CyberPower 無停電電源装置を設置

雷が気になる季節でもある。5年ほど前だったかそれまで使っていた 無停電電源装置のバッテリーが消耗したのをきっかけにそれっきりになっていた。まあ無くてもなんとかなるわけだが、ゲリラ豪雨に伴う雷は落雷しないまでもサージなどでパソコンを始め常設機器類にダメージを与える可能性が大なのでずっと気になっていた。しかし無停電電源装置も随分と安価になったものだ…。


今回手に入れた 無停電電源装置「CyberPower BR375 JP」はバッテリー容量が375VA / 255Wで、サージ、スパイク、電圧降下(サグ)、一時停電、その他の電力に関する異常からシステムを確実に守ってくれるコンセントが6個(内バックアップコンセント3口)装備のエントリーモデルだ。なおバッテリの出力波形は矩形波である。

CP375JP_01.jpg

※無停電電源装置「CyberPower BR375 JP」パッケージ


また保証期間は36カ月なので安心して使えるし本体サイズも180×110×82mmとこのクラスとしてはとてもコンパクトで立てても横でも利用できる。
とはいえパソコンなどとUSBで接続し自動シャットダウンする機能はないし、バックアップ時間も例えば150W使用時なら5分と短いが、今回この製品を手に入れた目的はメインマシンのiMacを保護するためではなくネットワーク機器類の保護のためなのだ。

CP375JP_02.jpg

※同梱品一覧。取説はきちんとした日本語仕様


具体的にいうなら、回線終端装置(ONU)一体型のホームゲートウェイ/ひかり電話ルータとWi-FiベースステーションAirMac Extremeなどのためである。
万一の場合、パソコンは他の機種を使うことも可能だとしてもネットワークが落ちては元も子もない…。

無論予算などを念頭に入れ、許されれば iMac用の無停電電源装置も欲しいところだが、例えば雷が近づいたらiMacの電源を落としてそのコンセントを抜くことはこれまでにも実行してきたことだ。しかし前記したようなネットワーク機器類の接続は煩雑でその度に電源を落とすことはやりたくない…。ということで無停電電源装置の出番というわけ。

CP375JP_03.jpg

※コンセント部にも間違いが無いよう日本語で説明がある


したがって停電した際、パソコンで作業中のデータをバックアップ時間中に保存する…といった目的より落雷やサージによる機器へのダメージをプロテクトしたいというのが目的なので、この安価な無停電電源装置で十分と判断した次第。
ということでバッテリー寿命も3年はOKというスペックだから、3年間安心して機器類を常用できる保険代と考えれば安いものである。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員