ラテ飼育格闘日記(722)

やっと涼しさを体感できる季節になった。外気温19度の朝の散歩がこれほど快適か、久しく忘れていた感じだ。とはいえ猛暑は去ってもラテの右後ろ足の具合は相変わらずなので遠出は出来ず、朝の散歩は30分程度そして夕方は近所にある馴染みの公園を一回りして戻るという日々だ…。


Latte722_01.jpg

※ラテはお陰様で機嫌良く散歩に出る


問題の右後ろ足だが、外歩きしているときは一見きちんと機能しているかに見えるときもあるが時にその足を上げたままだったりと機能は戻っていない。
しかし自力でなんとか歩けるだけ有り難いと思わなければならなが、室内で横になっているとき、その右後ろ足を撫でたり、いわゆる太腿を軽く握ったりするとその衰え具合がわかる。

Latte722_02.jpg

※長毛に覆われているので見た目にはあまり目立たないが、右後ろ足の筋肉はかなり衰えているようだ


なぜなら左後ろ足と比較すると見るからに筋肉が薄くなっているからだ。この数ヶ月、足の筋肉をフルに使っていないとこれほどにも違うのかと驚くが、それでも少しは地に足を付けて足を支えたりもしているのでこの程度で済んでいるのかも知れない。

とはいえ、全体重をかけての「動かないわよ」的なパワーの強さはまだまだ衰えていないようだ。本来なら散歩時のリードは首輪につける方がコントロールが楽なのだが、いまはハーネスを使っており、そこにリードを付けているわけだが、これが時にして大変具合が悪い…。

Latte722_04.jpg

※ご近所のご主人にご挨拶 ^^


ハーネスを使わざるを得ないのはラテの体を支えるためだ。階段の上り下りなどは少しは慣れたとは言え不自由な足ではなかなかに100%自力てでは難しい場合があるから、オトーサンがハーネスに繋いだリードを適宜持ち上げてラテの負担を軽くするためだ。
ただし、ハーネスにも様々なタイプがあるのだろうが、リードを繋ぐD管はかなり背の側に位置している。無論そうでなければリードを上に引いたとき、ラテの腹に回っている帯で体重を支えるわけでこの位置が首側や腰にあってはバランスが悪く役に立たない。

無論首輪にリードの状態で体を支えるほど引いては喉が締まってしまうからこそハーネスを使っているわけだが、ラテのコントロールという役割からするとこのハーネスはかなり使いにくいのだ。
例えばラテが拾い食いをしようとしたとき(実際はすでに拾い食いはしないが)リードが首輪にある状態ならツンと引けばその力は直接ラテの首に伝わり、マズルを対象から外すことができる。それも特に力を加えずに…。しかしハーネスではそうはいかないのだ。

Latte722_05.jpg

※ラテのレッドカーペット(笑)


前記したようにハーネスのリードを繋ぐ位置は背中にあり、ここをツンと引いただけではラテのマズルを外したり、方向転換させる力にはならない。したがって体全体を持ち上げる感じで19kg近い体重のラテを制御するとなると正直瞬時には難しいのだ。
オトーサンはまだまだ片手でラテの体を浮かせるほどの力は保持しているが、これが度々ではなかなかに辛いものがある。

ということで今般新しいリードを手に入れることにした。
実は前々から考えていたことではあったが、先日散歩中に柴犬を連れている飼い主さんを見かけた。そのワンコが首輪とハーネスの両方にリードが掛かり、二本のリードが途中で一本になって飼い主さんが保持…という場面に出くわした…。

Latte722_03.jpg

※新たに購入してみたダブルリード


調べて見るとこの種のリードは二頭一緒に散歩させるためのリードとして多種多様なものがあることが分かったので良さそうなものを買ってみた…。
手に入れたものは一本のリードを中央付近で別の一本のリードでT字のようにカバーしており、ラテの場合首輪側とハーネス側の長さが簡易的に調整ができるという製品だった。

一時的に二本のリードをそれぞれに付けて試したこともあったが扱いが煩雑で難しい事から断念していたが、これなら少し慣れれば使いこなせると確信し早速実践している。
無論これを有効に使うにはその場面場面で首輪側を引くかハーネス側を引くかを瞬時に選択する必要があるが、全長も1.2mと短めであることも関係し使いこなすことが出来そうだ。
ともあれラテもいまは何ごとかと思っているかも知れないが、これまた早々に慣れてくれるだろう。




関連記事
広告
ブログ内検索
Macの達人 無料公開
[小説]未来を垣間見た男 - スティーブ・ジョブズ公開
オリジナル時代小説「木挽町お鶴御用控」無料公開
オリジナル時代小説「首巻き春貞」一巻から外伝まで全完無料公開
ラテ飼育格闘日記
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

mactechlab

Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員