ラテ飼育格闘日記(670)
天気が良ければ朝晩の散歩は快適になってきた。とはいっても老人と老犬の組合せではそうそう長い間歩き回るのは無理だし、通常はラテも極々近所を回って満足しているが、ときに思い出すのか昔遊んでいた広い公園に足を向けたがるときがある。
日曜日の朝、ちょうど女房も仕事が休みだったこともあり早めにラテとの散歩を終えようと一緒に出かけた。面白いというか、憎らしいというか、オトーサン一人の時と女房が一緒の時はラテの態度が違う。
直進していても曲がり角でも必ずと言って良いほど、ラテはちゃあんと女房がついてきているかを確認するかのように振り向く。

※真剣な眼差し
外気温は20℃。天気も良いし、朝食前であったことを除けば急ぐこともないからとのんびり歩き始めた。無論どのルートを通るかはラテとリードを持つオトーサンの気分次第だが、ラテは女房を気にしながらも普段は進まない方向にリードを引き始めた。
まあ多少長時間になってもいいかな…といった気分でオトーサンたちも歩く。

※途中で一休みするぞ!
どうやらラテが進みたい方向が次第に分かってくる。それは片道30分ほどかかる場所だが、現在の住居に引っ越す前に毎日のように通った広い公園だ。
ラテを我が家に引き取ってから約7年間、同じ年代のワンコたちと駆けずり回った思い出深い場所であるから、ラテにとっても忘れようにも忘れられないことは分かる…。しかし前記したように片道30分ほどもかかるとなればオトーサンの体力も含めてそう容易に足を向けられない。
それに、過去に何度か帰り道にえらいことになったこともある。公園に行ったはよいが、誰もいない…。まあそもそもが昔みたいに多くのワンコが集まる場所ではなくなったようだが、待ち合わせをした訳でもないのだから仕方のない事だ。しかしラテは納得しない。
待てば誰かがやってくるろうと考えたのか草むらに腹ばいになり動かないのだ。やっと引っ剥がすようにして公園を後にしたまでは良かったがラテの機嫌が悪く、帰り道をスムーズに歩かず頻繁に座り込む。仕方がないので一部区間は20Kgのラテを抱き上げて進むという苦行になってしまった。

※なんと…向こうからハリーちゃんがやってきた!
ということで後で記録を調べて見たら、この公園に足を向けた最後は今年の2月末のようだからすでに6ヶ月は経っているし、その前は何と1年2か月ほど足を踏み入れていなかった。
しかし感心するのはすでに老犬のラテがよい記憶が多々あるからなのだろうが、ゆっくりではあるものの自分から進んで30分ほどをしっかりと歩くのだから面白い。
さて、やっと目的の公園に入ってはみたがやはり誰もいない。ただ赤とんぼの群れが飛び回っているだけだった…。
しばらく写真を撮ったりしていたがこのまま長居するわけにもいかないからとオトーサンが「帰ろう」と踵を返したとき女房が「あっ、ハリーちゃんだ」と声を上げた。
見れば散歩が終わって戻るところのようだが、ご主人に連れられたビーグル犬のハリーちゃんがやってきた!

※2年以上会っていなかったが、お互いによく覚えていてリラックスモード
ご無沙汰の挨拶も早々にお聞きしたところによればハリーちゃんは最近大手術をしたのだという。それは癌の手術でマズルの左側の切開だったらしい。
ご主人は「顔が歪んでしまって…」とおっしゃったが、確かに正面から見れば口元が左右均一では無い。また術後は食欲も出て元気なのだが、病気が病気だから転移が心配だと言われていた。

※ハリーちゃんは左マズルの上を手術したそうだが、元気でした
そうしたことを知る由もないラテは旧友に遊びのポーズをしてモーションをかけている。なにしろハリーちゃんはオスのワンコだが、ラテが遊ぶ数少ないワンコだし、オスにもメスにも好かれる人気者なのだが、ラテはといえばどういうわけか良く遊んでいた時期にはハリーちゃんの後ろ足を甘噛み狙いするのが日課だった。
しかしハリーちゃんはラテのことは勿論、オトーサンやいつもオヤツを持っている女房のことも覚えていてしきりに女房に近づいていく(笑)。

※女房がオヤツを持っていることも覚えていたようだ(笑)
大病を患ったハリーちゃんだが、なに…口元が少し歪んでいることなどハリーちゃんの可愛さを損なうものではない。これからも元気でいて欲しい!
またハリーのオトーサンからはお仲間のマキちゃんも元気だとお聞きした。
そんなこんなで午前中だけでオトーサンの歩数は7,000歩を越えたし正直疲れた。しかしハリーちゃんに会えたからか、帰り道もラテは支障なく歩いてくれたのだった。
日曜日の朝、ちょうど女房も仕事が休みだったこともあり早めにラテとの散歩を終えようと一緒に出かけた。面白いというか、憎らしいというか、オトーサン一人の時と女房が一緒の時はラテの態度が違う。
直進していても曲がり角でも必ずと言って良いほど、ラテはちゃあんと女房がついてきているかを確認するかのように振り向く。

※真剣な眼差し
外気温は20℃。天気も良いし、朝食前であったことを除けば急ぐこともないからとのんびり歩き始めた。無論どのルートを通るかはラテとリードを持つオトーサンの気分次第だが、ラテは女房を気にしながらも普段は進まない方向にリードを引き始めた。
まあ多少長時間になってもいいかな…といった気分でオトーサンたちも歩く。

※途中で一休みするぞ!
どうやらラテが進みたい方向が次第に分かってくる。それは片道30分ほどかかる場所だが、現在の住居に引っ越す前に毎日のように通った広い公園だ。
ラテを我が家に引き取ってから約7年間、同じ年代のワンコたちと駆けずり回った思い出深い場所であるから、ラテにとっても忘れようにも忘れられないことは分かる…。しかし前記したように片道30分ほどもかかるとなればオトーサンの体力も含めてそう容易に足を向けられない。
それに、過去に何度か帰り道にえらいことになったこともある。公園に行ったはよいが、誰もいない…。まあそもそもが昔みたいに多くのワンコが集まる場所ではなくなったようだが、待ち合わせをした訳でもないのだから仕方のない事だ。しかしラテは納得しない。
待てば誰かがやってくるろうと考えたのか草むらに腹ばいになり動かないのだ。やっと引っ剥がすようにして公園を後にしたまでは良かったがラテの機嫌が悪く、帰り道をスムーズに歩かず頻繁に座り込む。仕方がないので一部区間は20Kgのラテを抱き上げて進むという苦行になってしまった。

※なんと…向こうからハリーちゃんがやってきた!
ということで後で記録を調べて見たら、この公園に足を向けた最後は今年の2月末のようだからすでに6ヶ月は経っているし、その前は何と1年2か月ほど足を踏み入れていなかった。
しかし感心するのはすでに老犬のラテがよい記憶が多々あるからなのだろうが、ゆっくりではあるものの自分から進んで30分ほどをしっかりと歩くのだから面白い。
さて、やっと目的の公園に入ってはみたがやはり誰もいない。ただ赤とんぼの群れが飛び回っているだけだった…。
しばらく写真を撮ったりしていたがこのまま長居するわけにもいかないからとオトーサンが「帰ろう」と踵を返したとき女房が「あっ、ハリーちゃんだ」と声を上げた。
見れば散歩が終わって戻るところのようだが、ご主人に連れられたビーグル犬のハリーちゃんがやってきた!

※2年以上会っていなかったが、お互いによく覚えていてリラックスモード
ご無沙汰の挨拶も早々にお聞きしたところによればハリーちゃんは最近大手術をしたのだという。それは癌の手術でマズルの左側の切開だったらしい。
ご主人は「顔が歪んでしまって…」とおっしゃったが、確かに正面から見れば口元が左右均一では無い。また術後は食欲も出て元気なのだが、病気が病気だから転移が心配だと言われていた。

※ハリーちゃんは左マズルの上を手術したそうだが、元気でした
そうしたことを知る由もないラテは旧友に遊びのポーズをしてモーションをかけている。なにしろハリーちゃんはオスのワンコだが、ラテが遊ぶ数少ないワンコだし、オスにもメスにも好かれる人気者なのだが、ラテはといえばどういうわけか良く遊んでいた時期にはハリーちゃんの後ろ足を甘噛み狙いするのが日課だった。
しかしハリーちゃんはラテのことは勿論、オトーサンやいつもオヤツを持っている女房のことも覚えていてしきりに女房に近づいていく(笑)。

※女房がオヤツを持っていることも覚えていたようだ(笑)
大病を患ったハリーちゃんだが、なに…口元が少し歪んでいることなどハリーちゃんの可愛さを損なうものではない。これからも元気でいて欲しい!
またハリーのオトーサンからはお仲間のマキちゃんも元気だとお聞きした。
そんなこんなで午前中だけでオトーサンの歩数は7,000歩を越えたし正直疲れた。しかしハリーちゃんに会えたからか、帰り道もラテは支障なく歩いてくれたのだった。
- 関連記事