。それだけでなく学校で描いた彩色の絵には観覧車がある遊園地で女の子がワンコのリードを持っている絵があった。そのワンコはラテだという!
これには最近特に涙腺が緩みやすいオトーサンは目から汗が出そうになるのを押さえるのに苦労したのだった。

※小学二年生の女の子が描いてくれたラテの肖像線画(右)とラテを連れている自画像だという彩色画(左)
ともあれ度々いうが、ラテは幸せなワンコである。来年も健康に留意して多くの思い出を残せるようオトーサンも頑張りたいと思っている。
今年もこの「ラテ飼育格闘日記」をご愛読いただきありがとうございました。
皆様、よい新年をお迎えください!!
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