ラテ飼育格闘日記(532)
この週、オトーサンは久しぶりに本格的なギックリ腰が再発し辛い日々を送っている。安静にして出歩かない方がよいという忠告をしてくださる方もいるが、長い間の経験によれば辛くても少しずつ動いた方が回復が早いと思っているので湿布薬を貼りコルセットを巻き朝夕の散歩も何とかこなしている。
しかし歩き始めは明らかに体が曲がっていることを自覚せざるを得ない。だからオトーサンは自分の格好を考えてこんな時にはあまり知っている人たちと行き会わないほうが良いと思ってもみるがラテはいつものように精力的に歩き回り手加減してくれないので実に辛い。
リードを引くのも辛いし、ラテの落とし物を処理するため腰を屈めるのに決死の覚悟だ(笑)。それでも何とか歩けるうちは散歩を休むわけにはいかないとオトーサンは今日もコルセットを締め付ける…。

※ラテ!少しは手加減してくれってば...
そういえば、ここのところいつもの公園にいくとファミリーの女の子が一輪車の練習をしている光景に出会うことが多い。どうやら学校で練習の成果を発表するらしくオトーサンが感心するほど熱心に練習している。
幸いというかオトーサンは女の子が一輪車にほとんど乗れないときから側で見ていたが、その上達ぶりには目を見張るものがある。自分では乗ったことがないので想像するしかないがバランスの取り方は勿論のこと、簡単ではないはずだ。

※ラテファミリーの影
最初の頃は公園にある鉄棒につかまりながら一輪車に跨がることを執拗に練習していたが当然のこと、乗ったと思ったら一輪車は倒れ…という連続だった。飽きっぽい子供ならすぐ別の遊びに移ってしまうところだが、女の子は執拗に繰り返している。
ファミリーの母親からお聞きしたところによれば負けず嫌いだとおっしゃるが、その真剣さはオトーサンも見習わなければと思うほどだった。

※オカーサンが散歩に加わるとラテの表情も明るい
事実見ている間もなく状況は変わっていく。まったく…一秒も一輪車に乗っていられなかったのが数秒保持できるようになり、ペダルを一踏み出来るようになっていく。
その翌日には距離は短いけれどペダルをこげるようになっていた。ただし練習はまだまだ序の口のようだ。
本人曰く、ひとつには何かに掴まらなくてもスタートできるようにすること。そして自在に方向転換できるようになりたいのだという。
確かにこの種のことを達成するには練習を重ねるしかない。本を読んだり人から教えてもらったとしても自分の体で感覚を覚えなければ身につかない。とにもかくにも練習あるのみということを知っているように女の子は繰り返し繰り返し一輪車を倒し続けていた。
そのうち小さな公園を一回りできるようになり、コントロールもそこそこ可能になっていく様は見ている方が手に汗握る感じで思わず「いいぞ、いいぞ!」などと声を出してしまう。

※あっという間に上手になった!
またその次ぎに会ったときには鉄棒や公園のフェンスなどに掴まらなくても一輪車に跨がってスタートできるようになっていたし、見るからに乗っているバランスが安定してきたことがわかる。したがって当初両手はなんとかバランスをとろうと大きく広げて振り回し気味だったのがオーバーアクションは消えている。
ぼんやりと眺めていたオトーサンの前を通り過ぎた女の子は勝手知ったるオトーサンの顔橫にあるウェアブルカメラを指さして「ねぇ、撮れてる?」と聞く余裕さえみせてくれるようになっていた。
またまたその次ぎに出会ったとき、さらに安定した走行ができるようになっていた。すでに鉄棒やフェンスに掴まらなくてもスタートできるようになっていたが、オトーサンの前に来た女の子は「ねえねえ、手を貸してくれる?」と一輪車をこぎながら右手を出す。無論オトーサンは「気を付けてね」といいながら自分の右手を出すと「ありがとう」とオトーサンの手を握って止まった。
いやはや他人様のお子さんではあるがだからこそこの世知辛いご時世、子供から手を差し出される幸せを感じながらペダルを踏み続ける女の子を眺めていたオトーサンだった。

※一輪車に乗りながらオトーサンに手を差し出す
ラテはラテで、女の子が一輪車から降りたタイミングを見計らって挨拶に行く。そして時に座り込んでくれたその顔を舐めて声を上げている。
そんなホノボノとした夕方の散歩はラテの表情を明るくし、帰りの歩き方をも軽快にするのだから面白い。
まあまあいつも記しているが、ラテは実に幸せなワンコだ。本人(本犬)はそう思っているかは分からないが好きな人たちに可愛がっていただけるからだ。

※向こう側の歩道からオトーサンたちに手を振ってくれる子供たち
無論いつもいつもそうした人たちと出会えるわけでもないし対面できるはずもない。しかしファミリーが住んでいるマンションに沿った歩道をラテと通ったとき、ベランダから母親が「ラテちゃ〜ん」と声をかけてくださるし、反対側の歩道からこちらに向けて手を振ってくれる子供もいる。
オトーサンの腰の痛さなどなにほどのものかと勇んでみるが、痛いものは痛い!
しかし歩き始めは明らかに体が曲がっていることを自覚せざるを得ない。だからオトーサンは自分の格好を考えてこんな時にはあまり知っている人たちと行き会わないほうが良いと思ってもみるがラテはいつものように精力的に歩き回り手加減してくれないので実に辛い。
リードを引くのも辛いし、ラテの落とし物を処理するため腰を屈めるのに決死の覚悟だ(笑)。それでも何とか歩けるうちは散歩を休むわけにはいかないとオトーサンは今日もコルセットを締め付ける…。

※ラテ!少しは手加減してくれってば...
そういえば、ここのところいつもの公園にいくとファミリーの女の子が一輪車の練習をしている光景に出会うことが多い。どうやら学校で練習の成果を発表するらしくオトーサンが感心するほど熱心に練習している。
幸いというかオトーサンは女の子が一輪車にほとんど乗れないときから側で見ていたが、その上達ぶりには目を見張るものがある。自分では乗ったことがないので想像するしかないがバランスの取り方は勿論のこと、簡単ではないはずだ。

※ラテファミリーの影
最初の頃は公園にある鉄棒につかまりながら一輪車に跨がることを執拗に練習していたが当然のこと、乗ったと思ったら一輪車は倒れ…という連続だった。飽きっぽい子供ならすぐ別の遊びに移ってしまうところだが、女の子は執拗に繰り返している。
ファミリーの母親からお聞きしたところによれば負けず嫌いだとおっしゃるが、その真剣さはオトーサンも見習わなければと思うほどだった。

※オカーサンが散歩に加わるとラテの表情も明るい
事実見ている間もなく状況は変わっていく。まったく…一秒も一輪車に乗っていられなかったのが数秒保持できるようになり、ペダルを一踏み出来るようになっていく。
その翌日には距離は短いけれどペダルをこげるようになっていた。ただし練習はまだまだ序の口のようだ。
本人曰く、ひとつには何かに掴まらなくてもスタートできるようにすること。そして自在に方向転換できるようになりたいのだという。
確かにこの種のことを達成するには練習を重ねるしかない。本を読んだり人から教えてもらったとしても自分の体で感覚を覚えなければ身につかない。とにもかくにも練習あるのみということを知っているように女の子は繰り返し繰り返し一輪車を倒し続けていた。
そのうち小さな公園を一回りできるようになり、コントロールもそこそこ可能になっていく様は見ている方が手に汗握る感じで思わず「いいぞ、いいぞ!」などと声を出してしまう。

※あっという間に上手になった!
またその次ぎに会ったときには鉄棒や公園のフェンスなどに掴まらなくても一輪車に跨がってスタートできるようになっていたし、見るからに乗っているバランスが安定してきたことがわかる。したがって当初両手はなんとかバランスをとろうと大きく広げて振り回し気味だったのがオーバーアクションは消えている。
ぼんやりと眺めていたオトーサンの前を通り過ぎた女の子は勝手知ったるオトーサンの顔橫にあるウェアブルカメラを指さして「ねぇ、撮れてる?」と聞く余裕さえみせてくれるようになっていた。
またまたその次ぎに出会ったとき、さらに安定した走行ができるようになっていた。すでに鉄棒やフェンスに掴まらなくてもスタートできるようになっていたが、オトーサンの前に来た女の子は「ねえねえ、手を貸してくれる?」と一輪車をこぎながら右手を出す。無論オトーサンは「気を付けてね」といいながら自分の右手を出すと「ありがとう」とオトーサンの手を握って止まった。
いやはや他人様のお子さんではあるがだからこそこの世知辛いご時世、子供から手を差し出される幸せを感じながらペダルを踏み続ける女の子を眺めていたオトーサンだった。

※一輪車に乗りながらオトーサンに手を差し出す
ラテはラテで、女の子が一輪車から降りたタイミングを見計らって挨拶に行く。そして時に座り込んでくれたその顔を舐めて声を上げている。
そんなホノボノとした夕方の散歩はラテの表情を明るくし、帰りの歩き方をも軽快にするのだから面白い。
まあまあいつも記しているが、ラテは実に幸せなワンコだ。本人(本犬)はそう思っているかは分からないが好きな人たちに可愛がっていただけるからだ。

※向こう側の歩道からオトーサンたちに手を振ってくれる子供たち
無論いつもいつもそうした人たちと出会えるわけでもないし対面できるはずもない。しかしファミリーが住んでいるマンションに沿った歩道をラテと通ったとき、ベランダから母親が「ラテちゃ〜ん」と声をかけてくださるし、反対側の歩道からこちらに向けて手を振ってくれる子供もいる。
オトーサンの腰の痛さなどなにほどのものかと勇んでみるが、痛いものは痛い!
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