ラテ飼育格闘日記(679)
なにか今年の秋は雨の日が多すぎる気がする。もともとラテは雨が嫌いだし、レインコートを着せられるのはもっと嫌いだから、雨の日の散歩は排泄が終わったらそそくさと戻る。したがってオトーサンとしては体力的には楽だが長毛だから後の手入れが大変なのだ。
いつもの公園にラテと行くと三人の未就学児童に囲まれた。「名前はなんというの?」「男の子なの?」「何歳?」と質問攻めに会う。
「13歳だよ。おねーちゃんたちより年上だよ」などと説明すると「へえ~じゃあお婆ちゃんだよね」と言う。どうやらワンコの年齢と人間の年齢を比較すると大きく違うことを知っているらしい。

※ラテはそろそろ13歳半となる
ともかくオトーサンも多くのワンコの育児書とかトレーニング本を読んだが、ワンコの生物学的実年齢がどのようなものなのかを明確にした情報はあまりなかった。というより犬種の違いも大きいらしいし個体差も大きいようだから実のところははっきりしないと言って良いのかも…。

※さあ今朝も日の出と共に散歩に出るぞ
しかし人間同様ワンコも確実に歳を取っていくしそのスピードは間違いなく人間より早い。なにしろ人間の平均寿命は80歳がどうのこうのという時代にワンコは10歳から15歳くらいが平均寿命だという。
無論犬種はもとより、小型犬・中型犬・大型犬でも寿命はかなり違う。小型犬では15歳以上になっても元気だという例も多々見知っているが大型犬のラブラドールレトリバーだと10歳とか11歳で亡くなるワンコが多い。

※登校中の小学生たちがラテを見て笑顔を送ってくれる
なぜワンコの寿命は我々人間より大幅に短いのだろうか。もっと長ければ一緒に暮らせる時間も長くなり喜びも大きいに違いない…。
一説によれば一般的に動物の寿命は、体の大きさと心拍数が関係すると言う。特に哺乳類の心臓は種に関わらず一生の間に脈を打てる回数が約20億回と決まっているという。だからクジラは心拍数が約8回/分だから100~200年も生き、心拍数が約400回/分のハムスターの寿命は2,3年程度となる理屈らしい。
だからワンコの心拍数は人よりかなり早く約100回/分だというが、我々人間は男性で60~70程度、女性で65~75程度だというから単純計算では納得出来る理由ではない…。
ワンコは我々人間の人生スパンの途中で家族となり、そして通常は15年ほどでその愛らしい生涯を終える。もっと一緒にいたいと思うが、思っただけで胸が張り裂けそうな辛い別れは確実にやってくる。
それに正直言ってワンコを飼うということはなかなかに覚悟がいることだし体力的にも金銭的にも大変なことだ。

※大好きなファミリーのオカーサンを見つめる目付きはキラッキラだ(笑)
大病をしなくても年間数十万の出費がかかり、甘噛みや排泄のしつけに苦労し、特に幼犬時代にはスリッパや木製の椅子の脚などはボロボロにされる。
時に夜泣きや分離不安に悩まされもするかも知れないし天地異変に関係なく散歩に出なければならない。事実オトーサンは台風の時も大地震の後も散歩に出たし、熱があるときやギックリ腰のときも、さらに白内障手術の当日も散歩に出た。
さらにラテが心配で泊まり込みの旅行も行かなくなったし数時間留守にするにも心が痛む(笑)。したがってラテを向かえてから女房と泊まり込みの旅行は一度も行っていない…。
また、朝晩の食事作りから排泄の世話やその心配、アトピーで四つ脚が出血したときには歯を当てられながらも包帯を巻いた。だから…恩を着せるつもりはないが、ワンコを飼うのは実に大変なのだ。
先日も動物病院へ薬を貰いに行ったら、診察室から院長の声が聞こえた。どうやら姿は見えないが新たにワンコの飼い主になった方が初めて動物病院へやってきたらしい。そこで飼い主として初歩中の初歩の心構えと必要なことを聞いているようだった。

※ゆっくりだが、しっかりと歩いてくれる
狂犬病予防接種のこと、フィラリアという怖い病気があること、年1度は混合ワクチンを勧めたいということ、家族となったからにはまず血液検査…健康診断をされた方が良い。そして去勢・避妊といったこともきちんと考えてやらなければならない等などを説明している。
いやはやなかなかに大変なのだ。
しかしそれでも私たちは何故犬を飼うのだろう…。それはスリッパを何足ダメにされようとも、電気マッサージチェアをボロボロにされようと、畳みに粗相をされようと、そして自分の時間が大幅に削られようともそれ以上に得るもの…心が満たされるものがあるからだ。
ラテとオトーサンの関係もこれからは老老介護でなお大変だ(笑)。だけど「ラテ…」今日も仲良く楽しく過ごそうな!
いつもの公園にラテと行くと三人の未就学児童に囲まれた。「名前はなんというの?」「男の子なの?」「何歳?」と質問攻めに会う。
「13歳だよ。おねーちゃんたちより年上だよ」などと説明すると「へえ~じゃあお婆ちゃんだよね」と言う。どうやらワンコの年齢と人間の年齢を比較すると大きく違うことを知っているらしい。

※ラテはそろそろ13歳半となる
ともかくオトーサンも多くのワンコの育児書とかトレーニング本を読んだが、ワンコの生物学的実年齢がどのようなものなのかを明確にした情報はあまりなかった。というより犬種の違いも大きいらしいし個体差も大きいようだから実のところははっきりしないと言って良いのかも…。

※さあ今朝も日の出と共に散歩に出るぞ
しかし人間同様ワンコも確実に歳を取っていくしそのスピードは間違いなく人間より早い。なにしろ人間の平均寿命は80歳がどうのこうのという時代にワンコは10歳から15歳くらいが平均寿命だという。
無論犬種はもとより、小型犬・中型犬・大型犬でも寿命はかなり違う。小型犬では15歳以上になっても元気だという例も多々見知っているが大型犬のラブラドールレトリバーだと10歳とか11歳で亡くなるワンコが多い。

※登校中の小学生たちがラテを見て笑顔を送ってくれる
なぜワンコの寿命は我々人間より大幅に短いのだろうか。もっと長ければ一緒に暮らせる時間も長くなり喜びも大きいに違いない…。
一説によれば一般的に動物の寿命は、体の大きさと心拍数が関係すると言う。特に哺乳類の心臓は種に関わらず一生の間に脈を打てる回数が約20億回と決まっているという。だからクジラは心拍数が約8回/分だから100~200年も生き、心拍数が約400回/分のハムスターの寿命は2,3年程度となる理屈らしい。
だからワンコの心拍数は人よりかなり早く約100回/分だというが、我々人間は男性で60~70程度、女性で65~75程度だというから単純計算では納得出来る理由ではない…。
ワンコは我々人間の人生スパンの途中で家族となり、そして通常は15年ほどでその愛らしい生涯を終える。もっと一緒にいたいと思うが、思っただけで胸が張り裂けそうな辛い別れは確実にやってくる。
それに正直言ってワンコを飼うということはなかなかに覚悟がいることだし体力的にも金銭的にも大変なことだ。

※大好きなファミリーのオカーサンを見つめる目付きはキラッキラだ(笑)
大病をしなくても年間数十万の出費がかかり、甘噛みや排泄のしつけに苦労し、特に幼犬時代にはスリッパや木製の椅子の脚などはボロボロにされる。
時に夜泣きや分離不安に悩まされもするかも知れないし天地異変に関係なく散歩に出なければならない。事実オトーサンは台風の時も大地震の後も散歩に出たし、熱があるときやギックリ腰のときも、さらに白内障手術の当日も散歩に出た。
さらにラテが心配で泊まり込みの旅行も行かなくなったし数時間留守にするにも心が痛む(笑)。したがってラテを向かえてから女房と泊まり込みの旅行は一度も行っていない…。
また、朝晩の食事作りから排泄の世話やその心配、アトピーで四つ脚が出血したときには歯を当てられながらも包帯を巻いた。だから…恩を着せるつもりはないが、ワンコを飼うのは実に大変なのだ。
先日も動物病院へ薬を貰いに行ったら、診察室から院長の声が聞こえた。どうやら姿は見えないが新たにワンコの飼い主になった方が初めて動物病院へやってきたらしい。そこで飼い主として初歩中の初歩の心構えと必要なことを聞いているようだった。

※ゆっくりだが、しっかりと歩いてくれる
狂犬病予防接種のこと、フィラリアという怖い病気があること、年1度は混合ワクチンを勧めたいということ、家族となったからにはまず血液検査…健康診断をされた方が良い。そして去勢・避妊といったこともきちんと考えてやらなければならない等などを説明している。
いやはやなかなかに大変なのだ。
しかしそれでも私たちは何故犬を飼うのだろう…。それはスリッパを何足ダメにされようとも、電気マッサージチェアをボロボロにされようと、畳みに粗相をされようと、そして自分の時間が大幅に削られようともそれ以上に得るもの…心が満たされるものがあるからだ。
ラテとオトーサンの関係もこれからは老老介護でなお大変だ(笑)。だけど「ラテ…」今日も仲良く楽しく過ごそうな!
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