ラテ飼育格闘日記(543)
春の真っ盛りということか。桜の多くは満開を過ぎて葉桜になり多くは散り始めている。そんな少々遅ればせながらの桜を満喫しようとラテファミリーは再び都立桜ヶ丘公園に行ってみた。葉桜でもまだ見事に違いないと期待をしながら。
期待通りお花見坂という桜の並木がずらりと並ぶ場所はまだまだ見頃であった。前回は「桜祭り」というイベントに合わせて立ち寄ってみたわけだが、少し時期を外した方が人の出も少ないし屋台もイベントもないので静かだし開放感が違う。
とはいっても我が娘は100%花より団子派なのでオトーサンたちの花見にはまったく協力的でなく終始地面の臭いを嗅いでいる(笑)。

※冷たくて気持ちいいなあ
一昔前は桜の時期になると両親を連れ、京都にわざわざ桜を見に行った時期もあったが、身近にこうした桜の見所が多々あるので日々ラテとの散歩途中に花見ができるのだからわざわざ遠出しようとは思わない。
都立桜ヶ丘公園の桜を満喫してオトーサンたちは帰路についたが、戻る道々に咲く桜もまた見事だった。


※再び都立桜ヶ丘公園に遅ればせながら桜を見に行った。そしてオカーサンと記念写真
とはいえラテはやはり桜より大好きな子供たちの方がお気に入りのようだ。
いつもの公園に行くとそこにはお馴染みのファミリーがラテを迎えてくれた。ラテは早速母親に駆け寄って嬉しさを体中で表すし、女の子とはポッキーの端を食べ合ったりする。

※大好きなファミリーの母親にチュー
他の子供たちのコマンドは無視しても大好きなこの女子の「お座り」「お手」「お代わり」「伏せ」そして「待て」のコマンドはきちんと守るのが微笑ましい。
ときに女子が立ったままでオヤツを上げようとするとラテも後ろ足で立ち上がる。

※後ろ足で立ち上がり大好きな女子にオヤツを強請る
こうしたお気に入りの子供との接触はラテを生き生きとしてくれるが、子供大好きのラテも大勢の子供に取り囲まれ騒がれたり廻りを走られたりするのは嫌いなのだ。
例えばサッカーボールで足さばきをしながらラテに近づいたり奇声を発したりされると尻尾が下がってしまう。
初対面の大人には拒否反応を示し、初対面でも子供ならフレンドリーなラテでも大好きになった大人と子供と比べると大人の人の方が好きなのだ。
それは多分に安心して向かい合いができるからだとオトーサンは考えている。子供たちの多くがラテに興味を示してくれるのは「可愛い」という感情と共に「生きているオモチャ」といった感覚があるように思う。だから全てが執拗だ。
まあもともと子供に「ワンコの気持ちを察しろ」と求めるのは無理な話だが、ラテの前に三人の学童が座り、それぞれが「お手!」「伏せ!」「ラテちゃんお代わり!」だなんていう光景は珍しいことではない(笑)。
そんなとき手を出された複数の子供の誰にお手をしたら良いかと迷っているラテが気の毒になる(笑)。
子供たちの姿が見えないと寂しいと思いつつ、執拗すぎると大変だという些か我が儘な飼い主とワンコではあるが、そうした時にはオトーサンがラテの思いを代弁し「ほら尻尾が下がったね。ラテ疲れたようだから歩いてくるよ」とその場を離れるのも飼い主の役目である。

※登校途中の学童たちに囲まれるラテ。総じて女の子たちは静かにラテと対面してくれるのでオトーサンも安心していられる
役目といえば、今日は狂犬病予防注射を打ちに動物病院に行った。ワンコの飼い主にとって1年一回の責務である。
お世話になっている動物病院は体調の良いときの午前中に来て欲しいという。体調が良いときというのは当然だが、狂犬病予防注射は強い薬でもあり、それが原因で体調を壊す例が時々あるのだという。ために午前中の接種であれば万一体調に異変が出ても対処できるからと言うことらしい。
とはいえ動物病院は午前9時からの開院だ。通常どおり、朝の散歩を済ませてから再び支度をしてラテと家を出たが、中途半端な時間帯の散歩は動物病院か美容室だとラテは十分知っている。したがって外に出た途端に「やはりそうなのね」とリードが重くなる。
その午前9時前に動物病院のドアを開けると先客がひと方いらした。ニャンコを連れてきた常連さんのようだが診察室から途切れ途切れに聞こえてくる院長の話しから想像すると重病のようだ。
当初可愛らしく「ニャオン、ニャーオン」と鳴いていたのが何か物理的な処置をされているのか鳴き声が変わった。
その瞬間待合室で不安そうに座っていたラテが立ち上がりアクビを繰り返す。

※平成29年度狂犬病予防注射証は赤色だった
オトーサンの勝手な想像だが、ラテは生後三ヶ月(推定)から六ヶ月までの3ヶ月間、ニャンコが六匹もいるボランティアの方に預かられていたという。したがってラテはニャンコ文化はある程度理解できるのではないか。
病室で盛んに鳴いているニャンコの辛さでも伝わってきたのか、急にそわそわし始めたラテだった。
そのラテは体重を計り、念のため院長が聴診器などでの内診をした後に背中へ狂犬病予防注射をしてもらった。いつものことだが微動だにせず、声も上げずにミッションは終了。
ちなみに今年、平成29年度の狂犬病予防注射済証は赤色だった。
期待通りお花見坂という桜の並木がずらりと並ぶ場所はまだまだ見頃であった。前回は「桜祭り」というイベントに合わせて立ち寄ってみたわけだが、少し時期を外した方が人の出も少ないし屋台もイベントもないので静かだし開放感が違う。
とはいっても我が娘は100%花より団子派なのでオトーサンたちの花見にはまったく協力的でなく終始地面の臭いを嗅いでいる(笑)。

※冷たくて気持ちいいなあ
一昔前は桜の時期になると両親を連れ、京都にわざわざ桜を見に行った時期もあったが、身近にこうした桜の見所が多々あるので日々ラテとの散歩途中に花見ができるのだからわざわざ遠出しようとは思わない。
都立桜ヶ丘公園の桜を満喫してオトーサンたちは帰路についたが、戻る道々に咲く桜もまた見事だった。


※再び都立桜ヶ丘公園に遅ればせながら桜を見に行った。そしてオカーサンと記念写真
とはいえラテはやはり桜より大好きな子供たちの方がお気に入りのようだ。
いつもの公園に行くとそこにはお馴染みのファミリーがラテを迎えてくれた。ラテは早速母親に駆け寄って嬉しさを体中で表すし、女の子とはポッキーの端を食べ合ったりする。

※大好きなファミリーの母親にチュー
他の子供たちのコマンドは無視しても大好きなこの女子の「お座り」「お手」「お代わり」「伏せ」そして「待て」のコマンドはきちんと守るのが微笑ましい。
ときに女子が立ったままでオヤツを上げようとするとラテも後ろ足で立ち上がる。

※後ろ足で立ち上がり大好きな女子にオヤツを強請る
こうしたお気に入りの子供との接触はラテを生き生きとしてくれるが、子供大好きのラテも大勢の子供に取り囲まれ騒がれたり廻りを走られたりするのは嫌いなのだ。
例えばサッカーボールで足さばきをしながらラテに近づいたり奇声を発したりされると尻尾が下がってしまう。
初対面の大人には拒否反応を示し、初対面でも子供ならフレンドリーなラテでも大好きになった大人と子供と比べると大人の人の方が好きなのだ。
それは多分に安心して向かい合いができるからだとオトーサンは考えている。子供たちの多くがラテに興味を示してくれるのは「可愛い」という感情と共に「生きているオモチャ」といった感覚があるように思う。だから全てが執拗だ。
まあもともと子供に「ワンコの気持ちを察しろ」と求めるのは無理な話だが、ラテの前に三人の学童が座り、それぞれが「お手!」「伏せ!」「ラテちゃんお代わり!」だなんていう光景は珍しいことではない(笑)。
そんなとき手を出された複数の子供の誰にお手をしたら良いかと迷っているラテが気の毒になる(笑)。
子供たちの姿が見えないと寂しいと思いつつ、執拗すぎると大変だという些か我が儘な飼い主とワンコではあるが、そうした時にはオトーサンがラテの思いを代弁し「ほら尻尾が下がったね。ラテ疲れたようだから歩いてくるよ」とその場を離れるのも飼い主の役目である。

※登校途中の学童たちに囲まれるラテ。総じて女の子たちは静かにラテと対面してくれるのでオトーサンも安心していられる
役目といえば、今日は狂犬病予防注射を打ちに動物病院に行った。ワンコの飼い主にとって1年一回の責務である。
お世話になっている動物病院は体調の良いときの午前中に来て欲しいという。体調が良いときというのは当然だが、狂犬病予防注射は強い薬でもあり、それが原因で体調を壊す例が時々あるのだという。ために午前中の接種であれば万一体調に異変が出ても対処できるからと言うことらしい。
とはいえ動物病院は午前9時からの開院だ。通常どおり、朝の散歩を済ませてから再び支度をしてラテと家を出たが、中途半端な時間帯の散歩は動物病院か美容室だとラテは十分知っている。したがって外に出た途端に「やはりそうなのね」とリードが重くなる。
その午前9時前に動物病院のドアを開けると先客がひと方いらした。ニャンコを連れてきた常連さんのようだが診察室から途切れ途切れに聞こえてくる院長の話しから想像すると重病のようだ。
当初可愛らしく「ニャオン、ニャーオン」と鳴いていたのが何か物理的な処置をされているのか鳴き声が変わった。
その瞬間待合室で不安そうに座っていたラテが立ち上がりアクビを繰り返す。

※平成29年度狂犬病予防注射証は赤色だった
オトーサンの勝手な想像だが、ラテは生後三ヶ月(推定)から六ヶ月までの3ヶ月間、ニャンコが六匹もいるボランティアの方に預かられていたという。したがってラテはニャンコ文化はある程度理解できるのではないか。
病室で盛んに鳴いているニャンコの辛さでも伝わってきたのか、急にそわそわし始めたラテだった。
そのラテは体重を計り、念のため院長が聴診器などでの内診をした後に背中へ狂犬病予防注射をしてもらった。いつものことだが微動だにせず、声も上げずにミッションは終了。
ちなみに今年、平成29年度の狂犬病予防注射済証は赤色だった。
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