ラテ飼育格闘日記(630)
当該日記がアップされる22日は早くも冬至だ。そして後10日目には新しい年がくる。いやはやオトーサンは毎々一年が短く感じられて寂しいが、先週12月10日はラテが我が家に来てから丸12年となった記念すべき日でもある。一口に12年というが、大げさでなく過ぎてしまえば瞬きのごとく一瞬のようでもある。
ワンコを、ラテを迎えるために引越した3日目、そう2006年12月10日にラテは一時預かりのボランティアご夫婦に連れられて茨城から車で我が家に来た。車に慣れていないこともあってか酔ってしまったということだが、まだダンボール箱が積まれたままになっているリビングで一ヶ月ぶりに対面した。

※散歩途中に振り向いたら面白い顔でアイコンタクトしてた(笑)
その一ヶ月前に里親会で出会って引き取ることに決めたからだが、その間オトーサンたちは引越と受け入れ準備のために慌ただしい日々を過ごしていたし、ラテはと言えば避妊手術を受けるというある意味試練を乗り越えていた。
リビングのフローリングに置かれたラテは首を捻りながら口を大きく開けてオトーサンたちの腕の中に入ってきたが、いま思えば初めての場所に緊張しさぞや不安だったに違いない。

※大好きなAちゃんのオカーサンに出会い、歓喜の声を上げる
オトーサンたちも迎入れた生後9ヶ月(推定)の子犬の扱い方を熟知していたわけでもなく、夜泣きでもされると困るなと心配していたが、新しい環境で疲れたのか電気マッサージチェアを専用して寝てしまった。
確か体重は9kgほどでスマートというより見るからに痩せていたし早速連れて行った動物病院では「少し太らせてあげましょう」とまで言われた程だった。

※下校途中のAちゃんと出会い早速チューをねだる
それから毎日朝昼晩と1日3回の散歩をはじめることにした。数冊のトレーニング本や育児書を読みあさったものの暫くして近隣の大きな公園で知り合った多くのワンコとその飼い主さんたちが生きた教科書となった。
そこに集まる十数匹の様々な犬種のワンコたちをを見ているとそれまで「ワンコなど皆同じ」と考えていたフシもあるオトーサンは日々目から鱗が落ちる思いをしたし、ラテはそもそも飼い主に甘えるタイプのワンコでは無いことや誰彼かまわず尻尾を振るワンコでは無いことを悟った。
ラテの甘噛みが酷くてこぼしたオトーサンにある飼い主さんは「後2,3年したら今のことが懐かしくなるほど落ち着きますよ」と励まして下さった。
確かにそれから12年も経ってみるとあの放埒な元気さは確かに懐かしい。
いや、それはラテのことだけでなく飼い主であるオトーサンだって12年前はそれなりにまだ体力もあったし、子供たちと共にラテが走るままにリードを引いて一緒に走り回っていたのだから。

※登校途中の見知らぬ小学生二人が「触っていいですか?」と聞きながら近づいて来た。勿論ウェルカムです
そんなオトーサンはいま腰を痛めて苦しんでいるしラテもあの頃のような持続的な走りは見せない。歩き方だってゆっくりになった。12年という歳月はオトーサンにとって一瞬に思えるものの、その重みは確実に命に直結している。
次回のラテ日記は今年最後の回となるが、来年も元気で様々な出会いを体験したいものだしラテにも体験させたいと思っている。
ワンコを、ラテを迎えるために引越した3日目、そう2006年12月10日にラテは一時預かりのボランティアご夫婦に連れられて茨城から車で我が家に来た。車に慣れていないこともあってか酔ってしまったということだが、まだダンボール箱が積まれたままになっているリビングで一ヶ月ぶりに対面した。

※散歩途中に振り向いたら面白い顔でアイコンタクトしてた(笑)
その一ヶ月前に里親会で出会って引き取ることに決めたからだが、その間オトーサンたちは引越と受け入れ準備のために慌ただしい日々を過ごしていたし、ラテはと言えば避妊手術を受けるというある意味試練を乗り越えていた。
リビングのフローリングに置かれたラテは首を捻りながら口を大きく開けてオトーサンたちの腕の中に入ってきたが、いま思えば初めての場所に緊張しさぞや不安だったに違いない。

※大好きなAちゃんのオカーサンに出会い、歓喜の声を上げる
オトーサンたちも迎入れた生後9ヶ月(推定)の子犬の扱い方を熟知していたわけでもなく、夜泣きでもされると困るなと心配していたが、新しい環境で疲れたのか電気マッサージチェアを専用して寝てしまった。
確か体重は9kgほどでスマートというより見るからに痩せていたし早速連れて行った動物病院では「少し太らせてあげましょう」とまで言われた程だった。

※下校途中のAちゃんと出会い早速チューをねだる
それから毎日朝昼晩と1日3回の散歩をはじめることにした。数冊のトレーニング本や育児書を読みあさったものの暫くして近隣の大きな公園で知り合った多くのワンコとその飼い主さんたちが生きた教科書となった。
そこに集まる十数匹の様々な犬種のワンコたちをを見ているとそれまで「ワンコなど皆同じ」と考えていたフシもあるオトーサンは日々目から鱗が落ちる思いをしたし、ラテはそもそも飼い主に甘えるタイプのワンコでは無いことや誰彼かまわず尻尾を振るワンコでは無いことを悟った。
ラテの甘噛みが酷くてこぼしたオトーサンにある飼い主さんは「後2,3年したら今のことが懐かしくなるほど落ち着きますよ」と励まして下さった。
確かにそれから12年も経ってみるとあの放埒な元気さは確かに懐かしい。
いや、それはラテのことだけでなく飼い主であるオトーサンだって12年前はそれなりにまだ体力もあったし、子供たちと共にラテが走るままにリードを引いて一緒に走り回っていたのだから。

※登校途中の見知らぬ小学生二人が「触っていいですか?」と聞きながら近づいて来た。勿論ウェルカムです
そんなオトーサンはいま腰を痛めて苦しんでいるしラテもあの頃のような持続的な走りは見せない。歩き方だってゆっくりになった。12年という歳月はオトーサンにとって一瞬に思えるものの、その重みは確実に命に直結している。
次回のラテ日記は今年最後の回となるが、来年も元気で様々な出会いを体験したいものだしラテにも体験させたいと思っている。
- 関連記事