オリジナル時代小説「松平藤九郎始末(四)首巻き春貞外伝/誘拐」発表

オリジナル時代小説「松平藤九郎始末(四)誘拐/首巻き春貞外伝」をお届けします。筆を置く、筆を折ったと言いながら未練たらしく続編をご紹介するが、極一部の読者の方々から続けろとの温かいご支援があっただけでなく、この小説は筆者自身の精神安定剤および血肉となっていることをあらためて認識したので挑戦してみた次第。


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もともとはボケ防止のために…といった意味合いを含んで始めた時代小説だったが次第にライフワークになっていった。
ストーリーは勿論フィクションだが、時代設定や大きな事件・出来事には史実を調べてストーリーに取り入れているしその時代に活躍した実在の人物も登場させている。

新作はこれまでとは違い少々スピリチュアルな技が登場したりもするが、ストーリーや登場人物の設定などに苦労したことは一度もない。詭弁でなく己が生み出した登場人物と小説の中で会話しながらストーリーが出来上がっていくといったイメージで筆が進むのは自分でも愉快なのだ。
一編の主たるテーマは考えるが、ストーリーの展開は文字通り書き綴る過程で自然に出来上がってくる。無論時代考証については最低限の注意を払い、史実に合わせているが筆者自身が先に章立てをしっかりしてストーリーの骨格を決めてから書き始めるということではなく、書いている内にまさしく登場人物たちが自然に動いていく…といった感じを常に持っている。

ともあれ、江戸後期武家屋敷におけるホームドラマを目指している「松平藤九郎始末」を是非お楽しみ下さい。
いつものとおりここで無料配信中です。




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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員