ラテ飼育格闘日記(650)
まあまあ、暑いと思ったら寒いくらいの日があったり、さらに先日は豪雨だけでなく雹まで降るという変な天気。それでもオトーサンとラテは雨雲レーダーとにらめっこしつつ、雲の合間を狙って散歩に出るというこれまたゲリラ散歩が続いた。
世間様はゴールデンウィークの真っ最中。とはいえ我が家は通常運転なのでほとんど関係なく、いつもの時間にいつものようにラテと散歩に出かける毎日。
しかしラテがいるからこその散歩だが、肝心のラテは協力的ではないのが玉に瑕。

※歩くの面倒だけど外にはいたいという…
先日の夕方、大きな橋の上でラテがグズグズと歩いていたら年配のご婦人が「あら、どうしたのかしら。老犬なの?」と声をかけてくれた。オトーサンはどちらかといえば人嫌いの男ではないが、見ず知らずの大人が近づくとラテが吠えるから、まともな会話をすることができないのが普通なのだ。
しかしそのときはどういうわけかラテは吠えない…。

※まだ、ここにいちゃあダメですか?といった顔
オトーサンは「今年13歳ですから確かに老犬です」と通り一遍の返事をして通り抜けようとしたが、ご婦人は犬好きだと言い「以前面倒見ていた雑種ととてもよく似ているの」と会話を続ける意志がまんまん(笑)。
オトーサンも無愛想に対応するのも失礼だからと最初は適当に返事をしていたが、結局ラテとの出会いから、飼うために多摩に引っ越ししてきたという下りまで話すことになった…。

※水分補給は大切です
その間、我々がゆっくりと歩く道のり…といってもほぼ直進なのだが…を一緒に歩いてくるので同じ方角に向かうのだろうと思っていた。しかしオトーサンたちが橋のたもとで「私は下に降りますので」と言うと「わたしもここで戻ります。ごきげんよう」と来た道を戻り始めたのには驚いた。
途中ランニングしていた女性と言葉を交わしたことから、この近隣に住んでいる方なのだろうが、わざわざオトーサンたちと話しを続けるために付いてきてくれたのだった。
しかしラテはすれ違った見知らぬワンコには吠えたが、ご婦人には最後まで吠えなかった。よく「私は犬好きだから吠えられたことはない」という方がいるが、吠えるか吠えないかはワンコ側の意志であり、犬好きだから吠えられない等ということは信頼に足りる理屈ではないのだが、極たまにそうしたことがあるのも事実。

※子供にはフレンドリーだが未就学児童や低学年の子供はちよっと苦手。尻尾が下がってしまった(笑)
とにかく臆病なラテだからしてどうしても初対面の大人は警戒してしまうらしい。そしてこのときもそうだったが、ラテが吠えない相手としては二つのパターンがあるように思える。
ひとつはオトーサンときちんとした会話があること。これによりラテは飼い主であるオトーサンが気を許している相手なのだ…と考えるのかも知れない。
2つ目は座り込んでラテと対峙してくれる相手は威圧感を感じないのかも知れない。そのご婦人も知ってか知らずかラテに水を飲ませているとき、1メートルほど離れた場所にしゃがみこんで話しを続けていた。
無論いつもいつも、そして誰でもがそうすれば吠えないという保証はないが、この二つがラテから吠えられないための「傾向と対策」だと思っている(笑)。

※さあ、ラテ!そろそろ帰るぞ…
さて散歩から戻ってきてエレベーターを見ると5階で止まっている。エントランスは雨が吹き込んで濡れているし数十秒待っているのも嫌だから今日は階段で上がろうとラテのリードを引いたら強力な抵抗にあった。
そもそもが臆病な性格のラテだから、今のマンションに引っ越してきたとき、エレベーターに乗せられるかが心配だった。しかしどう言うわけかオトーサンの心配をよそに、ラテは初回から素直に躊躇もなくエレベータに乗り込んでくれた。
エレベーターの利点などワンコが分かるはずもないと思うだろうが、それは大きな間違いである。無論エレベーターがどのような理屈で動いているかなど知る訳もないがラテにとって一番大切な「楽ができる」という事はいち早く理解したと思われるのだ。
したがって乗っている人がいたりしてオトーサンが階段に向かおうとしてもラテは「エレベーターで行く」とばかりに抵抗するようになった。
確実に階段を登るよりその狭い場所に入った方が歩かず楽に目的の場所に行けることを知っているのだ。
慎重で臆病ではあっても冒険心と好奇心はまだまだ衰えていないようだ。
世間様はゴールデンウィークの真っ最中。とはいえ我が家は通常運転なのでほとんど関係なく、いつもの時間にいつものようにラテと散歩に出かける毎日。
しかしラテがいるからこその散歩だが、肝心のラテは協力的ではないのが玉に瑕。

※歩くの面倒だけど外にはいたいという…
先日の夕方、大きな橋の上でラテがグズグズと歩いていたら年配のご婦人が「あら、どうしたのかしら。老犬なの?」と声をかけてくれた。オトーサンはどちらかといえば人嫌いの男ではないが、見ず知らずの大人が近づくとラテが吠えるから、まともな会話をすることができないのが普通なのだ。
しかしそのときはどういうわけかラテは吠えない…。

※まだ、ここにいちゃあダメですか?といった顔
オトーサンは「今年13歳ですから確かに老犬です」と通り一遍の返事をして通り抜けようとしたが、ご婦人は犬好きだと言い「以前面倒見ていた雑種ととてもよく似ているの」と会話を続ける意志がまんまん(笑)。
オトーサンも無愛想に対応するのも失礼だからと最初は適当に返事をしていたが、結局ラテとの出会いから、飼うために多摩に引っ越ししてきたという下りまで話すことになった…。

※水分補給は大切です
その間、我々がゆっくりと歩く道のり…といってもほぼ直進なのだが…を一緒に歩いてくるので同じ方角に向かうのだろうと思っていた。しかしオトーサンたちが橋のたもとで「私は下に降りますので」と言うと「わたしもここで戻ります。ごきげんよう」と来た道を戻り始めたのには驚いた。
途中ランニングしていた女性と言葉を交わしたことから、この近隣に住んでいる方なのだろうが、わざわざオトーサンたちと話しを続けるために付いてきてくれたのだった。
しかしラテはすれ違った見知らぬワンコには吠えたが、ご婦人には最後まで吠えなかった。よく「私は犬好きだから吠えられたことはない」という方がいるが、吠えるか吠えないかはワンコ側の意志であり、犬好きだから吠えられない等ということは信頼に足りる理屈ではないのだが、極たまにそうしたことがあるのも事実。

※子供にはフレンドリーだが未就学児童や低学年の子供はちよっと苦手。尻尾が下がってしまった(笑)
とにかく臆病なラテだからしてどうしても初対面の大人は警戒してしまうらしい。そしてこのときもそうだったが、ラテが吠えない相手としては二つのパターンがあるように思える。
ひとつはオトーサンときちんとした会話があること。これによりラテは飼い主であるオトーサンが気を許している相手なのだ…と考えるのかも知れない。
2つ目は座り込んでラテと対峙してくれる相手は威圧感を感じないのかも知れない。そのご婦人も知ってか知らずかラテに水を飲ませているとき、1メートルほど離れた場所にしゃがみこんで話しを続けていた。
無論いつもいつも、そして誰でもがそうすれば吠えないという保証はないが、この二つがラテから吠えられないための「傾向と対策」だと思っている(笑)。

※さあ、ラテ!そろそろ帰るぞ…
さて散歩から戻ってきてエレベーターを見ると5階で止まっている。エントランスは雨が吹き込んで濡れているし数十秒待っているのも嫌だから今日は階段で上がろうとラテのリードを引いたら強力な抵抗にあった。
そもそもが臆病な性格のラテだから、今のマンションに引っ越してきたとき、エレベーターに乗せられるかが心配だった。しかしどう言うわけかオトーサンの心配をよそに、ラテは初回から素直に躊躇もなくエレベータに乗り込んでくれた。
エレベーターの利点などワンコが分かるはずもないと思うだろうが、それは大きな間違いである。無論エレベーターがどのような理屈で動いているかなど知る訳もないがラテにとって一番大切な「楽ができる」という事はいち早く理解したと思われるのだ。
したがって乗っている人がいたりしてオトーサンが階段に向かおうとしてもラテは「エレベーターで行く」とばかりに抵抗するようになった。
確実に階段を登るよりその狭い場所に入った方が歩かず楽に目的の場所に行けることを知っているのだ。
慎重で臆病ではあっても冒険心と好奇心はまだまだ衰えていないようだ。
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