手持ちの透明レンズなサングラスは本当に紫外線カットできているのか?
夏日が続くような季節になってきた。必然的に天気が良ければ日射しも強く、白内障を患い緑内障も治療している眼を持つ当人としてはサングラスが必須である。一応ネットショッピングした色の濃いものと透明のサングラスを用意してあるが共にUVカット率99%と謳っているもののこれら安物のサングラスは本当にUVカット効果があるのだろうか…。
というわけで、紫外線は大敵のため愛犬との散歩など比較的外にいる時間が長くなりがちなときにはサングラスをかけるようにしているわけだが、色の濃いサングラスは見やすいものの視力が弱いこともあり、少し薄暗い場所では見えにくいし愛犬とのアイコンタクトも思うようにいかない。

※UVカット仕様を確認したいサングラスと「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」
また紫外線カット機能のない、色の濃いサングラスは瞳孔を開かせてしまうために目を痛めてしまうとも聞くし、なんとか手持ちの透明レンズのサングラスが本当にUVカットの能力があるのかを確認したいと簡単なUVチェッカーを使ってみた。
紫外線の強度を測る計器は多々あるが総じて高価だ。しかし今回のミッションは紫外線の強度を精密に測ってどうのこうのというのではなく、紫外線が間違いなく届いている場所で所有しているサングラスがその紫外線をきちんと遮っているかどうかを確認したいわけで、それだけの為に数万も数千円も出せないと考えていたところ適当なアイテムを見つけた。
それが「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」という商品でその名の通り背面側には小さなミラーが貼られており、チェーンが付いているのでキーホルダーやバッグなどに掛けておくこともできるし小型で薄いのでポケットに納めておくのも苦にならない。
なによりもAmazonで500円程度で買えたことだ。無論きちんと動作しなければ意味は無いが…。
このUVチェッカーは日射しに数秒当てるだけで上部の太陽のアイコンだけでなく全体が赤紫色に染まる。しかしスイッチやボタンはないし電池も不要だ。
ボディには4段階のUVレベルが表示されており、それが計測したUVレベルを表すというわけでまったく手間はいらない。一端染まったUVチェッカーはUV照射がない場所に置けばすぐに元のレベルに戻る。
要はこの4段階のレベルであれば誰もがUVカットが必要だということになる。

※ベランダに出て、日向にUVチェッカーを置くとすぐに真っ赤に変色した
さて私のミッションはUVレベルチェックをすることではなかった。手持ちの透明なサングラスが売り文句の通りUVカット効果があるのかどうかを確認したいと考えたわけだ。
したがって実験はいたって簡単。明らかに紫外線照射がある場所にUVチェッカーを置き、その前面に目的のサングラスのレンズ部位を置いて確認するだけだ。
サングラスのレンズにUVカットの能力があればチェッカーの色は変わらないか、変わっても僅かだが識別できるような濃さになったとすればUVカットの能力はないということになる。

※前記の上に目的のサングラスのレンズ部位を重ねてみると数秒後に赤色は消えた
いろいろと事前に調べた範囲ではそもそもプラスチックレンズにはUVカット効果があるようだ。ただし99%のカットを謳うためには何らかのコーティングを施している場合が多いらしい。
さて実験の結論だが、目的のサングラスはUVカット機能が間違いなくあることがわかった。レンズ越しのUVチェッカーは見事に反応しなかったからだ。
これで安心して手元のサングラスをこれからの季節に愛用することが出来る。
というわけで、紫外線は大敵のため愛犬との散歩など比較的外にいる時間が長くなりがちなときにはサングラスをかけるようにしているわけだが、色の濃いサングラスは見やすいものの視力が弱いこともあり、少し薄暗い場所では見えにくいし愛犬とのアイコンタクトも思うようにいかない。

※UVカット仕様を確認したいサングラスと「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」
また紫外線カット機能のない、色の濃いサングラスは瞳孔を開かせてしまうために目を痛めてしまうとも聞くし、なんとか手持ちの透明レンズのサングラスが本当にUVカットの能力があるのかを確認したいと簡単なUVチェッカーを使ってみた。
紫外線の強度を測る計器は多々あるが総じて高価だ。しかし今回のミッションは紫外線の強度を精密に測ってどうのこうのというのではなく、紫外線が間違いなく届いている場所で所有しているサングラスがその紫外線をきちんと遮っているかどうかを確認したいわけで、それだけの為に数万も数千円も出せないと考えていたところ適当なアイテムを見つけた。
それが「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」という商品でその名の通り背面側には小さなミラーが貼られており、チェーンが付いているのでキーホルダーやバッグなどに掛けておくこともできるし小型で薄いのでポケットに納めておくのも苦にならない。
なによりもAmazonで500円程度で買えたことだ。無論きちんと動作しなければ意味は無いが…。
このUVチェッカーは日射しに数秒当てるだけで上部の太陽のアイコンだけでなく全体が赤紫色に染まる。しかしスイッチやボタンはないし電池も不要だ。
ボディには4段階のUVレベルが表示されており、それが計測したUVレベルを表すというわけでまったく手間はいらない。一端染まったUVチェッカーはUV照射がない場所に置けばすぐに元のレベルに戻る。
要はこの4段階のレベルであれば誰もがUVカットが必要だということになる。

※ベランダに出て、日向にUVチェッカーを置くとすぐに真っ赤に変色した
さて私のミッションはUVレベルチェックをすることではなかった。手持ちの透明なサングラスが売り文句の通りUVカット効果があるのかどうかを確認したいと考えたわけだ。
したがって実験はいたって簡単。明らかに紫外線照射がある場所にUVチェッカーを置き、その前面に目的のサングラスのレンズ部位を置いて確認するだけだ。
サングラスのレンズにUVカットの能力があればチェッカーの色は変わらないか、変わっても僅かだが識別できるような濃さになったとすればUVカットの能力はないということになる。

※前記の上に目的のサングラスのレンズ部位を重ねてみると数秒後に赤色は消えた
いろいろと事前に調べた範囲ではそもそもプラスチックレンズにはUVカット効果があるようだ。ただし99%のカットを謳うためには何らかのコーティングを施している場合が多いらしい。
さて実験の結論だが、目的のサングラスはUVカット機能が間違いなくあることがわかった。レンズ越しのUVチェッカーは見事に反応しなかったからだ。
これで安心して手元のサングラスをこれからの季節に愛用することが出来る。
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