ラテ飼育格闘日記(683)
この原稿を書き始めたのが12月22日、冬至の日である。ということは明日から日々少しずつ日の出の時間が早くなると思うとちょっぴり嬉しい…。それにしても今回は今年最後の「ラテ飼育格闘日記」である。
毎日寒い日が続くが、オトーサンはともかくお陰様でラテは元気である。オトーサンは寒いからと30分ほど近所を歩いてお茶を濁そうとするがラテは許してくれない。どこに行くというあても無いのにとにかく外にいたいようだ。でもそれではこちらが参ってしまうから適当なところで強制帰宅しなければならないが抵抗すること…すること(笑)。

※朝日を浴びてご機嫌なラテ
特にこの時期は寒いこともあって公園に子供たちの姿がない日もある。そんなラテにとって刺激の無い散歩の時には実に機嫌が悪く表情と態度に出るから面白い…。
反対に大好きな人たちと出会い、頭でも撫でて貰ったりすれば帰り道の足取りも軽いのだから現金な奴なのだ。

※と思ったら、またまたエンスト
そう言えばラテを飼い始めて三年ほどの夏場だったか、散歩の帰りに駅近くの小さなトンネルを潜ったところでラテはガンとして動かなくなったことがある。オトーサンは今思えばまだ要領がわからずラテの気持ちの動きについてあまり理解していなかったから、もしかしたら足の具合かあるいは体のどこかが悪いのではないかと心配した。
リードを強く引いてもラテは全体重をかけて抵抗し寝そべったままなのだ。
これはこまった…最悪ラテを抱き上げたまま戻らなければならないかと思案していたとき、トンネルの向こうから若い母親と娘さん二人が買い物帰りなのか歩いて来た。
それは時々散歩中に出会うと小学生と中学生の娘さんは勿論、母親もラテを可愛がってくださる方々だったが立ち往生している我々を見て「あら、ラテちゃんどうしたの?」と声をかけてくださった。

※美しい日の出
オトーサンはこれこれしかじかと状況を話すと母親が「あらあら、ラテちゃんオトーサンを困らせてはダメよ。そこまで一緒にいきましょう」と頭をひと撫でしてくれた…途端にラテはピョンと立ち上がり母親たちについていくのだ(笑)。
これにはほっとしたと同時に無性に腹が立ってきた…。
ラテはそんな娘なのだが、それから十年…オトーサンも幾多の経験と学習をしたから今ではそうそう騙されない(笑)。

※冬場でも水分補給は大切
その後もスムーズに歩いたとしても片道30分ほどかかる公園の帰りにラテなりの成果がなかったのか数メートル歩くとすぐにしゃがみ込んでしまうこともあった。そんなとき闇雲にリードを引いたところで益もないからオトーサンはラテを抱き上げ歩けるところまで歩いてラテを降ろし、一休みしてまた抱き上げるといったことを繰り返したときもあった。
なにしろその当時でもラテは体重18kgから19kgあったのだからオトーサンはフラフラだ…。
この時にしてもラテは体力的に問題があり歩けなかったわけではない。歩きたくなかっただけなのだ(笑)。ラテが焦れるまでそのまま待つという手もある訳だが、それが5分や10分で済むならまだしも、平気で20分でも30分でもそのままでいるという奴だから到底付き合えない。

※なんだかんだと言いながら…今日も散歩は続くのでありました
ただし次第にオトーサンも要領が分かってきたことも確かだった。意固地になって座り込み抵抗するときに強引にリードを引くのは大変だがほんの2分か3分エンストに気持ち良く付き合うと対応次第ではすんなりと歩き始めるのだ(笑)。まあラテの立場と気持ちを尊重して?理解を示すフリをするのも作戦の一つなのだ。
これが小型犬ならすっと持ち上げて先に行けるが現在20kgもある中型犬はそうそう簡単にはいかない。
というわけでこの週一度の日記に「格闘」というのは大げさではないかと常々友人らは笑うが、格闘はいまだに日々続いているのである。
ともあれこの一年、ご愛読ありがとうございました。
よい年をお迎えください!
毎日寒い日が続くが、オトーサンはともかくお陰様でラテは元気である。オトーサンは寒いからと30分ほど近所を歩いてお茶を濁そうとするがラテは許してくれない。どこに行くというあても無いのにとにかく外にいたいようだ。でもそれではこちらが参ってしまうから適当なところで強制帰宅しなければならないが抵抗すること…すること(笑)。

※朝日を浴びてご機嫌なラテ
特にこの時期は寒いこともあって公園に子供たちの姿がない日もある。そんなラテにとって刺激の無い散歩の時には実に機嫌が悪く表情と態度に出るから面白い…。
反対に大好きな人たちと出会い、頭でも撫でて貰ったりすれば帰り道の足取りも軽いのだから現金な奴なのだ。

※と思ったら、またまたエンスト
そう言えばラテを飼い始めて三年ほどの夏場だったか、散歩の帰りに駅近くの小さなトンネルを潜ったところでラテはガンとして動かなくなったことがある。オトーサンは今思えばまだ要領がわからずラテの気持ちの動きについてあまり理解していなかったから、もしかしたら足の具合かあるいは体のどこかが悪いのではないかと心配した。
リードを強く引いてもラテは全体重をかけて抵抗し寝そべったままなのだ。
これはこまった…最悪ラテを抱き上げたまま戻らなければならないかと思案していたとき、トンネルの向こうから若い母親と娘さん二人が買い物帰りなのか歩いて来た。
それは時々散歩中に出会うと小学生と中学生の娘さんは勿論、母親もラテを可愛がってくださる方々だったが立ち往生している我々を見て「あら、ラテちゃんどうしたの?」と声をかけてくださった。

※美しい日の出
オトーサンはこれこれしかじかと状況を話すと母親が「あらあら、ラテちゃんオトーサンを困らせてはダメよ。そこまで一緒にいきましょう」と頭をひと撫でしてくれた…途端にラテはピョンと立ち上がり母親たちについていくのだ(笑)。
これにはほっとしたと同時に無性に腹が立ってきた…。
ラテはそんな娘なのだが、それから十年…オトーサンも幾多の経験と学習をしたから今ではそうそう騙されない(笑)。

※冬場でも水分補給は大切
その後もスムーズに歩いたとしても片道30分ほどかかる公園の帰りにラテなりの成果がなかったのか数メートル歩くとすぐにしゃがみ込んでしまうこともあった。そんなとき闇雲にリードを引いたところで益もないからオトーサンはラテを抱き上げ歩けるところまで歩いてラテを降ろし、一休みしてまた抱き上げるといったことを繰り返したときもあった。
なにしろその当時でもラテは体重18kgから19kgあったのだからオトーサンはフラフラだ…。
この時にしてもラテは体力的に問題があり歩けなかったわけではない。歩きたくなかっただけなのだ(笑)。ラテが焦れるまでそのまま待つという手もある訳だが、それが5分や10分で済むならまだしも、平気で20分でも30分でもそのままでいるという奴だから到底付き合えない。

※なんだかんだと言いながら…今日も散歩は続くのでありました
ただし次第にオトーサンも要領が分かってきたことも確かだった。意固地になって座り込み抵抗するときに強引にリードを引くのは大変だがほんの2分か3分エンストに気持ち良く付き合うと対応次第ではすんなりと歩き始めるのだ(笑)。まあラテの立場と気持ちを尊重して?理解を示すフリをするのも作戦の一つなのだ。
これが小型犬ならすっと持ち上げて先に行けるが現在20kgもある中型犬はそうそう簡単にはいかない。
というわけでこの週一度の日記に「格闘」というのは大げさではないかと常々友人らは笑うが、格闘はいまだに日々続いているのである。
ともあれこの一年、ご愛読ありがとうございました。
よい年をお迎えください!
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