バード電子、iPhone用の本革製収納ケース「Swing」レポート

バード電子がこれまでのラヂオケースの後継モデルとしてiPhone用の本革製収納ケース「Swing」を発売した。ラヂオケースを日々ジーンズのベルトに下げて愛用している一人して早速その「Swing」を手にし感触を確かめてみた。


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※バード電子、iPhone用本革製収納ケース「Swing」パッケージ


iPhoneは常に身につけてこそ真価を感じ取れるアイテムだ。ということで私は寝るときと風呂に入るとき以外は常にジーンズのベルトにバード電子のラヂオケースに入ったiPhone 6 Plusを携えている。
歴代のiPhoneを使ってきた過程で幾多のケース類を手にしてきたが、この数年はラヂオケースに落ち着いている。それはまずは本革製で縫製がしっかりしているから丈夫で長持ちすること、そして取り出す易く収納しやすい上に不用意に抜け落ちる心配もないからだ。

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※パッケージには「Swing」本体とひょうたん型カラビナが入っていた


そのラヂオケースが今般完全リニューアルされて本革製収納ケース「Swing」として新登場したというので早速手にしてみた。
ちなみに「Swing」は iPhone 6 / 6s / 7 対応の「Swing-S」と、Plusサイズに対応している「Swing-L」の2サイズがあり、かつブラックと限定カラーのグレージュの2色が用意されている。

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※「Swing」の表裏


「Swing」がこれまでのラヂオケースと違った点の一番はひょうたん型カラビナフックが標準で付いたことだ。したがってラヂオケースで採用されていたベルトに通す式ではなくカラビナでベルトループなどへ装着することになる。

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※カラビナを装着


この変更はより広範囲な活用を目指すユーザー指向に合致したものに違いない。なぜならベルトへ…というだけでなくバッグに取り付けたりは勿論、カラビナ無しでそのままバッグや鞄に収納しやすくもなったからだ。
またデザインも一掃された。フロント側はシンプルで機能性に優れたデザインだ。無論カジュアルでもフォーマルでも似合う。
さらに上部左右にあるスナップ鋲が素敵な存在感を示している。そしてスナップを外すとカードや数枚の名刺を収納できるポケットが現れる。そして背面はひょうたん型カラビナフックを脱着可能なループがしっかりと縫い付けられている。

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※カードポケットもある


さてこれからは個人的な感想である。これまでのラジオレースがブラックだったことでもあり今回は限定カラーのグレージュを選んだが、多少汚れが気になるものの実に素敵な色合いだ。
早速 iPhoneを入れてみたが、収納も取り出しもサイズ具合が絶妙で至極具合が良い。ただしラヂオケースのように上部にストッパーベルトがないため、ケース自体がカラビナを含めてねじれたりした場合に中身のiPhoneが落下する可能性もある。
ただし現実問題として私はiPhone 6 Plus背面に極薄の透明ハードケースを着け、そのハードケースにこれまたバード電子製の「TOTTE トッテ」を着けている。これは申し上げるまでもなくiPhoneを手にした時の落下防止のためだ。

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※バード電子の「TOTTE トッテ」を着けたiPhoneとそのまま「Swing」に収納した例


これをそのまま「Swing」に入れてみたところ適度なキツさになり多少の傾きでは落ちにくくなった。無論「TOTTE トッテ」の厚みと革製同士の摩擦も関係するのだろうがとても具合がよい。
ひとつ個人的に問題があるとすれば、その「Swing」を腰につける位置がこれまでと違ってしまうことだ。

周知のように一般的なジーンズなどではベルトループは5つ付いている。無論Wrangler製のように7つの製品もあるが…。
そのベルトループは5つの場合、左腰に「Swing」をぶら下げるとすれば、これまでのラヂオケースではベルトに通すため左手前と左側面のベルトループの間に自由に置くことが出来た。
しかし「Swing」ならびに付属のカラビナだと例えば幅4センチほどのベルトそのものにぶら下げることはできず、文字通りベルトループへ通すことになりその位置が限定されてしまうのだ。

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※これまでのラヂオケース(左)と「Swing」の比較


実際にジーンズのベルトループにカラビナを通して使ってみたが、ベルトに直接通すより些かブラブラする点、そしてケースの位置がこれまた少し下になることに気がついた。しかしこれらについては馴れの問題もあるだろうが、反対にカラビナの取付・取り外しが思ったより容易なのは気に入った。

というわけで「Swing」に取り付けられてかつベルトにも通すことが出来るカラビナ?があれば私の個人的な問題は100%解決するわけで、ゆるりとそんな都合の良いアイテムがあるかどうかを吟味しながら探してみようと考えている。
ともあれ「Swing」でまたまたiPhoneを持ち歩く楽しみが増したことは確かだ。
なお「Swing」の価格だが、Sサイズが税込7,900円、Lサイズが税込8,400円で販売中である。

バード電子 Swing



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員