ラテ飼育格闘日記(568)
秋らしくなってきた。雨が降れば別だが、天気が良い日は空気が乾燥してきたのも実感する。とはいえオトーサンたちとラテの散歩は年中無休だから変わらないが、夕方の時間帯はこれまでより早めに自宅を出るようになる。無論それは日没が早くなっているからだ。
よい季節になってはきたが、ラテはそんなに長距離を歩こうとはしない。やはり歳なのだろうか。ただし幸いなことに眼も耳も衰えは感じさせないし興が乗ればオトーサンと一緒に走るものの普段の歩きは随分とゆっくりになった。
そののんびりさは時にオトーサンをイライラさせるが、当のオトーサンだってラテを飼い始めた頃のように駆けずり回るわけにはいかず、歩くのも辛いときがあるからお互い様か…。

※元気には元気だが、のんびりした散歩が続く
ところで昔から「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」といった類の諺がある。
先日、朝食中にオトーサンがラテの舌を噛んでしまった事を告白したい(笑)。
どうだろうか…。飼い犬に手を噛まれるという諺もあるくらいだから飼い犬に甘噛みされたりという人は珍しくないと思うが、犬の舌を噛んだことのある飼い主はあまりいないに違いない。
まあワンコのトレーナーや動物病院の医者には叱られそうだが、オトーサンたちの食事中にラテはオトーサンとオカーサンの間に座り込んでおこぼれをと哀願するのが日課となってしまった。勿論人の食べ物は味が濃いからとパンの耳でさえ食べさせてはいけないと昔医者から言われたが、なにしろ狭い空間に同居しているわけで完全にラテを無視するのは難しいのだ。ま、言い訳だけど。

※雨模様の朝、ドアの外に出た途端に拒絶反応(笑)
ともかくオトーサンたちの朝食はパン食であり、ハムとかソーセージといった類のものが並ぶからラテは欲しくて堪らないわけで、少しでも貰いたいとじっと居座っている。
そんな朝のメニューの中でラテが1番気に入っているのは卵料理である。これらのメニューはすべてオトーサンが台所で用意する毎日だが、ときに目玉焼き、砂糖を入れた卵焼きといったものとなる。
ラテはハムとかソーセージといった類をオトーサンたちが食べているときには普通静かに待ちの状態だ。しかし卵料理をオトーサンが口に入れ出すと俄然アクティブになる。黙って静かに待っていられないのだ。
例えば卵焼きの一切れをオトーサンが口に入れる…入れようとすると「アタシにも頂戴」とオトーサンの膝に両前足をかけて要求するが、それはまだ良い方で、ラテはオトーサンの腕を前足で押さえ、口に運べないようにと邪魔をして自分が狙うといった行動に出る。
まあ、本心を言えばその程度の強攻策など振り払えば済むことだが、普段なかなかオトーサンに触れてくることのないラテだからしてオトーサン自身結構そのシチュエーションを楽しんでいるのである。
それでもオトーサンは強引に卵焼きを口の中に入れようとし、事実入れるが、ラテも簡単には諦めない。オトーサンの口元を舐めるだけでなく時にオトーサンの口の中に長い舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする(笑)。

※大好きなファミリーの女の子を舐めようとするラテ。随分と舌が長いことがわかる
しようがないので少し吐き出すと嬉々として食べ、オトーサンの口元を舐め回すが、ワンコ嫌いな人から見たら壮絶で危険極まりないシーンに思えるかも知れない。しかし感心なことに唇を前歯で挟まれたことはあるが噛まれたことはない。実に上手に目的を達成するのだ。
その朝も相変わらず卵焼きの攻防戦が始まったが、今日は一段とラテは積極的だった。何しろオトーサンの腕に前足を引っかけてオトーサンの体を自分の方に向けようとする。そしてオトーサンの口元を舐めるだけでなく口の中にまで舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする…。
しかしそこまでやるにしてもラテはオトーサンの口から鼻までベロベロにするものの傷付けるようなことはなく上手に攻撃を続ける。

※手作りのクッキーをいただきました。"L" は Latte、"M" は Matsudaのイニシャルだそうだ!
オトーサンもいつものように、一部は取られても良い、あるいは取らせてあげようと思いながらもこれは自分の食事だからと食べるわけだが、いきなりラテが「キャン!」と悲鳴をあげて飛び退いた。
何が起こったのかはオトーサン自身が自覚していたのでわかったが、それはあまりにラテの舌がオトーサンの口の奥に入り込んだからかラテの舌をオトーサンが噛んだのだ(笑)。
オトーサンの歯先にその感覚があった瞬間当然だがストップしたし、そもそもが強く噛むところまでには至っていなかったが、ラテが驚いたことは間違いない。
しかし「キャン!」と叫んだときに、よくオトーサンの唇を噛まなかったなと感心!

※珍しく男の子たちだけに囲まれた
念のため、ラテの口を開けて舌を点検したが傷がついているとか色が変わっているとか、ましてや出血しているといったことはなく、その後も躊躇なく食べていたので大事にはならなかったが、オトーサンがラテの舌を噛んだのは確かだった。
自戒の意味も含めてここに告白をしておくが、また明日も同じ卵焼き攻防戦が繰り広げられるに違いない。
よい季節になってはきたが、ラテはそんなに長距離を歩こうとはしない。やはり歳なのだろうか。ただし幸いなことに眼も耳も衰えは感じさせないし興が乗ればオトーサンと一緒に走るものの普段の歩きは随分とゆっくりになった。
そののんびりさは時にオトーサンをイライラさせるが、当のオトーサンだってラテを飼い始めた頃のように駆けずり回るわけにはいかず、歩くのも辛いときがあるからお互い様か…。

※元気には元気だが、のんびりした散歩が続く
ところで昔から「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」といった類の諺がある。
先日、朝食中にオトーサンがラテの舌を噛んでしまった事を告白したい(笑)。
どうだろうか…。飼い犬に手を噛まれるという諺もあるくらいだから飼い犬に甘噛みされたりという人は珍しくないと思うが、犬の舌を噛んだことのある飼い主はあまりいないに違いない。
まあワンコのトレーナーや動物病院の医者には叱られそうだが、オトーサンたちの食事中にラテはオトーサンとオカーサンの間に座り込んでおこぼれをと哀願するのが日課となってしまった。勿論人の食べ物は味が濃いからとパンの耳でさえ食べさせてはいけないと昔医者から言われたが、なにしろ狭い空間に同居しているわけで完全にラテを無視するのは難しいのだ。ま、言い訳だけど。

※雨模様の朝、ドアの外に出た途端に拒絶反応(笑)
ともかくオトーサンたちの朝食はパン食であり、ハムとかソーセージといった類のものが並ぶからラテは欲しくて堪らないわけで、少しでも貰いたいとじっと居座っている。
そんな朝のメニューの中でラテが1番気に入っているのは卵料理である。これらのメニューはすべてオトーサンが台所で用意する毎日だが、ときに目玉焼き、砂糖を入れた卵焼きといったものとなる。
ラテはハムとかソーセージといった類をオトーサンたちが食べているときには普通静かに待ちの状態だ。しかし卵料理をオトーサンが口に入れ出すと俄然アクティブになる。黙って静かに待っていられないのだ。
例えば卵焼きの一切れをオトーサンが口に入れる…入れようとすると「アタシにも頂戴」とオトーサンの膝に両前足をかけて要求するが、それはまだ良い方で、ラテはオトーサンの腕を前足で押さえ、口に運べないようにと邪魔をして自分が狙うといった行動に出る。
まあ、本心を言えばその程度の強攻策など振り払えば済むことだが、普段なかなかオトーサンに触れてくることのないラテだからしてオトーサン自身結構そのシチュエーションを楽しんでいるのである。
それでもオトーサンは強引に卵焼きを口の中に入れようとし、事実入れるが、ラテも簡単には諦めない。オトーサンの口元を舐めるだけでなく時にオトーサンの口の中に長い舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする(笑)。

※大好きなファミリーの女の子を舐めようとするラテ。随分と舌が長いことがわかる
しようがないので少し吐き出すと嬉々として食べ、オトーサンの口元を舐め回すが、ワンコ嫌いな人から見たら壮絶で危険極まりないシーンに思えるかも知れない。しかし感心なことに唇を前歯で挟まれたことはあるが噛まれたことはない。実に上手に目的を達成するのだ。
その朝も相変わらず卵焼きの攻防戦が始まったが、今日は一段とラテは積極的だった。何しろオトーサンの腕に前足を引っかけてオトーサンの体を自分の方に向けようとする。そしてオトーサンの口元を舐めるだけでなく口の中にまで舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする…。
しかしそこまでやるにしてもラテはオトーサンの口から鼻までベロベロにするものの傷付けるようなことはなく上手に攻撃を続ける。

※手作りのクッキーをいただきました。"L" は Latte、"M" は Matsudaのイニシャルだそうだ!
オトーサンもいつものように、一部は取られても良い、あるいは取らせてあげようと思いながらもこれは自分の食事だからと食べるわけだが、いきなりラテが「キャン!」と悲鳴をあげて飛び退いた。
何が起こったのかはオトーサン自身が自覚していたのでわかったが、それはあまりにラテの舌がオトーサンの口の奥に入り込んだからかラテの舌をオトーサンが噛んだのだ(笑)。
オトーサンの歯先にその感覚があった瞬間当然だがストップしたし、そもそもが強く噛むところまでには至っていなかったが、ラテが驚いたことは間違いない。
しかし「キャン!」と叫んだときに、よくオトーサンの唇を噛まなかったなと感心!

※珍しく男の子たちだけに囲まれた
念のため、ラテの口を開けて舌を点検したが傷がついているとか色が変わっているとか、ましてや出血しているといったことはなく、その後も躊躇なく食べていたので大事にはならなかったが、オトーサンがラテの舌を噛んだのは確かだった。
自戒の意味も含めてここに告白をしておくが、また明日も同じ卵焼き攻防戦が繰り広げられるに違いない。
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