ラテ飼育格闘日記(677)
朝などは吐く息が白くなってきた。だからだろうが、ラテも散歩の時間が長くなってきた。とはいえラテもすでに老犬になっているわけで見るからに歩き方はゆっくりだしマズルも真っ白だから行き交う人のなかにはわざわざ「老犬かい?」と聞く人もいる(笑)。
いやはや本当に月日の経つのは早い。若い時には一日24時間があり余るほどに思えたし一年は無限の長さのようにも感じた。そして理屈はともかく自分が70を越えるジイサンになるなど考えもしなかったが…あっという間であった。
そしてラテと暮らし初めて13年となる。

※年齢の割には元気だと思っている…
その13年を振り返るとそこに積み重なった幾多の思い出や感動といったものがどれほど大きなものであるかは実感としてあるものの、これまたアッという間にも思える。
この原稿を書き始めているのは2019年11月12日(火曜日)だが、ちょうど13年前の2006年11月12日(日曜日)に横浜にある動物病院で開催された里親会で初めてラテと会った。
生後5ヶ月だろうというマズルが真っ黒で両耳が垂れ、両目は少し腫れぼったく感じる雑種だったが、たまたま係の方に「リードを持っていてくださいますか」とお願いされ、ワンコのサイズに比較すると些か太めのリードを手にしたのがラテだったのである。

※2006年11月12日、横浜の動物病院で出会った時のラテ。生後推定5ヶ月だった
ワンコを飼いたいと住居まで変えたがタイミングが悪くて肝心のワンコが決まっていなかったのだ(笑)。ネットで知り合った方から横浜の動物病院で保護犬の里親会があるから行ってみたらどうかと勧められたのがきっかけで女房と出かけたのだった。
決め手はメチャフレンドリーだったからだが、いざ飼い始めてみると決して飼い難いワンコではなかった。しかし人見知りは酷いし、ワンコ同士でも一歳を過ぎた頃からこれまた好き嫌いが激しくなった…というより遊べるワンコは限られた。

※飼い主のオトーサンにさえしないチューをお馴染みのファミリーのご主人にはする…(笑)
また子犬の無邪気さといってしまえばそれまでだが、人混みを歩く際に行き交う人にちょっかいを出さないようにと極端にリードを短くしていたら、解放後歩いているオトーサンの背というかお尻をラテは後ろ立ちしながら何度もドンドンと叩くのだ。まるで怒っているように…。
かと思えばオトーサンの靴紐がほどけたからとその場にしゃがみ込んだら、なんとラテはオトーサンの背に両前足を乗せて前方を覗いているではないか。
回りの人たちはクスクスと笑っているしオトーサンは恥ずかしくて身の置き場に困った…。

※紅葉が目立つようになった道をラテと歩く
ともあれオトーサンとしては飼い主の責任は全うするにしても、人に…回りに迷惑をかけなければなるべく自由に我が儘でもよいから伸び伸びと育てたいと思った。しかしラテはそもそもが簡単に尻尾を振って人間に甘える部類のワンコではなかった。
癇癪を起こしたオトーサンは思わず平手打ちしたこともあった…。
でも飼い主がビギナーにしてはまずまず良い子に育ったと思っているが飼い主(オトーサン)に常に寄り添うというワンコではなかったのも事実。どこか「寂しがり屋の独り好き」といったイメージか…。
とにかく飼い主に対してもベタベタしないのである。
よくツィッターの動画で見るように、飼い主のベッドに上がり込んで甘えたり、飼い主が帰ってくるとピョンピョン飛び上がって喜びを表すということもない。
オトーサンとしてはそうした動画を見る度、正直羨ましいがこればかりは仕方がない。
ただし逆に出かけるときには分離不安といったこともなく、戻ってきても向かえに出てもこない(笑)。

※ちょいと太めのナイスバディ!
しかし一度引越の際に初めてペットホテルに一晩預けたが、捨てられたとでも思ったか24時間食事はおろか水も飲まずにいたということを知り、それなりの絆ができていたのかとオトーサンは泣いたこともあった。
後何年元気でいてくれるのかは分からないが、オトーサンはこれまで通り日に数度の散歩と食事作りを頑張るよ。そして来月10日はラテが我が家に来た記念日である。
スペシャルなディナーでも考えましょうか…。
いやはや本当に月日の経つのは早い。若い時には一日24時間があり余るほどに思えたし一年は無限の長さのようにも感じた。そして理屈はともかく自分が70を越えるジイサンになるなど考えもしなかったが…あっという間であった。
そしてラテと暮らし初めて13年となる。

※年齢の割には元気だと思っている…
その13年を振り返るとそこに積み重なった幾多の思い出や感動といったものがどれほど大きなものであるかは実感としてあるものの、これまたアッという間にも思える。
この原稿を書き始めているのは2019年11月12日(火曜日)だが、ちょうど13年前の2006年11月12日(日曜日)に横浜にある動物病院で開催された里親会で初めてラテと会った。
生後5ヶ月だろうというマズルが真っ黒で両耳が垂れ、両目は少し腫れぼったく感じる雑種だったが、たまたま係の方に「リードを持っていてくださいますか」とお願いされ、ワンコのサイズに比較すると些か太めのリードを手にしたのがラテだったのである。

※2006年11月12日、横浜の動物病院で出会った時のラテ。生後推定5ヶ月だった
ワンコを飼いたいと住居まで変えたがタイミングが悪くて肝心のワンコが決まっていなかったのだ(笑)。ネットで知り合った方から横浜の動物病院で保護犬の里親会があるから行ってみたらどうかと勧められたのがきっかけで女房と出かけたのだった。
決め手はメチャフレンドリーだったからだが、いざ飼い始めてみると決して飼い難いワンコではなかった。しかし人見知りは酷いし、ワンコ同士でも一歳を過ぎた頃からこれまた好き嫌いが激しくなった…というより遊べるワンコは限られた。

※飼い主のオトーサンにさえしないチューをお馴染みのファミリーのご主人にはする…(笑)
また子犬の無邪気さといってしまえばそれまでだが、人混みを歩く際に行き交う人にちょっかいを出さないようにと極端にリードを短くしていたら、解放後歩いているオトーサンの背というかお尻をラテは後ろ立ちしながら何度もドンドンと叩くのだ。まるで怒っているように…。
かと思えばオトーサンの靴紐がほどけたからとその場にしゃがみ込んだら、なんとラテはオトーサンの背に両前足を乗せて前方を覗いているではないか。
回りの人たちはクスクスと笑っているしオトーサンは恥ずかしくて身の置き場に困った…。

※紅葉が目立つようになった道をラテと歩く
ともあれオトーサンとしては飼い主の責任は全うするにしても、人に…回りに迷惑をかけなければなるべく自由に我が儘でもよいから伸び伸びと育てたいと思った。しかしラテはそもそもが簡単に尻尾を振って人間に甘える部類のワンコではなかった。
癇癪を起こしたオトーサンは思わず平手打ちしたこともあった…。
でも飼い主がビギナーにしてはまずまず良い子に育ったと思っているが飼い主(オトーサン)に常に寄り添うというワンコではなかったのも事実。どこか「寂しがり屋の独り好き」といったイメージか…。
とにかく飼い主に対してもベタベタしないのである。
よくツィッターの動画で見るように、飼い主のベッドに上がり込んで甘えたり、飼い主が帰ってくるとピョンピョン飛び上がって喜びを表すということもない。
オトーサンとしてはそうした動画を見る度、正直羨ましいがこればかりは仕方がない。
ただし逆に出かけるときには分離不安といったこともなく、戻ってきても向かえに出てもこない(笑)。

※ちょいと太めのナイスバディ!
しかし一度引越の際に初めてペットホテルに一晩預けたが、捨てられたとでも思ったか24時間食事はおろか水も飲まずにいたということを知り、それなりの絆ができていたのかとオトーサンは泣いたこともあった。
後何年元気でいてくれるのかは分からないが、オトーサンはこれまで通り日に数度の散歩と食事作りを頑張るよ。そして来月10日はラテが我が家に来た記念日である。
スペシャルなディナーでも考えましょうか…。
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