ラテ飼育格闘日記(748)

桜も咲き始めたと思ったら春の嵐のような雨風が…。この時期は天気も変わりやすいのだろうし時に雨も降らなければ困るわけだが、どうにも近年は極端な天候が多くなったように思える。特にオトーサン的に悪天候で困るのはやはりラテを排泄のために連れ出す必要があることだ。


雨の日はお馴染みの公園にも足を向けられないし、したがって子供たちとも会えない。そしてなによりもラテは大嫌いなレインコートを着せられるわけで機嫌がよくない。
それもオシッコだけなら場合にもよるものの極々短時間で終わるはずだが、大の方を目的とするとこれが厄介なことになる。

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※ラテは元気だが先週は天候が激変したので大変だった


天気の良い日ならいつものルーチンでありオトーサンも手慣れたものだ。何しろ一日一度だと仮定しても15年間にはすでに5,500回ほどもラテのウンチを拾っている計算だ(笑)。しかし雨ともなると雨で路面を始めとして既存の臭いが薄れてしまうことはもとより、ラテは水溜まりが嫌いだからしてしゃがみ込む場所の選定にとても時間がかかる。

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※場所によっては桜も咲き始めている…


オトーサンとしてはどこもかしこも水浸しなんだからどこでも同じだ…と思うがラテにはラテの拘りがあるようでなかなかこちらの思うようには用事を済ませてくれない。
無論雨だからしてラテはレインコートを着せるにしてもオトーサンは大ぶりの傘を差して出かけるが小降りならともかく本降り場合は完全に雨を防ぐことはできない。

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※この時は小雨で助かった。早めに帰れたので濡れが少なかった


そして雨に濡れると後始末が大変なラテも可能な限り濡らさないようにと傘の半分を差し掛けて歩くようにしているが、先日の嵐のような雨風ではなかなか防ぎようもない。ただひたすら少しでも早く用事を済ませて戻ることが少しでも濡れないであろう対策になるわけだが、我が娘は機嫌が良くないこともあってか素直に歩かない。

そもそもが天気とは関係なく歩くスピードはとても遅い。とはいってもヨボヨボ歩きではないがとにかく遅くて秒速50cm〜60cm程度ではないか…。その上にワンコだからして電信柱やガードレールの支柱はもとより、植え込みやらをクンクンしながら歩くわけでかなり足が弱っているオトーサンだからこそイライラしてくる。
それでも天気の良い日はよいのだが、これが小雨でも土砂降りでもラテのペースは基本変わらないのが憎たらしい(笑)。

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※馴染みの女子たちにモミクチャにされて幸せそうなラテ


例えレインコートを着せても頭と尻尾やお尻は濡れるわけだし水溜まりを歩けばお腹や足の付け根まで撥ねがあがり濡れてしまうのが常だ。
要は雨の日はいかに短時間で目的を達して一秒でも早く戻るかが後始末を軽減する良策である。そして濡れるのは勿論ラテだけではなくオトーサンだってなるべくラテを雨から保護しようと傘の半分を差し掛けるようにしているからオトーサンの半身はほぼびしょ濡れとなる。

ということで問題はウンチの方だ。確かにラテの身になれば「はいどうぞ」と言われて即排泄できるはずもないし場所や臭いに拘りがある上に路面は濡れており、不用意にしゃがみたくないようなのだ。したがって必然的に時間がかかる…。
なんとかやっと用が済み始末をするわけだが、リードを引きながら傘を差しての作業はなかなかに難しく結局短い間とはいえ後始末しているときにまたまた本格的に濡れてしまう。

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※起床後オトーサンの支度が終わるのを待っているラテ


「それ、帰るぞ」と踵を返してもラテは早足をしてくれない。駆けろとは言わないがいま少し早足で歩いてくれれば濡れる時間も短くて済むわけだがオトーサンがリードを強く引いてもラテはマイペース。それが加齢も含めて体力的に限度なのか、それともメンタル的なものなのかは不明だが、歩けないとすればイライラするだけオトーサンの負けだ。
と言うわけで結局オトーサンとラテは常にびしょ濡れの帰還となるのでありました。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員