ラテ飼育格闘日記(707)
ラテの左後ろ足、完治したわけではないしまだ引きずるときもあるが、すこし体を揺らしながらも地に付けて歩く姿は本当に愛しい…。そのラテも6月10日に満14歳の誕生日を迎えた。無論保護犬のラテに正確な誕生日など分かりようもないが、そうそう間違ってはいないはずだ。
2006年9月、ラテが茨城でボランティアの方に保護されたとき、獣医の見立では生後3ヶ月だろうとの診断があったという。ということは誕生月は6月ということになるものの当然のこと日にちまでは分からない。そこでオトーサンたちの家に連れられてきた日が同年12月10日だったことを記念する意味も含め、誕生日は6月10日と決めたのである。

※6月10日でラテは14歳になりました!
したがってラテが我が家にやってきたのは生後6ヶ月だったことになるが、それから13年6ヶ月…月並みだが、振り返れば瞬きの一瞬のようにも思える。ただしその一瞬一瞬に無限とも思える多くの思い出が詰まっている。
なにしろワンコを飼うのは初めての我々だったから分からないことだらけであった。無論ラテの来る前には数冊の育児書といった書籍を読みあさってみたが、当然のこと…本の通りにはことは運ばない(笑)。

※ご近所のKファミリーから素敵なバースディカードをいただきました
ワンコと心を通わせるには散歩が一番と本に書いてあったからオトーサンは朝・昼・夜の3回ラテを散歩に連れ出すことにしたが、3日で右腕が筋肉痛になり、1週間ほどで左足の膝関節を痛めた。
幼犬だったこともあるし実に奇想天外なワンコであり、毎日新しい発見があるだけでなく笑いがあると思えば心配の種も増えた。
拾い食いに苦慮し、甘噛みでオトーサンの両手は傷だらけになっただけでなくお高い電気マッサージチェアの木製ハンドルはあっと言う間にかみ砕かれた。
ただし幸いだったのは近隣の広い公園で多くの飼い主さんたちと知り合い、細かなあれこれを教えていただけたことだ。そして同じ年齢のワンコたちと公園狭しと駆けずり回っただけでなく、公園に遊びに来る小学生の女子たちと知り合い、彼女たちの多くがラテを可愛がってくれたことも楽しい思い出だ。

※足が悪い割りにはボール遊びをせがむ。様子見しながら遊んでみるが結構後ろ足も庇いながらも使っている
また公園にいたワンコに前足を噛まれ、血を滴らせながらラテを抱き上げ病院まで運んだこともあったし、アトピーが酷く掻き壊したために目の周りが紫色に変色し、四つ脚やお腹まで血が滲むという時期も続いた。すぐに取ってしまう包帯を根気よく巻き直すという根競べもしたし薬を飲まそうと悪戦苦闘もした。
そして写真を振り返っても2歳過ぎるくらいまでラテは結構厳しい表情が多く、行き交う人たちからは「凜々しいね」はまだしも「オスですか?」と聞かれることが多く、しゃくに障ったオトーサンはピンクのスカートを履かせたこともあった(笑)。

※ラテはやはり、階段は避けたいようでエレベーターを進んで使う(笑)
ともあれ、最初からあまり飼い主にベタベタするワンコではなかったが、大きな水溜まりを前にして立ち往生し、オトーサンに抱っこをせがんでオトーサンを喜ばすこともあった。さらに人出が多い通りでリードを極端に短く持ち、ラテの行動を制限して歩いた後には怒ったのか、オトーサンの腰を両前足で数回「ドンドンドン」と突き飛ばしたのには驚いたし周りで笑っている人たちもいて恥ずかしかった…。何しろオトーサンはラテに蹴られながら歩いていたのだから。
散歩の時間や距離も半端ではなかった。最低でも1時間だったが2時間もざらで近隣の周辺は歩き尽くしたし、時にはどこに迷い込んだのかも分からないときもあった。
それに走った!リードを外さないオトーサンはラテが走ればオトーサンも走らねばならない。そして散歩は天気の良い日ばかりではない。

※この日は気温が高かったので保冷剤を首に巻いてお出かけ…
雨の日、台風の日はもとよりあの東日本大震災の日も歩いたし、オトーサンが発熱したときも、そして白内障手術の当日も散歩に出た。
その時々はそれぞれが大変な思いをしたが、例えば台風の日に傘も途中で役に立たず、オトーサンとラテが文字通りのびしょ濡れで自宅に戻ったとき、その情けない姿に女房が笑い出したのもよき思い出だ。
右後ろ足も完治は難しいかも知れないが、なんとか…騙しだまし歩ければ嬉しいし、毎日を大切に過ごしたいと思う。
2006年9月、ラテが茨城でボランティアの方に保護されたとき、獣医の見立では生後3ヶ月だろうとの診断があったという。ということは誕生月は6月ということになるものの当然のこと日にちまでは分からない。そこでオトーサンたちの家に連れられてきた日が同年12月10日だったことを記念する意味も含め、誕生日は6月10日と決めたのである。

※6月10日でラテは14歳になりました!
したがってラテが我が家にやってきたのは生後6ヶ月だったことになるが、それから13年6ヶ月…月並みだが、振り返れば瞬きの一瞬のようにも思える。ただしその一瞬一瞬に無限とも思える多くの思い出が詰まっている。
なにしろワンコを飼うのは初めての我々だったから分からないことだらけであった。無論ラテの来る前には数冊の育児書といった書籍を読みあさってみたが、当然のこと…本の通りにはことは運ばない(笑)。

※ご近所のKファミリーから素敵なバースディカードをいただきました
ワンコと心を通わせるには散歩が一番と本に書いてあったからオトーサンは朝・昼・夜の3回ラテを散歩に連れ出すことにしたが、3日で右腕が筋肉痛になり、1週間ほどで左足の膝関節を痛めた。
幼犬だったこともあるし実に奇想天外なワンコであり、毎日新しい発見があるだけでなく笑いがあると思えば心配の種も増えた。
拾い食いに苦慮し、甘噛みでオトーサンの両手は傷だらけになっただけでなくお高い電気マッサージチェアの木製ハンドルはあっと言う間にかみ砕かれた。
ただし幸いだったのは近隣の広い公園で多くの飼い主さんたちと知り合い、細かなあれこれを教えていただけたことだ。そして同じ年齢のワンコたちと公園狭しと駆けずり回っただけでなく、公園に遊びに来る小学生の女子たちと知り合い、彼女たちの多くがラテを可愛がってくれたことも楽しい思い出だ。

※足が悪い割りにはボール遊びをせがむ。様子見しながら遊んでみるが結構後ろ足も庇いながらも使っている
また公園にいたワンコに前足を噛まれ、血を滴らせながらラテを抱き上げ病院まで運んだこともあったし、アトピーが酷く掻き壊したために目の周りが紫色に変色し、四つ脚やお腹まで血が滲むという時期も続いた。すぐに取ってしまう包帯を根気よく巻き直すという根競べもしたし薬を飲まそうと悪戦苦闘もした。
そして写真を振り返っても2歳過ぎるくらいまでラテは結構厳しい表情が多く、行き交う人たちからは「凜々しいね」はまだしも「オスですか?」と聞かれることが多く、しゃくに障ったオトーサンはピンクのスカートを履かせたこともあった(笑)。

※ラテはやはり、階段は避けたいようでエレベーターを進んで使う(笑)
ともあれ、最初からあまり飼い主にベタベタするワンコではなかったが、大きな水溜まりを前にして立ち往生し、オトーサンに抱っこをせがんでオトーサンを喜ばすこともあった。さらに人出が多い通りでリードを極端に短く持ち、ラテの行動を制限して歩いた後には怒ったのか、オトーサンの腰を両前足で数回「ドンドンドン」と突き飛ばしたのには驚いたし周りで笑っている人たちもいて恥ずかしかった…。何しろオトーサンはラテに蹴られながら歩いていたのだから。
散歩の時間や距離も半端ではなかった。最低でも1時間だったが2時間もざらで近隣の周辺は歩き尽くしたし、時にはどこに迷い込んだのかも分からないときもあった。
それに走った!リードを外さないオトーサンはラテが走ればオトーサンも走らねばならない。そして散歩は天気の良い日ばかりではない。

※この日は気温が高かったので保冷剤を首に巻いてお出かけ…
雨の日、台風の日はもとよりあの東日本大震災の日も歩いたし、オトーサンが発熱したときも、そして白内障手術の当日も散歩に出た。
その時々はそれぞれが大変な思いをしたが、例えば台風の日に傘も途中で役に立たず、オトーサンとラテが文字通りのびしょ濡れで自宅に戻ったとき、その情けない姿に女房が笑い出したのもよき思い出だ。
右後ろ足も完治は難しいかも知れないが、なんとか…騙しだまし歩ければ嬉しいし、毎日を大切に過ごしたいと思う。
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