ラテ飼育格闘日記(535)
暖かい日もあるがまだまだ朝晩は油断のならない寒さになることも多い。北風が冷たいのでやはり散歩に行くときには完全武装の冬支度で出かけるオトーサンだ。キャップを被りネックウォーマーを着けダウンジャケットに手袋そして携帯カイロを持って…という出で立ちではあるが、それでも風が強いと寒い。
時々、朝の散歩に出かける時間帯が小学生や中学生たちの登校時間帯と重なるときがある。自宅を出たときに子供たちの姿がなければラテは独自の判断で歩く方角を決めるのが普通だが、眼前に子供たちの姿が一定数以上いると子供好きのワンコとしては近づきたくて仕方がないようでそちらに向かって強くリードを引く。

※この一週間、ラテにとって楽しい一週間であってほしい
勿論そのほとんどは見知らぬ子供たちであり、中にはワンコ嫌いとか怖がる子供もいるからとオトーサンは不用意に近づけないよう努力をしている。それでも狭い歩道を見知らぬ子供たちと並んで歩くのが嬉しいらしくオトーサンへのアイコンタクトも多くなる。

※子供たちに囲まれて歩くラテは本当に嬉しそうだ
こうした散歩のスタートだと途中で脇道へ逸れるのはラテが嫌がることを知っているオトーサンはそのまま小学校の正門まで散歩することにしている。たまたま大好きな女子に出会えるとラテは声を上げて大変な喜びようだし途中でチューモードになることもある(笑)。

※登校途中に大好きな女子と出会えたラテは早速チューモードだ(笑)
数度そうした体験を重ねていると当然のことながら学校まで続く一本の道を歩く子供たちはだいたいがいつもの時間であり、会話を交わしたことがなくても知った顔が増えてくる。
ラテが喜ぶことならとオトーサンも努力とある種の気遣いをしているつもりだが、前にも記したとおりオトーサンから子供たちに話しかけることはしない。
たまたま目が合い会釈をしてくれるといったことがあっても子供たちの方から話しかけることがない限りオトーサンは声をださないようにしている。しかし笑顔であることは心がけているが…。
それでも「わあ、可愛い」とか「オスですかメスですか」あるいは「何という犬種ですか」と聞いてくる子供もいるし中には「撫でていいですか」と尋ねてくれる子供も多い。
一度そうした触れ合いがあると次ぎに会ったときには「この前会ったワンちゃんだ」と寄ってきてくれる。
第一ワンコ嫌いな子供たちは近寄って来ないもののオトーサンはラテがいたずらに子供たちへ近づかないようにと狭い歩道のリードコントロールはなかなか難しい。

※オトーサン、アタシちゃあんと歩いてますってばあ!
オトーサンは自分で言うのも烏滸がましいが、人の顔を覚えるのは得意だと思っている。まあ、すれ違っただけの人たちの顔を覚えてるはずもないが一度なんらかの会話を交わしたことがある子供なら名前は知らなくても顔は覚えているつもりだ。だからそうした子供たちに会うと「おはようございます」のつもりで会釈をするようにしている。子供たちの方から「おはようございます」といってくれたら無論「おはようございます」と答える。
これも例え見知った子供たちでもオトーサンから声をかけないということを徹底しているからだ。
しかし時々覚えのない子供から「おはようございます」と挨拶されることがある。この世知辛い世の中にそうそうあることでもないと思うだけにそうしたことがあるとオトーサンは暖かい気持ちになる。
それはやはりラテというワンコを連れているからなのかも知れない。しかしなぜワンコ連れだと挨拶してくれるのかは正直よく分からない。ある種の安全な大人だと思うのであれば悪い奴は皆ワンコを連れて歩くことになる(笑)。
先日も知り合いの子供と校門まで一緒に歩き、そこで別れてしばらく直進した後、Uターンしてもと来た歩道を戻りはじめた。当然先ほど通った校門前を再び通るわけだが、そのとき見知らぬ女子から満面の笑顔で「こんにちは」と挨拶された。
時間は午前8時前後だから「こんにちは」より「おはよう」の方が相応しいのに…と余計な事を考えながらもオトーサンは「おはようございます」と笑顔で返事をしたが嬉しさがこみ上げてきた。

※見知らぬ児童が「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれた!
そのまま自宅方向に戻る形となったが、おかしなもので前方からランドセルを背負った女子2人がまたまた「おはようござます」と頭を下げてくれたのだ。
学校や家庭ではいまどき見知らぬ大人には近づくなと釘を刺されている時代だという。それに同じマンションの住人たちでさえろくに挨拶を交わさない世相なのに面識のない子供たちが挨拶してくれるのは実に嬉しいことだしありがたいことだと思う。

※その日はまたまた初対面の児童2人から「おはようございます」と声をかけられた。嬉しいね
当然頻繁にあることではないだけにこうしたことが重なった日はラテは勿論オトーサンも携帯カイロ以上に暖かい気持ちを子供たちから貰って気持ち良く散歩ができるのは実に素敵なことだと思っている。
さて、そう言えば先日の夕方、ビックリしそして感激することがあった。それはオカーサンと共に散歩に出て近隣を一回りし、先ほど通った近所の公園脇を自宅に戻るために歩いていたときのことだ。
オカーサンが「あっ、ワンちゃんがいるよ」といってくれた。これはラテが出会うほとんどのワンコに対してフレンドリーでないことでもあり、なるべく狭い道で出会わないようにと配慮しているからだ。
オトーサンも「ああ、気を付けよう」という気持ちで近づいたが、どこかで見たワンコだと思った。そのワンコは遠目にもボストンテリアである。オトーサンにとってボストンテリアといえば条件反射的に以前通っていた大きな公園で知り合ったボビーちゃんとそのご家族を思い出す。
リードを保持している方は男性だったが、そのことを認識したオトーサンは「ボビーちゃんのご主人やご家族の方々にも随分とご無沙汰しているなあ」と思った。しかしそのボストンテリアがボビーちゃんで飼い主さんがあのご主人であるはずがないと思いつつ、ラテを近づけないようリードを引いたとき「あっ」と声がかかった。
それはまぎれもなくボビーちゃんとご主人だったのである。
一年と2ヶ月ぶりくらいになるのだろうか。しかしなぜボビーちゃんがこの公園にいるのかは釈然としなかったが、聞けば車で来られてもしかしたら我々と会えるのではないかと期待されてのことだったという。
大変ありがたいことであり嬉しいできごとだった。
しかしである。この大切な出会いも普通なら顔の橫に付けているウェアラブルカメラが捕らえているはずなのだが、どうしたことかオトーサンはそもそも散歩にでる際に電源を入れ忘れたらしく小一時間の散歩すべてが録画されていなかったのである。
嗚呼!なにやってるんだ、ぼけっ!
時々、朝の散歩に出かける時間帯が小学生や中学生たちの登校時間帯と重なるときがある。自宅を出たときに子供たちの姿がなければラテは独自の判断で歩く方角を決めるのが普通だが、眼前に子供たちの姿が一定数以上いると子供好きのワンコとしては近づきたくて仕方がないようでそちらに向かって強くリードを引く。

※この一週間、ラテにとって楽しい一週間であってほしい
勿論そのほとんどは見知らぬ子供たちであり、中にはワンコ嫌いとか怖がる子供もいるからとオトーサンは不用意に近づけないよう努力をしている。それでも狭い歩道を見知らぬ子供たちと並んで歩くのが嬉しいらしくオトーサンへのアイコンタクトも多くなる。

※子供たちに囲まれて歩くラテは本当に嬉しそうだ
こうした散歩のスタートだと途中で脇道へ逸れるのはラテが嫌がることを知っているオトーサンはそのまま小学校の正門まで散歩することにしている。たまたま大好きな女子に出会えるとラテは声を上げて大変な喜びようだし途中でチューモードになることもある(笑)。

※登校途中に大好きな女子と出会えたラテは早速チューモードだ(笑)
数度そうした体験を重ねていると当然のことながら学校まで続く一本の道を歩く子供たちはだいたいがいつもの時間であり、会話を交わしたことがなくても知った顔が増えてくる。
ラテが喜ぶことならとオトーサンも努力とある種の気遣いをしているつもりだが、前にも記したとおりオトーサンから子供たちに話しかけることはしない。
たまたま目が合い会釈をしてくれるといったことがあっても子供たちの方から話しかけることがない限りオトーサンは声をださないようにしている。しかし笑顔であることは心がけているが…。
それでも「わあ、可愛い」とか「オスですかメスですか」あるいは「何という犬種ですか」と聞いてくる子供もいるし中には「撫でていいですか」と尋ねてくれる子供も多い。
一度そうした触れ合いがあると次ぎに会ったときには「この前会ったワンちゃんだ」と寄ってきてくれる。
第一ワンコ嫌いな子供たちは近寄って来ないもののオトーサンはラテがいたずらに子供たちへ近づかないようにと狭い歩道のリードコントロールはなかなか難しい。

※オトーサン、アタシちゃあんと歩いてますってばあ!
オトーサンは自分で言うのも烏滸がましいが、人の顔を覚えるのは得意だと思っている。まあ、すれ違っただけの人たちの顔を覚えてるはずもないが一度なんらかの会話を交わしたことがある子供なら名前は知らなくても顔は覚えているつもりだ。だからそうした子供たちに会うと「おはようございます」のつもりで会釈をするようにしている。子供たちの方から「おはようございます」といってくれたら無論「おはようございます」と答える。
これも例え見知った子供たちでもオトーサンから声をかけないということを徹底しているからだ。
しかし時々覚えのない子供から「おはようございます」と挨拶されることがある。この世知辛い世の中にそうそうあることでもないと思うだけにそうしたことがあるとオトーサンは暖かい気持ちになる。
それはやはりラテというワンコを連れているからなのかも知れない。しかしなぜワンコ連れだと挨拶してくれるのかは正直よく分からない。ある種の安全な大人だと思うのであれば悪い奴は皆ワンコを連れて歩くことになる(笑)。
先日も知り合いの子供と校門まで一緒に歩き、そこで別れてしばらく直進した後、Uターンしてもと来た歩道を戻りはじめた。当然先ほど通った校門前を再び通るわけだが、そのとき見知らぬ女子から満面の笑顔で「こんにちは」と挨拶された。
時間は午前8時前後だから「こんにちは」より「おはよう」の方が相応しいのに…と余計な事を考えながらもオトーサンは「おはようございます」と笑顔で返事をしたが嬉しさがこみ上げてきた。

※見知らぬ児童が「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれた!
そのまま自宅方向に戻る形となったが、おかしなもので前方からランドセルを背負った女子2人がまたまた「おはようござます」と頭を下げてくれたのだ。
学校や家庭ではいまどき見知らぬ大人には近づくなと釘を刺されている時代だという。それに同じマンションの住人たちでさえろくに挨拶を交わさない世相なのに面識のない子供たちが挨拶してくれるのは実に嬉しいことだしありがたいことだと思う。

※その日はまたまた初対面の児童2人から「おはようございます」と声をかけられた。嬉しいね
当然頻繁にあることではないだけにこうしたことが重なった日はラテは勿論オトーサンも携帯カイロ以上に暖かい気持ちを子供たちから貰って気持ち良く散歩ができるのは実に素敵なことだと思っている。
さて、そう言えば先日の夕方、ビックリしそして感激することがあった。それはオカーサンと共に散歩に出て近隣を一回りし、先ほど通った近所の公園脇を自宅に戻るために歩いていたときのことだ。
オカーサンが「あっ、ワンちゃんがいるよ」といってくれた。これはラテが出会うほとんどのワンコに対してフレンドリーでないことでもあり、なるべく狭い道で出会わないようにと配慮しているからだ。
オトーサンも「ああ、気を付けよう」という気持ちで近づいたが、どこかで見たワンコだと思った。そのワンコは遠目にもボストンテリアである。オトーサンにとってボストンテリアといえば条件反射的に以前通っていた大きな公園で知り合ったボビーちゃんとそのご家族を思い出す。
リードを保持している方は男性だったが、そのことを認識したオトーサンは「ボビーちゃんのご主人やご家族の方々にも随分とご無沙汰しているなあ」と思った。しかしそのボストンテリアがボビーちゃんで飼い主さんがあのご主人であるはずがないと思いつつ、ラテを近づけないようリードを引いたとき「あっ」と声がかかった。
それはまぎれもなくボビーちゃんとご主人だったのである。
一年と2ヶ月ぶりくらいになるのだろうか。しかしなぜボビーちゃんがこの公園にいるのかは釈然としなかったが、聞けば車で来られてもしかしたら我々と会えるのではないかと期待されてのことだったという。
大変ありがたいことであり嬉しいできごとだった。
しかしである。この大切な出会いも普通なら顔の橫に付けているウェアラブルカメラが捕らえているはずなのだが、どうしたことかオトーサンはそもそも散歩にでる際に電源を入れ忘れたらしく小一時間の散歩すべてが録画されていなかったのである。
嗚呼!なにやってるんだ、ぼけっ!
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