インテリブル データバックアップソフト「INDELIBLE 3」レポート
久しぶりにダウンロード購入ではなくパッケージ版のソフトウェアを買った。Mac専用のバックアップソフト、アイギーク社の「INDELIBLE 3」である。これまでにもこの種のツールを使ってTime Machineとは別にシステムのクローンを作ってきたが、先日システム側ではなかったものの外付けHDDが一瞬で飛んだ、その憂さ晴らしである(笑)。
ハードディスクは消耗品だと理屈では理解しているが、実際に一瞬で大切なデータを失ってみるとあらためてバックアップの大切さを思い知る。そうそう滅多にあることではないが、やはり普段からの心構えが重要になってくる。
MacユーザーにとってバックアップといえばまずTime Machineが基本である。Macの買い換えやシステムの入れ替えにもこのTime Machineがあれば安心して利用環境の復旧が可能になる。

※アイギーク社の「INDELIBLE 3」パッケージ
しかし過去の幾多の事例を鑑みれば、そのTime Machineも文字通りの完全は保証してくれない。Time Machine自体のハードディスク不調により復帰ができずに冷や汗をかいたこともある。したがってTime Machineは基本中の基本だとしてもその他にシステム環境を素早く復旧するため、起動できるクローンのシステム環境を用意している。
その為のソフトウェアもいくつかあるが、まずは信頼できるツールであることは勿論としても使いやすくかつ簡便なものが理想であろう。あくまでバックアップはメインの作業ではなく、これに多大な時間を取られたり注視を余儀なくされたのでは困る。
この種のツールの理想は、分かりやすく間違いようのないインターフェースと結果の確実さだ。その上にできればユーザーの好奇心をくすぐる作り込みがあれば言うこと無しという感じか...。
さて「INDELIBLE 3」だが、アプリを起動後に基本的な設定(バックアップ設定)は簡単である。
画面は大別して3つのエリアに分かれている。
まず左サイドのプリセットはソース側のバックアップ形態を選択する部分だ。例えば「内蔵ドライブ全体」なのか「全てのシステムファイル以外ファイル」なのか「全てのユーザーファイルなのか」などなどといった基本の形態が選択するだけで使える。無論システムを含むボリューム全体をバックアップするなら「内蔵ドライブ全体」を選択する。

※設定の基本はソース側と宛先側を指定するだけだ
続いて右側は上部でバックアップするソースのボリュームやフォルダなどの指定とそのバックアップタイプが起動可能な「クローン」なのか「シンプルコピー」あるいは「バージョン付き」か「同期」かの選択といった具合。
下部ではバックアップの宛先を指定する。宛先のタイプは「ボリューム」と「CD/DVD」を選ぶことになる。
そしてウィンドウ右上には「すぐに開始」ボタンがあり、上部には「バックアップ」「ダッシュボード」「履歴」そして「宛先」というツールが並び、中央は作業中の進行状態を表示するエリアがある。

※バックアップ中の「ダッシュボード」モード画面例
要はソース側とバックアップ先(宛先)を指定後、「すぐに開始」ボタンをクリックすればバックアップは開始される。その過程は「ダッシュボード」でリアルタイムに確認出来、バックアップの履歴は「履歴」アイコンをクリックすることでそのブランやステータス、開始時間と終了時間などが確認出来る。

※バックアップの履歴を確認した例
勿論、スケジュールを設定しておけばその設定通りに自動的にバックアップが開始される。
またバックアップは最初期にはそれなりの時間を要するが、同じ環境設定時の繰り返しのバックアップは差分で行われるので通常は短い時間で終了する。

※スケジュールを設定した自動バックアップも可能だ
なお「INDELIBLE 3」の左サイドのプリセットメニューの表記もウィンドウ左下にある「詳細レベル」を低・中・高に切り換えることで当該バックアップの説明が簡素化されたり詳しく表示したりする。
その他の特長としては、ディスク接続時に自動操作を可能にするPlug & Go機能、暗号化や圧縮設定のバックアップそして複数のCD/DVDへ大容量データを分散してコピーするスパニング機能などを備えている。
ということで「INDELIBLE 3」はまず日本語仕様なのがよいし1ライセンスで3台までのインストールが可能だ。全体的に分かりやすいレイアウトになっているが、注意点としてはバックアップ動作中はいろいろオペレーションしないことだ。場合によってはアプリケーションの挙動をおかしくしたりバックアップができなくなるケースもありうる。
ともあれ私自身はこの「INDELIBLE 3」で久しぶりにバックアップスケジュールを組んでみた。万一のことは無いにこしたことはないが、いつでもトラブルの可能性はあり得ると認識して対処しておきたいものである。
■INDELIBLE 3
ハードディスクは消耗品だと理屈では理解しているが、実際に一瞬で大切なデータを失ってみるとあらためてバックアップの大切さを思い知る。そうそう滅多にあることではないが、やはり普段からの心構えが重要になってくる。
MacユーザーにとってバックアップといえばまずTime Machineが基本である。Macの買い換えやシステムの入れ替えにもこのTime Machineがあれば安心して利用環境の復旧が可能になる。

※アイギーク社の「INDELIBLE 3」パッケージ
しかし過去の幾多の事例を鑑みれば、そのTime Machineも文字通りの完全は保証してくれない。Time Machine自体のハードディスク不調により復帰ができずに冷や汗をかいたこともある。したがってTime Machineは基本中の基本だとしてもその他にシステム環境を素早く復旧するため、起動できるクローンのシステム環境を用意している。
その為のソフトウェアもいくつかあるが、まずは信頼できるツールであることは勿論としても使いやすくかつ簡便なものが理想であろう。あくまでバックアップはメインの作業ではなく、これに多大な時間を取られたり注視を余儀なくされたのでは困る。
この種のツールの理想は、分かりやすく間違いようのないインターフェースと結果の確実さだ。その上にできればユーザーの好奇心をくすぐる作り込みがあれば言うこと無しという感じか...。
さて「INDELIBLE 3」だが、アプリを起動後に基本的な設定(バックアップ設定)は簡単である。
画面は大別して3つのエリアに分かれている。
まず左サイドのプリセットはソース側のバックアップ形態を選択する部分だ。例えば「内蔵ドライブ全体」なのか「全てのシステムファイル以外ファイル」なのか「全てのユーザーファイルなのか」などなどといった基本の形態が選択するだけで使える。無論システムを含むボリューム全体をバックアップするなら「内蔵ドライブ全体」を選択する。

※設定の基本はソース側と宛先側を指定するだけだ
続いて右側は上部でバックアップするソースのボリュームやフォルダなどの指定とそのバックアップタイプが起動可能な「クローン」なのか「シンプルコピー」あるいは「バージョン付き」か「同期」かの選択といった具合。
下部ではバックアップの宛先を指定する。宛先のタイプは「ボリューム」と「CD/DVD」を選ぶことになる。
そしてウィンドウ右上には「すぐに開始」ボタンがあり、上部には「バックアップ」「ダッシュボード」「履歴」そして「宛先」というツールが並び、中央は作業中の進行状態を表示するエリアがある。

※バックアップ中の「ダッシュボード」モード画面例
要はソース側とバックアップ先(宛先)を指定後、「すぐに開始」ボタンをクリックすればバックアップは開始される。その過程は「ダッシュボード」でリアルタイムに確認出来、バックアップの履歴は「履歴」アイコンをクリックすることでそのブランやステータス、開始時間と終了時間などが確認出来る。

※バックアップの履歴を確認した例
勿論、スケジュールを設定しておけばその設定通りに自動的にバックアップが開始される。
またバックアップは最初期にはそれなりの時間を要するが、同じ環境設定時の繰り返しのバックアップは差分で行われるので通常は短い時間で終了する。

※スケジュールを設定した自動バックアップも可能だ
なお「INDELIBLE 3」の左サイドのプリセットメニューの表記もウィンドウ左下にある「詳細レベル」を低・中・高に切り換えることで当該バックアップの説明が簡素化されたり詳しく表示したりする。
その他の特長としては、ディスク接続時に自動操作を可能にするPlug & Go機能、暗号化や圧縮設定のバックアップそして複数のCD/DVDへ大容量データを分散してコピーするスパニング機能などを備えている。
ということで「INDELIBLE 3」はまず日本語仕様なのがよいし1ライセンスで3台までのインストールが可能だ。全体的に分かりやすいレイアウトになっているが、注意点としてはバックアップ動作中はいろいろオペレーションしないことだ。場合によってはアプリケーションの挙動をおかしくしたりバックアップができなくなるケースもありうる。
ともあれ私自身はこの「INDELIBLE 3」で久しぶりにバックアップスケジュールを組んでみた。万一のことは無いにこしたことはないが、いつでもトラブルの可能性はあり得ると認識して対処しておきたいものである。
■INDELIBLE 3
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