Appleの株券物語
当ブログ連載「[小説]未来を垣間見たカリスマ 〜 スティーブ・ジョブズ」でAppleが株式公開する話しを書いていたとき、構想の概要を友人に話したところ「ところでお前はAppleの株、何株持ってるんだ」という話しになった。株の所有は即いまの価値がどうのとか金額がどうのこうのという話しになるので嫌だが、まあ正月ということであらためて調べてみた。
まず私がAppleの株を購入したのは2000年8月と2003年8月であり、それぞれ一株ずつだ。いや間違いではなくそれぞれ一株だから合わせてもたったの二株ということになる。
そもそも私には株で儲けようとする才覚がないことは自覚しているので本格的に株を買って云々するつもりはまったくなかった。ただし一般的には株を購入しても株券の不発行が当たり前だからAppleの株主だったにせよ株券そのものを所持している人は少ないに違いない。

※2000年8月に初めてAppleの株を購入(株券は本物)
それは有価証券だから盗まれたり紛失すればそれまでだし管理も面倒だからだ。私はといえばそのApple社の株券そのものが欲しかったのでその本物が手に入るなら一株で良かったのだ。
当時はネットでそうした有名企業の株券を代理購入してくれる企業があったことでもあり気楽に購入しそれを額に入れて飾ってきた。だからそもそも株価が高騰しても売る気はないし(売れるかどうかも知らない)、暴落して紙くず同然になってもこれまたどうということはなかった。

※2003年8月には株券のデザインが変わったのでさらに一株購入(株券は本物)
さてそのAppleはこれまで4回株式分割を実施している。株式分割とは、資本金は変えないで一株を細かく分割することで、株式会社が発行する株式の流通量を増加させたいときなどに利用される新株発行の一種である。
現実問題としては、単元単価が高値をつけておりその為に市場流動性が低下しているなどの状況がある場合、株式分割によって単元あたりの単価を縮小させることで市場流動性を向上させる効果を狙ったものだという。
例えば 1 : 3 で実施された場合、1株に対して2株が無償で株主名簿に記載された株主に対し配られることになる。したがって持株数は3倍になるが、理論的に株価は1/3になるので、資産の総額自体は変わらないしすべての株主の持株数が均等に増加するので持分比率の変動もないという理屈になる。無論分割後の株価の変動はそのまま株主の損得に直結する (ウィキベディアを参考)。
繰り返すがAppleの株式分割は以下のように4回実施されている。
・1987年6月 株式1株を2株に
・2000年6月 株式1株を2株に
・2005年2月 株式1株を2株に
・2014年6月 株式1株を7株に
前記したとおり、私が購入した時期、タイミングからして1987年と2000年6月の株式分割は関係ない。2000年8月と2003年8月に一株ずつ買った計2株がまず2005年2月に実施された1: 2の株式分割に関係する。
この株式分割により私の持ち株数は4株となったことになる。さらに2014年6月9日に実施の1: 7の株式分割時には28株の持ち株になった理屈だ。これが現在のところ、私の総持ち株数である。
ついでに野暮な話しを続けるがAppleの株価を調べると2016年12月30日現在、115.82 USD だというから持ち株の総額は3,242.96 USD となり、2017年1月2日現在の1米ドル = 117.302053円 というレートで計算すれば 380,399円という結果だ。
まあまあそれぞれ一株を買った時期に例えば100株ずつでも手に入れていたら今頃はバラ色の人生だったかも知れないが(笑)、そもそも株で儲けようという才覚と意欲がないのだから私にはあり得ない話しで "たられば" そのものが成立しない。
その他、株券と言えば同じ要領で PIXAR社の株券も一株持っている。これもご承知のようにディズニーに併合したが、私には貴重な資料なのだ。

※2005年11月に購入したPIXARの株券。これも一株だ(株券は本物)。これにはスティーブ・ジョブズのサインがある
※なお以前Twitterでツイートした際には上記より多い額を記したが計算間違いだったのであしからず。
まず私がAppleの株を購入したのは2000年8月と2003年8月であり、それぞれ一株ずつだ。いや間違いではなくそれぞれ一株だから合わせてもたったの二株ということになる。
そもそも私には株で儲けようとする才覚がないことは自覚しているので本格的に株を買って云々するつもりはまったくなかった。ただし一般的には株を購入しても株券の不発行が当たり前だからAppleの株主だったにせよ株券そのものを所持している人は少ないに違いない。

※2000年8月に初めてAppleの株を購入(株券は本物)
それは有価証券だから盗まれたり紛失すればそれまでだし管理も面倒だからだ。私はといえばそのApple社の株券そのものが欲しかったのでその本物が手に入るなら一株で良かったのだ。
当時はネットでそうした有名企業の株券を代理購入してくれる企業があったことでもあり気楽に購入しそれを額に入れて飾ってきた。だからそもそも株価が高騰しても売る気はないし(売れるかどうかも知らない)、暴落して紙くず同然になってもこれまたどうということはなかった。

※2003年8月には株券のデザインが変わったのでさらに一株購入(株券は本物)
さてそのAppleはこれまで4回株式分割を実施している。株式分割とは、資本金は変えないで一株を細かく分割することで、株式会社が発行する株式の流通量を増加させたいときなどに利用される新株発行の一種である。
現実問題としては、単元単価が高値をつけておりその為に市場流動性が低下しているなどの状況がある場合、株式分割によって単元あたりの単価を縮小させることで市場流動性を向上させる効果を狙ったものだという。
例えば 1 : 3 で実施された場合、1株に対して2株が無償で株主名簿に記載された株主に対し配られることになる。したがって持株数は3倍になるが、理論的に株価は1/3になるので、資産の総額自体は変わらないしすべての株主の持株数が均等に増加するので持分比率の変動もないという理屈になる。無論分割後の株価の変動はそのまま株主の損得に直結する (ウィキベディアを参考)。
繰り返すがAppleの株式分割は以下のように4回実施されている。
・1987年6月 株式1株を2株に
・2000年6月 株式1株を2株に
・2005年2月 株式1株を2株に
・2014年6月 株式1株を7株に
前記したとおり、私が購入した時期、タイミングからして1987年と2000年6月の株式分割は関係ない。2000年8月と2003年8月に一株ずつ買った計2株がまず2005年2月に実施された1: 2の株式分割に関係する。
この株式分割により私の持ち株数は4株となったことになる。さらに2014年6月9日に実施の1: 7の株式分割時には28株の持ち株になった理屈だ。これが現在のところ、私の総持ち株数である。
ついでに野暮な話しを続けるがAppleの株価を調べると2016年12月30日現在、115.82 USD だというから持ち株の総額は3,242.96 USD となり、2017年1月2日現在の1米ドル = 117.302053円 というレートで計算すれば 380,399円という結果だ。
まあまあそれぞれ一株を買った時期に例えば100株ずつでも手に入れていたら今頃はバラ色の人生だったかも知れないが(笑)、そもそも株で儲けようという才覚と意欲がないのだから私にはあり得ない話しで "たられば" そのものが成立しない。
その他、株券と言えば同じ要領で PIXAR社の株券も一株持っている。これもご承知のようにディズニーに併合したが、私には貴重な資料なのだ。

※2005年11月に購入したPIXARの株券。これも一株だ(株券は本物)。これにはスティーブ・ジョブズのサインがある
※なお以前Twitterでツイートした際には上記より多い額を記したが計算間違いだったのであしからず。
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