HUION ペンタブレット H610 PROファーストインプレッション
ペンタプレットといえば多くのパソコンユーザーはワコム製の製品を思い浮かべるかも知れない。そのワコム製タプレットの評価を依頼され、まだ試作品の段階でMacとの使い勝手をレポートしたことを思い出す。起業してすぐだったと記憶しているので1990年か。ただしMac用のインターフェースとドライバーの提供を受けたが、まだまだ使い物にならなかった。
そうした縁もありこれまで何機種ワコムのタブレットを使ってきたことか。ただし言いにくいことだが長い間ドライバーとMacOSがコンフリクトを起こす問題に悩まされたこともあって疎遠になるも、またまたワコム製品を買うといったことを繰り返してきたが、現在まで使っていた製品が壊れたのをきっかけに、今般はじめて他社製品のペンタブを買ってみた。
それが「HUION プロフェッショナルペンタブ H610 PRO」である。

※HUION ペンタブレット H610 PROと専用充電式ペン
これまで知らないメーカーの製品を買うのはやはりリスキーだが、ペンタブとしては安価だったし気軽に手を出してみた次第。それに未知の製品を手にするのは良し悪しを含めて大いに刺激となる。まあ使えなくては元も子もないが(笑)。
さてこのH610 PROだが、サイズは約35.3 × 4.5cmで厚みは曲線部位を含めて1cmほど、そしてアクティブエリアは10 × 6.25インチだ。
解像度(LPI=line per inch):5080、 反応率(RPS=Report Rate Speed):233、そして2048 レベルの筆圧を持っているから、スペック的には十分な製品だ。なお対応システムだがWindows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10;Mac OS 10.8.0以降とされているものの、私の利用環境はOS X Yosemite 10.10.5である。
また私は試していないが、左利きの人のための設定や、複数ディスプレイの環境にも対応しているという。
製品の片側には、8個のショートカットキーと ワーキングエリア上部に16個のファンクションキーを使って、ショートカットの定義ができる。また背面には4箇所滑り止めがあり机上に置いても滑らない。

※ショットカットおよびファンクションキーの設定画面
オペレーションは付属のペンを使うが、このペンは充電式で2時間の充電で400時間利用できるという。なお具合が良いのはケーブルは邪魔だとしても充電中にもペンが使えることだ。そしてペンには2つのボタンがあり通常はマウスの左右ボタン機能を割り振ることになる。また交換用ペン先4本が同梱されている。

※ペンホルダーと充電式ペン
まず最初にやることだが、タブレットをUSBケーブルでMacに接続する前にドライバーソフトをMacにインストールする。それからタブレットを接続するが、幸いトラブルもなくセットアップができた。
ペン先をタブレット面に乗せるとインジケーターがグリーン色に点灯する。またペンはちょうど紙の上を滑らかにこすれるのような自然な感じで滑る。この辺は好き好きがあると思うが、感触は決して悪くないと思う。なお本体に電源のON・OFFスイッチはない。
勿論、Photoshopをはじめ、多くのグラフィックソフトで使えるわけだが、やはりこうしたペンタブを持てばそれなりのツールがあった方が効果的だ。
ちなみに私はRebelleのアップデート版、Rebello2でH610 PROを使い始めているが、その具他的な相性とか使い勝手は別途まとめてからご紹介したいと思っている。
最後に、パッケージを開けると「ありがとうございます」と日本語で書かれたメッセージカードが置かれ、その中に日本テクニカルサポートセンターのメルアドやスカイプのアドレスが記されているのには好感が持てる。ただし印刷物あるいはCDに含まれているマニュアルは一部日本語解説もあるものの、H610 PRO専用の解説ではない点が煩わしい。しかし実際にH610 PROを使ってみればほとんどマニュアルレスで使えると思う。

※パッケージを開けると日本語仕様のメッセージカードが乗っていた
まだ一週間程度しか使ってはいないが、トラブルには合っていないし、思っていたよりずっと使いよい製品だった。そして例えばUSBの規格が 1.1 と些か古い部分もあるが実利用には問題ないし、なによりもコストパフォーマンスは最高ではないだろうか。
そうした縁もありこれまで何機種ワコムのタブレットを使ってきたことか。ただし言いにくいことだが長い間ドライバーとMacOSがコンフリクトを起こす問題に悩まされたこともあって疎遠になるも、またまたワコム製品を買うといったことを繰り返してきたが、現在まで使っていた製品が壊れたのをきっかけに、今般はじめて他社製品のペンタブを買ってみた。
それが「HUION プロフェッショナルペンタブ H610 PRO」である。

※HUION ペンタブレット H610 PROと専用充電式ペン
これまで知らないメーカーの製品を買うのはやはりリスキーだが、ペンタブとしては安価だったし気軽に手を出してみた次第。それに未知の製品を手にするのは良し悪しを含めて大いに刺激となる。まあ使えなくては元も子もないが(笑)。
さてこのH610 PROだが、サイズは約35.3 × 4.5cmで厚みは曲線部位を含めて1cmほど、そしてアクティブエリアは10 × 6.25インチだ。
解像度(LPI=line per inch):5080、 反応率(RPS=Report Rate Speed):233、そして2048 レベルの筆圧を持っているから、スペック的には十分な製品だ。なお対応システムだがWindows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10;Mac OS 10.8.0以降とされているものの、私の利用環境はOS X Yosemite 10.10.5である。
また私は試していないが、左利きの人のための設定や、複数ディスプレイの環境にも対応しているという。
製品の片側には、8個のショートカットキーと ワーキングエリア上部に16個のファンクションキーを使って、ショートカットの定義ができる。また背面には4箇所滑り止めがあり机上に置いても滑らない。

※ショットカットおよびファンクションキーの設定画面
オペレーションは付属のペンを使うが、このペンは充電式で2時間の充電で400時間利用できるという。なお具合が良いのはケーブルは邪魔だとしても充電中にもペンが使えることだ。そしてペンには2つのボタンがあり通常はマウスの左右ボタン機能を割り振ることになる。また交換用ペン先4本が同梱されている。

※ペンホルダーと充電式ペン
まず最初にやることだが、タブレットをUSBケーブルでMacに接続する前にドライバーソフトをMacにインストールする。それからタブレットを接続するが、幸いトラブルもなくセットアップができた。
ペン先をタブレット面に乗せるとインジケーターがグリーン色に点灯する。またペンはちょうど紙の上を滑らかにこすれるのような自然な感じで滑る。この辺は好き好きがあると思うが、感触は決して悪くないと思う。なお本体に電源のON・OFFスイッチはない。
勿論、Photoshopをはじめ、多くのグラフィックソフトで使えるわけだが、やはりこうしたペンタブを持てばそれなりのツールがあった方が効果的だ。
ちなみに私はRebelleのアップデート版、Rebello2でH610 PROを使い始めているが、その具他的な相性とか使い勝手は別途まとめてからご紹介したいと思っている。
最後に、パッケージを開けると「ありがとうございます」と日本語で書かれたメッセージカードが置かれ、その中に日本テクニカルサポートセンターのメルアドやスカイプのアドレスが記されているのには好感が持てる。ただし印刷物あるいはCDに含まれているマニュアルは一部日本語解説もあるものの、H610 PRO専用の解説ではない点が煩わしい。しかし実際にH610 PROを使ってみればほとんどマニュアルレスで使えると思う。

※パッケージを開けると日本語仕様のメッセージカードが乗っていた
まだ一週間程度しか使ってはいないが、トラブルには合っていないし、思っていたよりずっと使いよい製品だった。そして例えばUSBの規格が 1.1 と些か古い部分もあるが実利用には問題ないし、なによりもコストパフォーマンスは最高ではないだろうか。
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