ラテ飼育格闘日記(703)

コロナウィルスのお陰で自粛自粛の毎日だが、オトーサンはともかくラテは散歩に出ても知り合いの飼い主さんや子供たちと会う機会も少なく些かストレスが溜まっているように思う。とはいえ老犬だからか、全てを達観しているようにも思える…。


そういえばワンコの年齢を人の年齢に換算したら…といった話しをよく聞くが、一昔前の考え方は近年一蹴されてきたようだ。
昨年11月25日のニューズウィーク日本版に「犬の年齢をヒトの年齢に換算するための新たな計算式が明らかに」という少々長ったらしいタイトルのニュースが掲載された。

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※ラテはオトーサンとほぼ同じ年齢なのだ…


それによるとワンコ一歳はヒトの31歳に相当するという。そしてよくワンコは7歳からシニアだといった話しがあるが、ワンコ7歳はヒトの62歳だという。
要はワンコの幼犬からの数年はヒトの年齢に換算すると一年の差はヒトの年齢の数歳経過に相当するが、7歳あたりからはその差が急激に緩やかになってくるようだ。

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※久しぶりのツーショット


その表を見るとまさしくラテの年齢はオトーサンの年齢とほぼ合致していることになる。
具体的に言うなら、来月ラテは満14歳になるが、ヒトの年齢に換算するなら73歳に相当するとのことでオトーサンの年齢を1歳上回る計算になる。

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※後ろ足の変な座り方は幼犬時代からだ


こうして考えれば日常ラテは元気そうではあるものの、歩くのが急激に遅くなっただけでなくあれほど階段を駆け上がるのが好きでオトーサンを悩ましたラテが最近はその階段もできれば使いたくないといった態度を見せる。
笑ってしまうのはマンションの自宅から散歩に出ようとするとき、オトーサンは階段を使って降りるのを常としている。帰ってきたときはエレベータを使って登るが、散歩に出るときにはすでに排泄の意志表示も出しているわけで、万一エレベータの中で粗相させてはならぬと考えているからだ。

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※階下に降りるとき、ラテは階段を嫌ってエレベータホールへと歩く(笑


幸いこれまで一度もそうした粗相をしたことはないが、帰りは膀胱も空になっているはずだからして安心してエレベータに乗せる。ということで出かけるときには階段で降りることにしているわけだ。
しかしここの所、ラテは階段を眼前にするとリードを引いて嫌だと抵抗するようになった。しかしその後が面白い…。

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※Kファミリーのオカーサンの口元をペロリ


我が家の玄関からエレベータホールまでは近いこともあるが、ラテはスタスタとエレベータホールの方へ歩き、そこで止まってオトーサンにアイコンタクトする。
要はエレベータを使いたいということなのだ。我が娘はエレベータという名など知る由もないが、これを使うと歩かず階下に行けることを学習しているのである。

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※散歩から戻り、玄関でオカーサンに四つ脚を綺麗にしてもらう


オトーサンは苦笑しながらもラテの要望に応えてエレベータで下がるが、強引に階段を使わせると最近は上りより下りが慎重になったようで、なかなかスムーズにスタスタというわけには行かなくなっている。
というわけで些かイライラすることもあるが、ラテは幼犬時代よりマズルも白くなった現在のほうがより愛しく感じているオトーサンなのだ。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員