ラテ飼育格闘日記(712)

雨が多く蒸し暑い日が続く。お陰様でラテの右後ろ足は完全に元には戻っていないものの、地に足を付けて歩いている。なんとかこれ以上悪くならなければよいとオトーサンは願うばかりだが、ラテは雨降りでなければ喜んで散歩に出る。


さて、ここの所の問題はラテが食事を喉に詰まらせたことだ。結果的に問題なかったものの一時はオトーサンたちも狼狽えたほどだったし、後でネットなどで調べて見るとこうしたことで命を失っているワンコたちも多い事を知りあらためて背筋が寒くなった。

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※反対の歩道を歩くワンコに熱い視線を送る


一番の問題は食べ物で咽せる…ということはままあるからして窒息するに至る事故もいつでも起こり得るということだ。これまでたまたま無事だっただけで次の食事の際にはもしかしたら命取りになるかも知れない。
いや、大げさだと笑う人はお笑いになっても結構だが、実際に苦しむ愛犬の姿は二度と見たくないし、もしそれを防ぐ手立てがあるなら飼い主の責任において考えるべきことだと思う。

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※早食い防止容器で餌を食べる


ということで先週から早食い防止の食器で食事を出すようにした。
食べる時間を計ってみると、これまで普通の容器の場合は約30秒ほどで完食していたものが、早食い防止食器だと5分程度かかる。無論それはラテにとってはかなり食べづらいからだと思うし、結果マズルや舌が届きにくい隅などにドッグフードが数粒残っていることもある。

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※問題の右後ろ足でなんとか階段も登れるように…


それは後で食べやすい位置に移動してやればまたのこのこやってきて綺麗にしていく。
とはいえ一週間ほどでラテもコツを掴んだようで、容器の向こう側を食べる時には回り込んで食べたりと工夫しているのは面白い。
そして肝心なことだがまだ一週間程度と短い時間ではあるがその間、ラテが食事で少しでも咽せる気配を見せたことはなかった。

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※大好きなAちゃんを目の前にして顔舐め体勢に入るラテ(笑)


正直、オトーサンとしても意地悪しているようで心苦しいものがあるがラテの命には替えられない。多少食べづらくても安全安心に食べることができるのが特に老犬のラテにとっては重要な事だと信じてこのまま続けたいと考えている。
ただしこの早食い防止の食器だが、ふとラテが食べているのを見ていて気がついたのだが、これまでドッグフードなどを均等に配置してきたが、工夫の余地があるかも知れない…。

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※早食い防止容器はサイズが大きいのでこんな感じでフードを盛るのもありかも…


容器の直径(内径)は約165mmある。その全体に僅かな量の餌を撒けばイソップ童話集の「きつねとつる」ではないが平たい皿に乗ったスープを長いクチバシのつるが飲めなかったと同種の食べにくさとなる。無論それはわざとそう設計されているからこそ早食い防止になるわけだが、餌の量によっては容器の半分ほどの面積に積んでも喉に詰まらせるほどの量にはならないようなので、様子を見ながら工夫してみたいと思っている…。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員