ラテ飼育格闘日記(549)
これからの時期、毎年の事だがラテが歩かなくなってきた。すぐに日陰の歩道や砂場など路面の温度が低い場所を見つけて腹ばいになってしまう。オトーサンも5分や10分は安全な場所なら付き合う事もあるが、我が娘は歩道の真ん中もいとわないので通る人たちに迷惑がかかるからと移動させようすると抵抗する。いやはや大変な騒ぎだ。
昨日などは自宅を出て間もなくその体勢になってしまった。オトーサンは「ほら、歩くぞ」などとリードを引いていたとき、通りがかった中年の女性が「あらあら、あなた歩き疲れたのね。暑いから可哀想ね」といって去って行った。
まあ、そう見えたのだろうがラテは我が家を出てからものの数分しか歩いていないのだ。歩き疲れたわけでもなく、これから歩かせようとしているところなのだ(笑)。何だかオトーサンが虐待でもしているようではないか…。

※機嫌良く散歩スタート!
そんなときご近所のワンコの飼い主さんが通りがかり「あらあら、もうその季節なのね」といわれる。さすがにワンコを飼っている方はよくご存じだ。
それはともかくその飼い主さんからツバメの巣があることを教えていただいた。
そういえばテレビの映像などでは目にしたことがあるが実際の巣をまじまじと見たことがないからと邪魔にならないよう遠くから写真を撮ろうと思った。

※オトーサンと室内でボール遊び
ラテを宥め賺して少し先のその場所に行くとなるほど巣らしいものが見えるが距離もあり眼の悪いオトーサンでは肉眼で観察できる状況ではなかった。それならばとズーム付きのコンデジを撮りだして構えたが、ラテのリードを保持したままでは片手撮りしかできない。
それでも挑戦してみたが結果は無残なものでほとんどが大きくぶれていて写真は使い物にならなかった。また夕刻の時間帯でもあり、カメラを向ける方向に夕日が重なることもあって撮影を断念。
翌朝、ラテとの散歩を終えた後、あらためて本格的なズーム機能を持つデジカメを三脚に取付てツバメの巣が見える場所まで行った。午前中なので日射しも邪魔にならず、安全だと思われる歩道の端に三脚を立ててツバメの巣に焦点を合わせた。さすがにコンデジとは違いきちんと捕らえることは出来たが、巣を作っている場所は日がささない陰になっている場所なので暗くなかなかに難しい。
一応写真と共に動画も撮ってみたが、残念ながら親鳥が戻ってくるシーンは撮れなかった。しかし後から映像を確認してみるとやっと目を開け始め、口ばかりが大きなヒナが4羽いた。
4羽全てが巣立ちできるのかは分からないが、観察を続けてみようと思っている。
※ツバメの巣を動画で捕らえてみた(音声なし)
ともあれ、お陰様でラテは健康で過ごしている。アトピーは仕方がないものの食欲もあれば気温が低い場所では遊ぶ意欲もまんまんだ。
例えグスグスしていても好きな子供たちに出会えばコロッと態度が変わる。
子供好きのラテは基本目の前に4人子供が座り込んでくれたとすれば、公平に、見事なほど公平に4人すべての顔を舐めに行く。しかし観察を続けているとそうした子供達の中でもやはりというか出会った嬉しさを体全体で表す相手がいることも確かだ。

※通学途中の小学生女子たちに囲まれる
先日通学時間帯に出くわしたがオトーサンの都合でいつものように校門まで一緒に歩くことはできなかった。しかし数人の見知ってる女子たちが声をかけてくれラテも喜んでいた。
少し離れて横断歩道を渡るとそこにもラテを可愛がってくれる女子がいてしばし撫でてくれていた。そのとき、いま渡った横断歩道の向こうからこれまた馴染みの女子が「ラテちゃ~ん」と声をあげた途端、ラテの態度が豹変した。
いままで撫でてくれていた女子と至福の瞬間を過ごしていたはずだが、声がした途端に「ゥワオ~ン」と雄叫びを上げていま渡ったばかりの横断歩道を戻ろうとした。ちょうど信号が青になったのでオトーサンは女子に「いつもありがとう」とお礼を言ってリードを引くままに道路を渡った。
ラテは渡りながらも何度も吠えている。無論喜びの声だ。
声をかけてくれたのはいつも公園でラテを可愛がってくださるファミリーの女子だった。こうして見ているとやはりというか当然のことラテにも好きな順位があるようだ。

※大げさなほど歓喜の声を上げながら毎々可愛がっていただくファミリーの女子に近づく
こういうとワンコを知らない人は「やはり付き合いが長い人の方がいいのかな」と思うかも知れない。確かにそうした面も否定できないが、ラテが喜ぶ相手は決してそれだけでない。無論人間側がワンコに警戒心を持って近づかなければ話しにならないが、オヤツを貰えるとか昔から知っているとかだけではないのが興味深いところなのだ。
なにがラテの判断材料になっているのか、いろいろと考えてはいるがいまだに分からない。

※ファミリーのオカーサンも大好きで、ラテはお会いする度に飛びつくように口元を舐める
まあ、我々だって初対面の第一印象は意外と当たっているものだ。この相手とは旨くいきそうだとか信頼できそうだという感覚は理屈ではない。ラテにもワンコ特有の直感といったものが備わっているのだろうが、例えばたまにしか会えないがこの春に中学生になったはずの男の子と2年ほど前はじめて会ったとき、ラテは本当に珍しく最初から飛びついて顔中を舐め回していた。なぜなのだろうか…。
ただしひとつ言えることはラテはオトーサンの鏡でもあることだ。オトーサンが近づかない人とラテが仲良くなるはずもないし反対にラテが威嚇し吠え立てる人とオトーサンが親しくなるはずもない。
ラテも来月10日で満11歳になるが、生後6ヶ月(推定)から飼い始め、長い間一緒に暮らしてきたこともあってラテとオトーサンたちの人間に対する好き嫌いはそんなに違っていないのだ。というか、ラテのおかげでオトーサンは日々行き交う人たちや子供たちと言葉を交わせるわけで、これこそがワンコと生活する一番の醍醐味ではないだろうか。
昨日などは自宅を出て間もなくその体勢になってしまった。オトーサンは「ほら、歩くぞ」などとリードを引いていたとき、通りがかった中年の女性が「あらあら、あなた歩き疲れたのね。暑いから可哀想ね」といって去って行った。
まあ、そう見えたのだろうがラテは我が家を出てからものの数分しか歩いていないのだ。歩き疲れたわけでもなく、これから歩かせようとしているところなのだ(笑)。何だかオトーサンが虐待でもしているようではないか…。

※機嫌良く散歩スタート!
そんなときご近所のワンコの飼い主さんが通りがかり「あらあら、もうその季節なのね」といわれる。さすがにワンコを飼っている方はよくご存じだ。
それはともかくその飼い主さんからツバメの巣があることを教えていただいた。
そういえばテレビの映像などでは目にしたことがあるが実際の巣をまじまじと見たことがないからと邪魔にならないよう遠くから写真を撮ろうと思った。

※オトーサンと室内でボール遊び
ラテを宥め賺して少し先のその場所に行くとなるほど巣らしいものが見えるが距離もあり眼の悪いオトーサンでは肉眼で観察できる状況ではなかった。それならばとズーム付きのコンデジを撮りだして構えたが、ラテのリードを保持したままでは片手撮りしかできない。
それでも挑戦してみたが結果は無残なものでほとんどが大きくぶれていて写真は使い物にならなかった。また夕刻の時間帯でもあり、カメラを向ける方向に夕日が重なることもあって撮影を断念。
翌朝、ラテとの散歩を終えた後、あらためて本格的なズーム機能を持つデジカメを三脚に取付てツバメの巣が見える場所まで行った。午前中なので日射しも邪魔にならず、安全だと思われる歩道の端に三脚を立ててツバメの巣に焦点を合わせた。さすがにコンデジとは違いきちんと捕らえることは出来たが、巣を作っている場所は日がささない陰になっている場所なので暗くなかなかに難しい。
一応写真と共に動画も撮ってみたが、残念ながら親鳥が戻ってくるシーンは撮れなかった。しかし後から映像を確認してみるとやっと目を開け始め、口ばかりが大きなヒナが4羽いた。
4羽全てが巣立ちできるのかは分からないが、観察を続けてみようと思っている。
※ツバメの巣を動画で捕らえてみた(音声なし)
ともあれ、お陰様でラテは健康で過ごしている。アトピーは仕方がないものの食欲もあれば気温が低い場所では遊ぶ意欲もまんまんだ。
例えグスグスしていても好きな子供たちに出会えばコロッと態度が変わる。
子供好きのラテは基本目の前に4人子供が座り込んでくれたとすれば、公平に、見事なほど公平に4人すべての顔を舐めに行く。しかし観察を続けているとそうした子供達の中でもやはりというか出会った嬉しさを体全体で表す相手がいることも確かだ。

※通学途中の小学生女子たちに囲まれる
先日通学時間帯に出くわしたがオトーサンの都合でいつものように校門まで一緒に歩くことはできなかった。しかし数人の見知ってる女子たちが声をかけてくれラテも喜んでいた。
少し離れて横断歩道を渡るとそこにもラテを可愛がってくれる女子がいてしばし撫でてくれていた。そのとき、いま渡った横断歩道の向こうからこれまた馴染みの女子が「ラテちゃ~ん」と声をあげた途端、ラテの態度が豹変した。
いままで撫でてくれていた女子と至福の瞬間を過ごしていたはずだが、声がした途端に「ゥワオ~ン」と雄叫びを上げていま渡ったばかりの横断歩道を戻ろうとした。ちょうど信号が青になったのでオトーサンは女子に「いつもありがとう」とお礼を言ってリードを引くままに道路を渡った。
ラテは渡りながらも何度も吠えている。無論喜びの声だ。
声をかけてくれたのはいつも公園でラテを可愛がってくださるファミリーの女子だった。こうして見ているとやはりというか当然のことラテにも好きな順位があるようだ。

※大げさなほど歓喜の声を上げながら毎々可愛がっていただくファミリーの女子に近づく
こういうとワンコを知らない人は「やはり付き合いが長い人の方がいいのかな」と思うかも知れない。確かにそうした面も否定できないが、ラテが喜ぶ相手は決してそれだけでない。無論人間側がワンコに警戒心を持って近づかなければ話しにならないが、オヤツを貰えるとか昔から知っているとかだけではないのが興味深いところなのだ。
なにがラテの判断材料になっているのか、いろいろと考えてはいるがいまだに分からない。

※ファミリーのオカーサンも大好きで、ラテはお会いする度に飛びつくように口元を舐める
まあ、我々だって初対面の第一印象は意外と当たっているものだ。この相手とは旨くいきそうだとか信頼できそうだという感覚は理屈ではない。ラテにもワンコ特有の直感といったものが備わっているのだろうが、例えばたまにしか会えないがこの春に中学生になったはずの男の子と2年ほど前はじめて会ったとき、ラテは本当に珍しく最初から飛びついて顔中を舐め回していた。なぜなのだろうか…。
ただしひとつ言えることはラテはオトーサンの鏡でもあることだ。オトーサンが近づかない人とラテが仲良くなるはずもないし反対にラテが威嚇し吠え立てる人とオトーサンが親しくなるはずもない。
ラテも来月10日で満11歳になるが、生後6ヶ月(推定)から飼い始め、長い間一緒に暮らしてきたこともあってラテとオトーサンたちの人間に対する好き嫌いはそんなに違っていないのだ。というか、ラテのおかげでオトーサンは日々行き交う人たちや子供たちと言葉を交わせるわけで、これこそがワンコと生活する一番の醍醐味ではないだろうか。
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