ラテ飼育格闘日記(735)

師走は時が過ぎるのが早く感じる…。このラテ日記も2020年度最後になってしまった。今年の一年を振り返ってみると、新型インフルエンザが猛威を振るうというかってなかった年だったが、おかげさまでこれまでの所、何とかオトーサンと女房も風邪も引かずに過ごせたが、ラテにとってはやはり右後ろ足の問題が大きかった。


ちょっと確認してみたが、ラテの右後ろ足に関する記述が初めて出るのが2009年3月14日の日記(No.119)だ。走っている途中で「キャイーン」などと声を上げ、右後ろ足を引き攣るように持ち上げることがたまたまあった。肉球をチェックしてもなんともないのでいわゆる足の痙りだということを知った…。

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※問題もあったけど、それもまた人(犬)生!


その後もたまに同じように足が痙ることがあったものの、おかしなことにすべて右後ろ足なのである…。そして今年の5月23日、室内でオトーサンに「遊ぼうのポーズ」をしたときそれは起こった。「遊ぼうのポーズ」とは両前足を前に突き出して頭を低くしお尻を上げるという例のポーズである。その瞬間「キャイーン」と声を上げた。見ると右後ろ足を上げている…。

「嗚呼、また痙ったか」と思ったが、いつもであれば数分すると元気になるのにその日は足を上げ続ける…。これは酷い痙りなのか、はてまた筋肉や骨に異常でも生じたかと思ったが半日経っても具合は芳しくはなかった。
念のためと動物病院へ連れて行ったが、骨などに異常はなくもともと弱かった部位が加齢で問題が表面化したのだろうという結論で、痛み止めの薬を処方してもらった。

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※夕暮れになり公園を後にするといつもの風景が別世界のように思える…


四足はどれも重要だが後ろ足は体重を支える大切な足。しかし一時はその左後ろ足だけでは体重を支えられず、右後ろ足を持ち上げて洗うような場合にオトーサンは腹に腕を回し体重を支えながらの作業となった。
それから9ヶ月、一進一退ではあったが治りはしていないものの、歩くときには問題の足も地に付けて歩くようになった。
一時、なるべく散歩は控えた方が…という病院のアドバイスもあったが、ラテ自身歩くことに意欲を見せたのでオトーサンはリハビリの意味も含め、ゆっくりと少しずつ歩かせてきた。

幸いそれが功を奏したのか、完治は無理にしても前記したような一時的にせよ体重を支えることができるまでになった。
現在もときに足を上げることはあるものの、歩く速度は遅いが地に足を付けて歩いている。
ということで一時はこのまま歩けなくなるかも…と大いに心配をしたが14歳半のワンコとしててはまずまず元気だというべきか…。

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※久しぶりに土手へと登って嬉々としているラテ(上)と朝日によるオトーサンとラテの影が…(下)


なにしろ歩くのは好きなようでオトーサンが音を上げるほどである。先日は足を悪くしてからは近寄らなかった土手に嬉しそうに登った。以前のように駆けずり回ることはなかったがどこか嬉しそうだったし、さらに過日の朝など百段近くもある階段を登りたいとリードを引く…。オトーサンとしては足の心配もあるし散歩も長引くから正直嫌だった(笑)。何しろ気温も−1℃だし…。
しかしラテがどうしてもと強情なのでリードを緩めたら些か体の揺れは大きいものの嬉々として登り切った。
迷惑な奴だが…嬉しかった。

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※長い階段の中腹で振り返る


というわけでトラブルはあったものの、何とか無事に年を越せそうである…。
当日記ページにお立ち寄り下さっている方々にとっても来年は健康でよりよき年になりますように!







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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員