THANKO ネッククーラーNeo ファーストインプレッション
一部の予報だと今年の夏もかなりの猛暑・激暑だという。勘弁して欲しいものだが、こればかりはなんとか工夫と対策を考えて乗り切らなければならない。実は昨年の同時期には「首かけハンズフリー 携帯扇風機」なるものを買ってみたが、今年はもっと強力で利便性が高いと思われる「ネッククーラーNeo」という製品を手に入れた。

※「ネッククーラーNeo」は文字通り首に掛けて使う
個人的なことだがやはり寄る年波には勝てずか…暑さ寒さに随分と弱くなった。しかし冬場はモバイルバッテリーで使う「電熱パンツ」や「電熱ベスト」といったアイテムを常用しなかなか快適に過ごせたので夏場も同様に何らかの工夫をしようと考えていた。
室内にいる際にはエアコンが使えるがつい冷えすぎになったり、そもそもが電気代も気になる。さらに私の場合特に辛いのは愛犬との散歩だ。
朝夕の散歩は欠かせないが例年の猛暑は犬には危険なほどだし、私らジイサンにとっても侮っては熱中症も命取りとなる。無論、気温が盛りの時間帯の散歩は避けるのが一番の対策だが、日の出前や日が暮れてからの散歩は私の場合現実的でない。ただし前記した「首かけハンズフリー 携帯扇風機」は日中の炎天下ではあまり効果はないしなによりもそのサイズ感が目立ち過ぎる(笑)。
さて「ネッククーラーNeo」だが、この製品も実際に外に出れば多少は目立つだろうが「首かけハンズフリー 携帯扇風機」ほどではなく、なによりも風を送るのではなく首の頸動脈を直接冷やしてくれるという優れものだ。したがって頸動脈を冷やすことは直接的に脳の温度を下げ、脳はもちろん身体全体を熱による危機から守ることにつながるという。
そもそも脳は37度前後でいちばん能率よく働くので、暑いときには首を冷やすことによって脳を適温に保てば、集中力の維持などがしやすくなる。だから受験生の方々にもよいかも知れない…。

※「ネッククーラーNeo」とモバイルバッテリー(モバイルバッテリーは附属していない)
「ネッククーラーNeo」は左右両端内側がアルミ板になっているが、ここを小型冷蔵庫にも用いられる「ペルチェ素子」で冷却する仕組みで、首に掛けることで頸動脈が効率的に冷やされ、冷たい血液が体を巡ることで、体温を下げる。
本体の重さはたった124gほどだから首に着けてもまったく苦にならないがリモコン部は脱着できないケーブルに付いている。といっても操作は簡単で電源のON/OFFの他は「強」「弱」「ゆらぎモード」の3段階設定だけだ。ちなみに「ゆらぎモード」は「強」「弱」が数十秒毎に交互に切り替わるモードで冷えすぎを押さえるためにも役に立つ。
なお肝心の冷感度だが「強」の場合、外気温よりプレート温度は最大-10から-15℃になるという。

※リモコン
「ネッククーラーNeo」自体はヘッドフォンのように左右共に約4cmほど伸び縮みさせることができるので利用者の首周りにフィットさせることができるし附属の二種類のアジャスタで首背面との距離も調節できる。


※ヘッドフォンのように左右共に約4cmほど伸び縮みさせることができる(上)。また二種類のアジャスタで首背面との距離も調節可能(下)
なおバッテリーは内蔵しておらず別途モバイルバッテリーを使うが、10000mAh容量の場合約10時間使用できるという。
とにかく首に掛けるだけだし両手が使えるのも便利だ。ただしプレートが大動脈部位にきちんと当たるように調節しておく必要がある。
さてさて、肝心の使い勝手だが個人的には快適でとても気に入っている。まだ猛暑・激暑の中では未経験だが、例えば室温が27℃とか28℃のときにこの「ネッククーラーNeo」を使うとエアコンは必要ないと感じるし外気温30℃の炎天下を歩いてみたがかなり楽だ…。
というわけで、屋内・屋外を問わず熱中症予防になるし、特に暑い屋外での仕事や作業時には効果的ではないだろうか。とはいえ文字通り100%エアコンの代用になるはずもないが、過信せず活用していきたい。
ではデメリットはなにか…。思いは人様々だろうが、ひとつには動作音かも知れない。私自身はほとんど気にならないが「強」の場合は室内だとファンの音が目立つ。しかし屋外での使用時は気にならないに違いない。そして仕方のない事だがケーブルが煩わしいと思う人がいるかも知れない。

※スリットから小さなファンが見える
本商品は、IP33準拠の生活防水・防塵機能を備えており汗や多少の水濡れも気にせず使えて安心だという。
製品にはホワイトとブラックの二色が揃っているが私は見た目に涼しそうな?ホワイトを選んだ。というわけで本格的な夏を少しでも快適に過ごせたら嬉しい。

※「ネッククーラーNeo」は文字通り首に掛けて使う
個人的なことだがやはり寄る年波には勝てずか…暑さ寒さに随分と弱くなった。しかし冬場はモバイルバッテリーで使う「電熱パンツ」や「電熱ベスト」といったアイテムを常用しなかなか快適に過ごせたので夏場も同様に何らかの工夫をしようと考えていた。
室内にいる際にはエアコンが使えるがつい冷えすぎになったり、そもそもが電気代も気になる。さらに私の場合特に辛いのは愛犬との散歩だ。
朝夕の散歩は欠かせないが例年の猛暑は犬には危険なほどだし、私らジイサンにとっても侮っては熱中症も命取りとなる。無論、気温が盛りの時間帯の散歩は避けるのが一番の対策だが、日の出前や日が暮れてからの散歩は私の場合現実的でない。ただし前記した「首かけハンズフリー 携帯扇風機」は日中の炎天下ではあまり効果はないしなによりもそのサイズ感が目立ち過ぎる(笑)。
さて「ネッククーラーNeo」だが、この製品も実際に外に出れば多少は目立つだろうが「首かけハンズフリー 携帯扇風機」ほどではなく、なによりも風を送るのではなく首の頸動脈を直接冷やしてくれるという優れものだ。したがって頸動脈を冷やすことは直接的に脳の温度を下げ、脳はもちろん身体全体を熱による危機から守ることにつながるという。
そもそも脳は37度前後でいちばん能率よく働くので、暑いときには首を冷やすことによって脳を適温に保てば、集中力の維持などがしやすくなる。だから受験生の方々にもよいかも知れない…。

※「ネッククーラーNeo」とモバイルバッテリー(モバイルバッテリーは附属していない)
「ネッククーラーNeo」は左右両端内側がアルミ板になっているが、ここを小型冷蔵庫にも用いられる「ペルチェ素子」で冷却する仕組みで、首に掛けることで頸動脈が効率的に冷やされ、冷たい血液が体を巡ることで、体温を下げる。
本体の重さはたった124gほどだから首に着けてもまったく苦にならないがリモコン部は脱着できないケーブルに付いている。といっても操作は簡単で電源のON/OFFの他は「強」「弱」「ゆらぎモード」の3段階設定だけだ。ちなみに「ゆらぎモード」は「強」「弱」が数十秒毎に交互に切り替わるモードで冷えすぎを押さえるためにも役に立つ。
なお肝心の冷感度だが「強」の場合、外気温よりプレート温度は最大-10から-15℃になるという。

※リモコン
「ネッククーラーNeo」自体はヘッドフォンのように左右共に約4cmほど伸び縮みさせることができるので利用者の首周りにフィットさせることができるし附属の二種類のアジャスタで首背面との距離も調節できる。


※ヘッドフォンのように左右共に約4cmほど伸び縮みさせることができる(上)。また二種類のアジャスタで首背面との距離も調節可能(下)
なおバッテリーは内蔵しておらず別途モバイルバッテリーを使うが、10000mAh容量の場合約10時間使用できるという。
とにかく首に掛けるだけだし両手が使えるのも便利だ。ただしプレートが大動脈部位にきちんと当たるように調節しておく必要がある。
さてさて、肝心の使い勝手だが個人的には快適でとても気に入っている。まだ猛暑・激暑の中では未経験だが、例えば室温が27℃とか28℃のときにこの「ネッククーラーNeo」を使うとエアコンは必要ないと感じるし外気温30℃の炎天下を歩いてみたがかなり楽だ…。
というわけで、屋内・屋外を問わず熱中症予防になるし、特に暑い屋外での仕事や作業時には効果的ではないだろうか。とはいえ文字通り100%エアコンの代用になるはずもないが、過信せず活用していきたい。
ではデメリットはなにか…。思いは人様々だろうが、ひとつには動作音かも知れない。私自身はほとんど気にならないが「強」の場合は室内だとファンの音が目立つ。しかし屋外での使用時は気にならないに違いない。そして仕方のない事だがケーブルが煩わしいと思う人がいるかも知れない。

※スリットから小さなファンが見える
本商品は、IP33準拠の生活防水・防塵機能を備えており汗や多少の水濡れも気にせず使えて安心だという。
製品にはホワイトとブラックの二色が揃っているが私は見た目に涼しそうな?ホワイトを選んだ。というわけで本格的な夏を少しでも快適に過ごせたら嬉しい。
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