EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AW その後の困ったこと
「EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AWファーストインプレッション」でお伝えしたように、この複合機はコンパクトであり安価、そして機能的にも十分なコストパフォーマンスの高い製品である。とはいえ二週間ほどあれこれと使ってきた感想では手放しで喜べることばかりではなかった。
EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AWは良いプリンターだと思う。トラブルが無ければ(笑)。コンパクトだし印刷も静かで速い。そのクオリティもよいし普通はこれで不足はないに違いない。
しかしやはりというか問題が起こった…。

※EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AWは基本適には良いプリンターだと思う。トラブルが無ければ(笑)
いきなりの話しで恐縮だが、Wi-Fi接続をとりあえず諦めUSBケーブル接続で使い始めた。それは初期設定でプリントおよびスキャナ機能もiMacとの間で無線接続が問題なくできたので喜んだが、CD/DVDのレーベルプリントだけがWi-Fi接続で使えないのだ。無論CD/DVDのレーベルプリントの実行はEPSONがウェブサイトで供給している「PrintCD」version 2.41.00Jを使う。
どうにも旨く行かないのでEPSONのサポートに電話をしてみたが、結果として問題を解決することができなかった。
そうしたこともあってまとまった時間が取れるようになったら再度Wi-Fi接続設定をゼロからやってみようと思っているが、即使いたいから購入したわけでありUSB接続では問題がないようなのでこれでしばらく活用してみようと思う。
そういえばその「PrintCD」というアプリの使い勝手の悪さにイライラした。
使えるということと、使う気になるレベルには大きな差があるのだが、今どきのアプリケーションとしてはお勧めできるものではない。
結局BeLight Software社の「Disc Cover ver.3.1.3」を購入した次第。プリント位置の確認及び微調整は必要だが使い勝手は雲泥の差である。
ハードウェアに付属のアプリだからしてオマケ感覚で良いと思ったら間違いだと思う。こうした点は気が向いたら別途レポートしたいと考えている。
さてEP-879AWでは各種のプリントテストの後にデジカメのデータを写真用紙に印刷することを30枚ほど行った。まったく問題なく印刷のクオリティも満足な結果だったのでまずまずと思っていた。その後一週間ほどEP-879AWの電源は入れたまま印刷を行う機会がなかった。
一週間ほど後になってまたまた写真印刷をやることになった。ハガキサイズの写真印刷用紙を使って10枚ほどの印刷が目的だったが、出てきた結果は無残だった。

※右が正常な印刷結果だが、一週間ぶりの印刷は左のような結果となった【クリックで拡大】
まず色味が違うこと、そしてなによりも橫縞の線が入っているのだ。

※また印刷は細かな横線が目立った【クリックで拡大】
そういえば7年ほど前まで使っていたEPSONのインクジェットもヘッドの目詰まりに悩まされたことを思い出した。
ともあれまずはヘッドの目詰まりの確認をしてみるとライトマゼンタのヘッドが大幅に目詰まりしている結果となっていた。
早速クリーニングを開始するが3回やっても完全にはならない。問題なのはこうしたヘッドクリーニングにもインクが消耗することだ...。

※ヘッドの目詰まりの確認をしてみるとライトマゼンタのヘッドが大幅に詰まっている
3回目のクリーニングが終わった途端にシアンやライトマゼンタのインクが無くなったというメッセージが出た。
プリンタ購入時に同梱されている6色の各インクはいわゆるセットアップ用インクという扱いだ。したがって容量が市販品と同様なのかは不明だが、まあ早めに無くなっても文句をいうつもりはない。
それにライトマゼンタのプリンタヘッドの目詰まりが完全に修整されなかったこともあり、インクカートリッジを変えることで改善されることを期待してそれぞれのインクを交換。その後小一時間のリカバリー作業で結局購入時にセットしたすべてのインク交換と相成った。問題のノズルの目詰まりは100%完全ではないが実用レベルになったのでとりあえず仕事を優先。

※交換用インクを用意しておいてよかった
ところでヘッドの目詰まりに関してだが、原因は電源を切らなかったことにあるようだ。それ以前に使っていたCanon MP990ではほとんど電源を切らないままでも目立った問題は発生しなかったからその癖でついEP-879AW の電源を切らずにいたことでヘッドのノズルが乾燥してしまったものと思われる。
Canon MP990は電源ON後に印刷出来るまでかなり時間がかかることから電源を切らずにいたがそれが原因のようだ。
ちなみにテストしてみるとEP-879AWは電源ONにしてから印刷出来るまでの待ち時間が苦にならないほど短い。これならノズルの乾きを防ぐために使用後はきちんと電源を落としておこうと反省。
実はそれまで機能をOFFにしていたが、EP-879AWは使用後30分後から最長12時間後に自動的に電源OFFとする設定ができる。また電源がOFF状態であっても「自動電源オン設定」が設定されている場合、印刷が実行されると自動的に電源が入り排紙トレーが引き出され印刷が開始される。その際電源OFFの状態から印刷可能になるまでの時間は短時間であり、繰り返すがノズルを保護し結果インクの消費を軽減するため「自動電源オン設定」および「自動電源オフ設定」は設定しておいた方がよいだろう。

※「自動電源オン設定」および「自動電源オフ設定」にセットした
なおライトマゼンタの印刷状況に関してはこれからもしばらく注視し、どうしても改善しない場合はサポートに連絡し修理を考えなければならないかも知れない。
EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AWは良いプリンターだと思う。トラブルが無ければ(笑)。コンパクトだし印刷も静かで速い。そのクオリティもよいし普通はこれで不足はないに違いない。
しかしやはりというか問題が起こった…。

※EPSONインクジェット複合機 カラリオ EP-879AWは基本適には良いプリンターだと思う。トラブルが無ければ(笑)
いきなりの話しで恐縮だが、Wi-Fi接続をとりあえず諦めUSBケーブル接続で使い始めた。それは初期設定でプリントおよびスキャナ機能もiMacとの間で無線接続が問題なくできたので喜んだが、CD/DVDのレーベルプリントだけがWi-Fi接続で使えないのだ。無論CD/DVDのレーベルプリントの実行はEPSONがウェブサイトで供給している「PrintCD」version 2.41.00Jを使う。
どうにも旨く行かないのでEPSONのサポートに電話をしてみたが、結果として問題を解決することができなかった。
そうしたこともあってまとまった時間が取れるようになったら再度Wi-Fi接続設定をゼロからやってみようと思っているが、即使いたいから購入したわけでありUSB接続では問題がないようなのでこれでしばらく活用してみようと思う。
そういえばその「PrintCD」というアプリの使い勝手の悪さにイライラした。
使えるということと、使う気になるレベルには大きな差があるのだが、今どきのアプリケーションとしてはお勧めできるものではない。
結局BeLight Software社の「Disc Cover ver.3.1.3」を購入した次第。プリント位置の確認及び微調整は必要だが使い勝手は雲泥の差である。
ハードウェアに付属のアプリだからしてオマケ感覚で良いと思ったら間違いだと思う。こうした点は気が向いたら別途レポートしたいと考えている。
さてEP-879AWでは各種のプリントテストの後にデジカメのデータを写真用紙に印刷することを30枚ほど行った。まったく問題なく印刷のクオリティも満足な結果だったのでまずまずと思っていた。その後一週間ほどEP-879AWの電源は入れたまま印刷を行う機会がなかった。
一週間ほど後になってまたまた写真印刷をやることになった。ハガキサイズの写真印刷用紙を使って10枚ほどの印刷が目的だったが、出てきた結果は無残だった。

※右が正常な印刷結果だが、一週間ぶりの印刷は左のような結果となった【クリックで拡大】
まず色味が違うこと、そしてなによりも橫縞の線が入っているのだ。

※また印刷は細かな横線が目立った【クリックで拡大】
そういえば7年ほど前まで使っていたEPSONのインクジェットもヘッドの目詰まりに悩まされたことを思い出した。
ともあれまずはヘッドの目詰まりの確認をしてみるとライトマゼンタのヘッドが大幅に目詰まりしている結果となっていた。
早速クリーニングを開始するが3回やっても完全にはならない。問題なのはこうしたヘッドクリーニングにもインクが消耗することだ...。

※ヘッドの目詰まりの確認をしてみるとライトマゼンタのヘッドが大幅に詰まっている
3回目のクリーニングが終わった途端にシアンやライトマゼンタのインクが無くなったというメッセージが出た。
プリンタ購入時に同梱されている6色の各インクはいわゆるセットアップ用インクという扱いだ。したがって容量が市販品と同様なのかは不明だが、まあ早めに無くなっても文句をいうつもりはない。
それにライトマゼンタのプリンタヘッドの目詰まりが完全に修整されなかったこともあり、インクカートリッジを変えることで改善されることを期待してそれぞれのインクを交換。その後小一時間のリカバリー作業で結局購入時にセットしたすべてのインク交換と相成った。問題のノズルの目詰まりは100%完全ではないが実用レベルになったのでとりあえず仕事を優先。

※交換用インクを用意しておいてよかった
ところでヘッドの目詰まりに関してだが、原因は電源を切らなかったことにあるようだ。それ以前に使っていたCanon MP990ではほとんど電源を切らないままでも目立った問題は発生しなかったからその癖でついEP-879AW の電源を切らずにいたことでヘッドのノズルが乾燥してしまったものと思われる。
Canon MP990は電源ON後に印刷出来るまでかなり時間がかかることから電源を切らずにいたがそれが原因のようだ。
ちなみにテストしてみるとEP-879AWは電源ONにしてから印刷出来るまでの待ち時間が苦にならないほど短い。これならノズルの乾きを防ぐために使用後はきちんと電源を落としておこうと反省。
実はそれまで機能をOFFにしていたが、EP-879AWは使用後30分後から最長12時間後に自動的に電源OFFとする設定ができる。また電源がOFF状態であっても「自動電源オン設定」が設定されている場合、印刷が実行されると自動的に電源が入り排紙トレーが引き出され印刷が開始される。その際電源OFFの状態から印刷可能になるまでの時間は短時間であり、繰り返すがノズルを保護し結果インクの消費を軽減するため「自動電源オン設定」および「自動電源オフ設定」は設定しておいた方がよいだろう。

※「自動電源オン設定」および「自動電源オフ設定」にセットした
なおライトマゼンタの印刷状況に関してはこれからもしばらく注視し、どうしても改善しない場合はサポートに連絡し修理を考えなければならないかも知れない。
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