ラテ飼育格闘日記(589)
梅の花が咲き、桜の蕾も膨らみつつあるこの季節、散歩には最適のようだがオトーサンにはなかなかにしんどい毎日だ。反面ラテは歩く速度は速くはないがもし放っておくならいつまででも外を歩き回っているだろうと思わせるほど元気である。
寒さも和らいだから天気の日の散歩は気持ちが良いことは確かだ。しかし散歩を楽しめるには体力と気力が揃わなければならないが、オトーサンの歳になるとなかなか上手い具合にはいかない。
天候と体調とを考えながら朝夕の散歩のコースを考えて歩き出すが、なかなかオトーサンの予定通りにはいかないのも現実である。

※さて、ラテ…今日の散歩はどっちだ!
この場所に来てすでに4年が過ぎた。そしてラテとの散歩は毎日2回が原則だしいつも同じ道を粛々と進むのではラテもオトーサンも面白くない。
だから正確に計ったことはないものの自宅を中心に半径2キロメートルあたりの場所は歩き尽くした感がある。
さらにこの地域は非常に起伏が激しく坂道は勿論階段も多く、数カ所160段以上の場所がある。

※登ってきた階段を振り返るラテ
その上に春夏秋冬の季節を満喫できる場所でもある。
春には桜があちらこちらで満開となるしその名が「桜ケ丘公園」もある。秋には燃えるような紅葉のアーチが待っているから桜を見に、あるいは紅葉を見にあらためて観光地に行こうという気は起きない。
とはいえ散歩は行った道を単純に戻るのではこれまた興味は半減する。進みつつぐるりと回って戻ってくるコースをと考えているオトーサンだが、ラテはまったく協力する気が無い。
さらに梅が綺麗だからとオトーサンがスマホを構えてシャッターを切る瞬間に限ってラテがリードを引くために写真は手ブレで酷い結果となる。

※オトーサン、レインコート着せられたけど雨降ってないぞっ
そして風景の醍醐味となっている起伏の激しさは足腰が弱ってきたオトーサンには楽しめなくなりつつある。階段もきついし坂道も辛い。
また今更ではあるが歩きながら道々の風景を楽しむのならまだしもワンコとの散歩はそれが目的ではない。なにしろ我が娘は当然と言えば当然だが、地べたばかりに目を向けクンクンしながらの散歩だからして自然にオトーサンも変な物を口にしないかを注視する習慣がついている。したがって顔の横に装着したモバイルカメラの映像のほとんどは地べたしか映っていない…。

※大好きなAちゃんの姿に歓喜の雄叫び
しかしそれはワンコの特性であるからして「地べたを見ずに空を仰げ」といったところで意味は無いしワンコは嗅覚で世界を認識しているというくらいなのだからできるだけ尊重するしかない。
とはいえ歩道に7メートルほどの感覚でずらりと木が並んでいるその一本一本を丁寧にクンクンされてはたまらない(笑)。
「せめて一本おきにしろっ!」と思わず文句をいいながらリードを引くオトーサンだ。
それでもオトーサンとアイコンタクトしながらの散歩はなかなかに楽しい。
オトーサンは「ラテ!」と呼びかけると顔をこちらに向けるラテだが、ラテの方も声には出さないがオトーサンに意思表示する。
それはオトーサンの足の脹ら脛あたりをマズルでツンと突くことだ。
オトーサンが笑顔を向けるとそれで満足することもあるが大概はオヤツ狙いだ。オヤツを頂戴という要求なのだ。
あるいはそのとき、ラテが舌なめずりしている場合は水を飲みたいという要求でもある。

※足をツンされたのでオヤツを…
たまにわざとツンを無視して歩き続けるとツンが次第に強烈になってくる。
しまいにはマズルと言うより前歯を当ててくるので結構痛いときがあるのだ。「これなら無視出来ないでしょ」とでも言っているのだろうか。
思わず「痛い」と口から出てしまったとき、脇を通ったご婦人が一部始終を見ていたようで「くすっ」と笑った。
寒さも和らいだから天気の日の散歩は気持ちが良いことは確かだ。しかし散歩を楽しめるには体力と気力が揃わなければならないが、オトーサンの歳になるとなかなか上手い具合にはいかない。
天候と体調とを考えながら朝夕の散歩のコースを考えて歩き出すが、なかなかオトーサンの予定通りにはいかないのも現実である。

※さて、ラテ…今日の散歩はどっちだ!
この場所に来てすでに4年が過ぎた。そしてラテとの散歩は毎日2回が原則だしいつも同じ道を粛々と進むのではラテもオトーサンも面白くない。
だから正確に計ったことはないものの自宅を中心に半径2キロメートルあたりの場所は歩き尽くした感がある。
さらにこの地域は非常に起伏が激しく坂道は勿論階段も多く、数カ所160段以上の場所がある。

※登ってきた階段を振り返るラテ
その上に春夏秋冬の季節を満喫できる場所でもある。
春には桜があちらこちらで満開となるしその名が「桜ケ丘公園」もある。秋には燃えるような紅葉のアーチが待っているから桜を見に、あるいは紅葉を見にあらためて観光地に行こうという気は起きない。
とはいえ散歩は行った道を単純に戻るのではこれまた興味は半減する。進みつつぐるりと回って戻ってくるコースをと考えているオトーサンだが、ラテはまったく協力する気が無い。
さらに梅が綺麗だからとオトーサンがスマホを構えてシャッターを切る瞬間に限ってラテがリードを引くために写真は手ブレで酷い結果となる。

※オトーサン、レインコート着せられたけど雨降ってないぞっ
そして風景の醍醐味となっている起伏の激しさは足腰が弱ってきたオトーサンには楽しめなくなりつつある。階段もきついし坂道も辛い。
また今更ではあるが歩きながら道々の風景を楽しむのならまだしもワンコとの散歩はそれが目的ではない。なにしろ我が娘は当然と言えば当然だが、地べたばかりに目を向けクンクンしながらの散歩だからして自然にオトーサンも変な物を口にしないかを注視する習慣がついている。したがって顔の横に装着したモバイルカメラの映像のほとんどは地べたしか映っていない…。

※大好きなAちゃんの姿に歓喜の雄叫び
しかしそれはワンコの特性であるからして「地べたを見ずに空を仰げ」といったところで意味は無いしワンコは嗅覚で世界を認識しているというくらいなのだからできるだけ尊重するしかない。
とはいえ歩道に7メートルほどの感覚でずらりと木が並んでいるその一本一本を丁寧にクンクンされてはたまらない(笑)。
「せめて一本おきにしろっ!」と思わず文句をいいながらリードを引くオトーサンだ。
それでもオトーサンとアイコンタクトしながらの散歩はなかなかに楽しい。
オトーサンは「ラテ!」と呼びかけると顔をこちらに向けるラテだが、ラテの方も声には出さないがオトーサンに意思表示する。
それはオトーサンの足の脹ら脛あたりをマズルでツンと突くことだ。
オトーサンが笑顔を向けるとそれで満足することもあるが大概はオヤツ狙いだ。オヤツを頂戴という要求なのだ。
あるいはそのとき、ラテが舌なめずりしている場合は水を飲みたいという要求でもある。

※足をツンされたのでオヤツを…
たまにわざとツンを無視して歩き続けるとツンが次第に強烈になってくる。
しまいにはマズルと言うより前歯を当ててくるので結構痛いときがあるのだ。「これなら無視出来ないでしょ」とでも言っているのだろうか。
思わず「痛い」と口から出てしまったとき、脇を通ったご婦人が一部始終を見ていたようで「くすっ」と笑った。
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